四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 瀬谷本郷公園 八重桜 花色変化と雌しべの葉化現象の観察結果(2021/04/10)

2021年04月13日 | 

八重桜の花色変化や雌しべの葉化について、前投稿(2021/04/08,09投稿  4/2撮影)で時間

経過後に再度観察しようと思い、今回は1週間経過後の変化の様子を見ようとやって来ました

御衣黄(ギョイコウ)です 開花後は淡い緑色で、徐々に黄緑から黄色に

変化していき、やがて中心部が赤く染まっていくのが御衣黄の特徴です

写真は多くの花びらの中から、開花直後の淡い緑の花を選んで撮影しました

花びらを見渡すと、花の中心部が赤くなっている花が多くあります

そして、花びらに沿って赤い筋が出来ています 開花後10日程では全て赤い筋が

出来ていませんが、更に経過すると全ての花びらに赤い筋が出来るのでしょう

これだけの経過観察で、赤い色変化があるのが御衣黄だと分かりました

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普賢象(フゲンゾウ)です 雌しべの葉化がありますかどうか?

ありました~花の中央に緑色の葉が出ています 葉化現象です

花を眺めると、花の中央に緑色の葉が2本出ています 1本と2本とがあるようです

他の花を眺めると、中央に緑色の葉化雌しべが見られます

開花後10日程ではっきりと葉化現象がみられるました

すぐ隣に柳のような八重紅枝垂れです すっかり新緑になっています

あのステキな枝垂れ桜の面影はありません

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松月(ショウゲツ)です 開花時の淡い桃色が残っています

見渡すと紅色も残っているが多くは淡いピンク色に変わっています

白い花も多く見られます 「松月」は開花時は淡い桃色で次第に白くなるようです

公園の広場外周の桜並木です 左の濃い紅色は「関山」で、時計の右側が「一葉」

で葉桜になっています 関山も一葉も普賢象と同じく葉化メシベがありました

★「普賢象」と同じく葉化メシベを有する園芸品種は、「関山」、「一葉」、「松月」

などがあるそうです

今回は公園内の八重桜を一通り見て回り、品種毎の花色変化や葉化現象が見られ参考になりました

★参考までに、植物の進化について、検索中に

『八重咲きの植物は、雄しべが花弁に変化したと考えられていますが、フゲンゾウでは、いくらか雄しべが残っています。また、雄しべや雌しべ、そして花弁や萼は、進化の途上で葉から生じたと考えられています。この意味において、フゲンゾウの葉化した雌しべは、植物の進化を彷彿させる興味深いものといえましょう。

  • 葉や花の芽の元となる細胞の集まりを元基と呼んでいます。元基が葉になるか花になるかは、細胞の中でどの遺伝子が発現するかによって決まります。花になるまでの遺伝子の発現段階は幾つもあり、葉になる場合も花になる場合も、途中の段階までは同じ遺伝子が順番に発現しています。

このため、1つの遺伝子が変わったり、無くなったりするだけで、花が葉のようになったり、雄しべが花弁になったりすることが、幾つかの植物で実験的に確かめられています。

  • 生物の進化は、元を正せば遺伝子の変化です。フゲンゾウの雌しべの葉化は、進化現象の裏付けの可能性を秘めているのです。』

との説明がありました

東の入り口には大きなハナミズキが満開でした

 

 

 


・「 里山ガーデンフェスタ 2021」 見て来ました(2021/04/03) 

