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三浦和義容疑者、銃撃事件 殺害 「スポーツニッポン」より

2008年02月27日 23時08分37秒 | Weblog
三浦元社長「サイパンが米国領とは…」

 米ロサンゼルスで1981年に起きた妻・一美さん(当時28)銃撃事件の殺人容疑などで元会社社長、三浦和義容疑者(60)がサイパン島で逮捕された件について、ロス市警が25日午前(日本時間26日未明)、初めて記者会見を行い、2、3年前から本格的な捜査に着手していたことを明らかにした。米検察当局は昨年10月の段階で元社長のサイパン渡航情報を察知。捜査の手は迫りつつあったが、三浦元社長はサイパンが米国自治領だとは知らなかったという。 【ロス疑惑再燃】

 ロス銃撃事件の国内裁判で主任弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士によると、三浦元社長は26日午前、サイパンの司法当局の収容施設から同弁護士の自宅へ2度にわたり電話。「サイパンを米国(自治)領だと知らなかったし、そういう意識がなかった」などと話した。

 ロス市警は会見で「この2、3年で本格的な再捜査に着手した」と明かした。日本で無罪が確定するまで、ロス市警は日本国内での裁判を尊重し、見守らなければならず、03年の最高裁での無罪判決後に再び捜査を始めたのでは、と指摘する声が出ている。

 捜査官によれば、三浦元社長が米国自治領サイパンなどに頻繁に旅行しているとの情報をロス市警が得たことが逮捕への糸口になった。サイパンなどでの逮捕が可能かを検討、米本土に移送できると判断した。

 米検察当局は昨年10月、三浦元社長が同年11月ごろにサイパン島を訪問する可能性があるとの情報を入手。ロス市警はサイパン当局に、元社長が来島した場合は逮捕に協力するよう要請、1988年5月発効の逮捕状のコピーも送付していた。サイパンは米国の憲法や法律の権限が及ぶ米国自治領の北マリアナ諸島に属している。

 三浦元社長は弁護士らの忠告を受けて、米本土はもちろん、グアムにも足を運ぶことはなかったというが、当局が入国を待ち構えていたことを知らず、今月18日に旅行でサイパンへ入国。22日の出国直前に空港で身柄を拘束された。弘中弁護士によれば、元社長はこれまでサイパンへは4、5回訪れていたという。

 三浦元社長は26日、面会した外務省関係者に現地で混乱も起きていることに「迷惑を掛けて申し訳ない」と話した。個室に収容され、シャワーや廊下の散歩などは希望すれば可能。係官の対応を「こちらの言うことを理解しようとしてくれるし、他の人(収容者)と平等に扱ってくれる」と評価していたという。

 27日午前11時(日本時間同10時)から、現地の地裁で元社長の弁護士を公選、私選のどちらにするかの審理があり、本人が出廷する予定。

 ◇おことわり 米ロサンゼルスで起きた銃撃事件で逮捕された三浦和義容疑者の呼称を、原則として初出は「元会社社長、三浦和義容疑者」とし、2回目からは「三浦元社長」とします。米当局の逮捕状に基づき逮捕されているため容疑者呼称を維持する一方、日本では無罪が確定していることを考慮したためです。