2015年9月13日 越中おわら節 風の盆 (上大岡)が行われた
横浜市港南区の文化センター「ひまわりの郷」にて
「第24回 わくわく上大岡まつり」で、越中おわら節のステージ踊りが披露された
越中おわら節同好会のの皆さんによる
まつりの挨拶の後、すぐに始まった
ステージがライトアップされると会場は瞬時に静かになった
左手よりマイク片手に女性が出てきて、暫らくはステージ左手で謡っていたが
やがてステージの中央に立った
終始透きとおるようなか弱そうな細い声で謡った
満席の会場は静まり返り、唱に聞き入っていた
静まり返ったなんとも言えぬ雰囲気の会場が、遠く越中を思わせる雰囲気となった
三日月とおわら節風の盆のタイトル~薄紫のバックがとてもステキに見えた
謡い手が右手に隠れると、入れ替わりに左手より
胡弓を弾く方が出てきて、物悲しいしかも優雅な雰囲気を演じた
ステージを左手や右手に移動はするが、特に大きなジェスチャーは無く
真剣な表情も終始変えることもなく、一心に胡弓を弾いていた
途中から三味線の方や胡弓の方が出てきて、輪になって一緒に弾いていた
先程の方の着物が他の方と違うから、胡弓奏者の先生か・・・
聞いているとおわら節の音楽なのだろうが、何故かもの哀しげなメロディである
入場前の受付でステージの撮影はOKですと聞いたが、物音一つ立てずに静まり
返っている中で撮影はいささか気が引けたが止む無く撮影した
先程の胡弓や三味線の方達がステージの右手に移動するや
続いて女性の踊り手が出てきて、輪になって踊りを披露した
胡弓や三味線をバックにおわら節を唄う~ 男性唄い手や女性唄い手が
代わる代わるに唄うが高音の声なので男性だか女性だか区別が難しい
また、右手の暗いステージの端での唄い手や奏者の方を地方(じかた)と言うそうだが
舞台中央で派手な浴衣で静かに踊るおわら節の全くの裏方とも言える
輪になって静かに踊る 物腰の柔らかい静かな踊りだ
『 仇やおろかで 添われるならば 神にご苦労は オワラ かけやせぬ 』
胡弓と三味線の音色に合わせて踊りは続く」
男性の踊り手に入れ替わり、力強い踊りが披露された
こうしてペアーになって踊れるのも、遠く越中八尾では年に一回の事だろうか
力の入った男踊りが披露されたが、やはり女性の踊りの方がおわら風の盆らしい
30分程であったが楽しく見せて頂いた
越中おわら節同好会の皆さんに感謝である
今日のはその趣を全く異にする
ここ上大岡では毎年行われているようだが
今回始めて楽しませていただいた
2015、9、13 上大岡「ひまわりの郷」にて
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