2021年04月12日 | 花 1

Garden Necklace YOKOHAMA 2021

春の里山ガーデンフェスタを見て来ました ウエルカムガーデンがお迎えです

森の空中散歩道を抜けて、花の見晴らしデッキより眺める「斜面に広がる大花壇~」

写真は大花壇の東側部分です、桜が咲いていてステキな花壇が一望できます

大花壇の中央部分の眺めです

右手の階段を下りて、花壇の順路に沿って見ていきます

既に多くの方々で賑わっています

すぐ目の前に素敵な花壇が広がっています

九十九折りになっている順路を通り、上段花壇より黄色のチューリップを眺める

多色のチューリップが華やかです 見晴らしデッキが下に見えます

満開のチューリップが花壇の主役でしょうか 一際目立ちます

チューリップと桜に囲まれています

色~色々~光に透かして眺める最高のシーンです

背の赤いピンクのお花~

ピクニック広場では、多くの方が桜の下で楽しんでいます

蜜にならずに最高の春の一日です

大花壇にはチューリップの他、パンジー、ビオラ、ネモフィラ、金魚草、

ラナンキュラスなど所狭しと沢山植えられ、パンフレトの花の写真で名前を

見たりして、春の一日を楽しく過ごしました

★里山ガーデンフェスタの期間は3/27~5/9です

正面広場には、案内所、休憩所、キッチンカーなど用意されています

★ガーデンネックレス横浜2021は、里山ガーデンの他、みなとエリア(MM21)、

横浜駅周辺エリア、新横浜エリア、の他、横浜市内18区で花や緑で彩られます

期間:3/27~6/13 です

 

 

 

 


・ モミジのピンクのヘリコプター (2021/04/06)

2021年04月10日 | 樹木

庭の大きなモミジの下のテーブルで、コーヒーを飲みながら春の陽射しを楽しんでいる時

ふと見上げると赤い可愛いピンク色のヘリコプターが目についた

ヘリコプターは過去に沢山見ているのですが、この小さなヘリコプターは

陽射しを浴びてピンク色になっている コーヒーを中断し急ぎ撮影しました

とても小さなヘリコプターです この時期に出来るとは思ってもいませんでした

ピンク色しています ちょうど生まれたばかりのようですね

よくよく見上げると沢山出来ている 少しの風にもゆらゆら揺れてとても撮り難い

ついでに小さな花も撮ってみましたがピントが甘く全てボツでした

パチパチと沢山撮影した中で選び出しました

この双葉のモミジは、一昨年の暮れに拾い集めた枯れた

ヘリコプターを小鉢に蒔いておいたら、翌年の春に

可愛い芽を出したので、その折に記念に撮った1枚です

ピンクのヘリコプターを投稿するので参考用に出しました

 

 

 


・ 瀬谷本郷公園 いろいろな八重桜 ② (2021/04/02)

2021年04月09日 | 

前投稿の続きです 瀬谷本郷公園の北口の花壇です

広場外周の桜並木を見て回ります お昼頃から青空になって来ました

一葉(イチヨウ)です  東京の公園等で良く見られる八重桜です

枝はやや斜め上をめがけて伸びる落葉広葉高木で、開花は4月中旬~下旬

開花の初めは淡いピンク色、後に白色になる 花の中心から1mm程の細い

緑色の変わり葉が出ることからこの名がある

関東地方で多く見られ、総理大臣主催の「桜を見る会」の主役はこの桜です

関山(カンザン)です 八重桜の代表的な品種です

開花は4月中旬~下旬にかけて新葉と共に開花します 花はまだ無いかな?

ありました、太い幹の下の方で咲いていました 紅色の八重桜

傍から茶色味のある若葉が出ていました

大山桜です 野球場の柵近くに咲いています 「大きな山桜」という意味だそうです

丹沢の大山の麓にある大山桜はなんと樹齢400年!! 大山桜を巡るハイキング

コースは1.8km 1時間で、伊勢原観光案内に出ています

大山桜は一重咲き、花は中輪、開花時期は4月上旬、落葉高木

公園の広場外周の桜は八重桜ばかりかと思っていたら、大山桜は一重の桜でした

さくら通りを振り返りながら引き上げます

今回の八重桜のブログ作成に当たって、パンフレット「瀬谷本郷公園の桜」を

参考にしました

★日本国内で多い八重桜は、関山一葉普賢象八重紅枝垂れ、が代表的品種で

又、八重桜はソメイヨシノに比べて開花が1~2週間遅い為、ソメイヨシノが

散るのと同時期に開花を始めます

★開花直後は緑色の花「御衣黄」が徐々に黄色に変化し、やがて中心部が

赤く染まっていくそうで、近い内にその変化を見に行って来ます

今迄ソメイヨシノが満開の折には桜の撮影に多く出掛けましたが、

今回の八重桜の開花や色の変化を知って、大変参考になりました

 

 

 

 


・ 瀬谷本郷公園 いろいろな八重桜 ① (2021/04/02)

2021年04月08日 | 

横浜市瀬谷区にある「瀬谷本郷公園」です 八重桜の木が多くあり予てより

一度は行って見たいと思っていた所です そして桜の木に名前の名札が付いていて

漫然と写真撮影するより、桜の名前を知って撮りたかったので、やって来ました

上の写真は広い広場にある満開のソメイヨシノです

 

東側の入り口より桜通りに沿って、名札の付いた桜を順番に撮っていくことにします

大島桜です、広場のソメイヨシノと大島桜以外は八重桜ですので開花が遅いです

オオシマザクラは日本の固有種で、日本に自生する10種有るサクラ属の1つ

伊豆七島、伊豆半島および房総半島を原産とする桜、一重咲きで大輪、5弁花です

ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)です エドヒガンから生まれた園芸品種です

天気予報では終日晴れ予報でしたが、青空でなくて残念です

 

細長い枝が滝のように垂れ、淡紅紫色の八重の花が

枝垂れる姿は非常に美しく魅了されます

ギョイコウ(御衣黄)です 緑色の珍しい八重の桜です

 

枝先に固まってポンポンと丸くなった花が垂れ下がります

ここに御衣黄が3本並んで植栽されています

開花直後は淡い緑色で徐々に黄色に変化して行き、やがて、中心部のピンクが

濃くなり、更に花弁の中心に紅色の筋が入るのが特徴です たまたま写した

上の写真の花の1つに紅色の筋が入っています 変化に興味が湧いてまた撮影に来よう

フゲンゾウ(普賢象)です 八重の大きな花で、花の中央にある「変わり葉」を

象の鼻や牙に見立てて命名された

花弁は内側白く、外側がピンク色のため、全体として淡いピンク色に見えるが

開花時の花は真っ白です 赤紫がかった茶色の若葉が開花と共に展開する

花の中央の変わり葉が「普賢菩薩」が乗る白い象の鼻になぞらえてフゲンゾウと名付けられた

ショウゲツ(松月)です オオシマザクラを母として生まれた栽培品種の

サトザクラ群の桜で日本原産の八重桜です

大輪の八重咲で淡紅色、花は最初は淡桃色で次第に白色になる

可愛いくて美しい八重桜として人気があるそうです

続いて公園広場の外周の桜を見て回ります 次回②に続きます 

●サムネイル表示の名札はクリックすると大きく表示されます

●八重桜は全般にやわらかくふわふわとしてとても美しく感じられます

沢山の品種があり、名前だけでは覚えられないが、写真に撮ったり

特徴を知ってメモに書いたりしていると、いつの間にか愛着を

感じられて、名前と花姿が思い出せるようになり楽しくなるでしょう

●桜の木は品種が多くて名前が分からなくて困りますが、横浜の鶴見の

神奈川県立三ツ池公園は桜の名所で、園内マップに桜の名前が記され

また桜の木には名札がつけられていて、とても分かりやすいです

 

 

 

 


・ 庭梅に小さな実ができました (2021/04/06)

2021年04月06日 | 

庭梅の満開の花びらが散って、青葉が顔を出し新緑の季節となってきました

今日は珍しく覗いて見たら、小さな小さな青い実が沢山出来ています

小さな実の先にはまだめしべの残りが付いています

一昨日の風雨で洗い流され絶えて忍んだ実です 大きさは4~5mm程です

5月には丸く可愛らしくなり、6月には実が大きく成長し

赤く色付き始めます 大きな丸い赤く色が付いた頃が一番ステキです

今年3月に開花した折の庭梅のブログは こちら 

 

 

 


・ 引地台公園 桜が満開です (2021/03/31)

2021年04月05日 | 

引地台公園の正面入り口より入ると真っ赤なチューリップが歓迎してくれました

大和市を代表する総合公園で、温水プール、野球場、野外音楽堂など楽しめる公園です

桜ロータリーでは公園の主役が満開です

大和市民まつりの折は沢山のマーチングパレードがこの目の前を行進します

広場の桜も満開のようで、桜の木陰では沢山の方々が楽しんでいるようです

芝生広場の桜並木も満開です

ステキな満開の桜に近づきアップで撮影しました

桜の外周には散歩道があって、ここからの眺めもすばらしい

温泉プール近くの桜~ 蜜を避けて楽しんでいます

芝生広場の大木の下では多くの方々が木陰を求めて集まっています

芝生広場では親子連れが楽しそうに遊んでいて、のんびりとした優雅な雰囲気です

引地台公園のマップです クリックで拡大します

公園の広場を一回りした後、近くの桜の森へ移動します

引地台公園の正面入り口を出て左の方向へ、大下さくら橋を渡ると左に

桜の森が見えてきます 5分ほどで着きました ここも満開です

中央の通りを入って行くと左の斜面では楽しんでいる人たちがいます

大きくもない桜の森ですが、手入れが良く楽しめる場所です

老木の下の方から出てきた花をパチリ~

出会う人も少なく、ここは桜の穴場ですね

昨年の紅葉の折は、すばらしい紅葉を楽しみました

紅葉の時のブログは こちら

 

 

 


・ 大和千本桜 すばらしい桜並木 (2021/3/31)

2021年04月04日 | 

毎年大変賑やかなこの場所も今年は人が少ないですね

引地川の右岸を桜見ながら、撮影しつつ上流に向かって歩きます

さくら祭りの折は土手の斜面いっぱいに人が集まって賑やかになりますが

かなり散っているようですが、見上げると満開です

老木が満開に咲かせ、すばらしい風景が続きます

散り始めたようで至る所花でいっぱいです

川に枝垂れる風景がカメラマンたちを集めていました

ステキな風景が延々と続きますが、この辺りで折り返します

今年はコロナ禍で祭りが中止になりました、来年は平時になって

楽しいさくら祭りを期待しています

桜の土手には沢山咲いていました

 

 

 

 


・ 泉の森 桜満開です (2021/3/27)

2021年04月02日 | 

ふれあいの森では桜満開でしたので、気を良くして泉の森へやって来ました

しらかしの池の南側入り口の車道側金網フェンスから覗くと予想通り満開です

満開の桜に挟まれた展望デッキは賑わっているようです

土手の桜並木より眺めると池の「ふれあいステージ」も人でいっぱい~

土手の下へ下りて桜並木(ソメイヨシノ)を見上げます

対岸の桜(ソメイヨシノ)も満開です

しらかし広場より眺める土手の桜並木

しらかし広場よりふれあいステージと満開の桜

しらかしの家へ行く坂道の正面のヤマザクラは満開です

近づいてアップ撮影~花と一緒に葉っぱも顔を出すのがヤマザクラの特徴ですネ

放水路の柵に沿って狭い道を行きます ここでは池に枝垂れる風景が素敵です

おっとビックリ~こりゃー面白い~急いでパチパチ・・・

放水路の対岸の柵の上にリードの付いた猫が乗っています、そこへ大型犬を連れた

おじさんが猫の下へ座らせて写真を撮ろうとしましたが、猫が嫌がって応じません

猫の飼い主さんが猫を抱き上げ柵に座らせましたが飛び降りてしまいました

結局面白風景は撮れませんでした

今日は幸い青空で、桜が満開でしたので最高の撮影日和でした

 

 

 

 


・大和 ふれあいの森 桜並木が満開です(2021/3/27)

2021年04月01日 | 

大和ふれあいの森の桜並木が咲き誇るチューリップと共に満開です

チューリップと桜並木のコラボがステキです

引地川に架かる東ケ里ふれあい橋の上からの眺めです

桜並木を見上げると、コロナなどどこ吹く風と青空に咲き誇っています

桜並木の散歩道を桜を楽しみながら散歩しています

満開の桜の下の散歩は今だけの楽しみです

先日まで満開だったオオカンザクラが今はもう新緑に、時の流れを感じます

上の車道より俯瞰しました すばらしい桜並木風景です

桜並木振り返って見ました この場所で水彩画を上手に描いている方がいました

ふれあいの森には多くの桜があり、果樹園の周辺も満開です

大和駅プロムナードでは源平桃が見頃になっていました

そばを通り掛かったご婦人達は「あら~ステキな色合いですね~」と

しばし楽しんでいました