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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ウラシマソウ・浦島草

2019-04-11 | 自然
ずっと前に図鑑を見て、おもしろい植物があるんだなーと思っていました。

昨日、家の裏の明るい斜面の、竹林の脇、
栗の木の下で、特徴のある葉を見て、
もしや、と思いつつ近付いてみれば、
花も発見。
図鑑で気になっていた「ウラシマソウ」でした。
周りの笹など少しづつ刈り取ると、
なんとウラシマソウの群落が現れました。

タンポポやバラやサクラが花の姿、と思っていると、
このサトイモ科テンナンショウ属の花は異次元の花です。

サトイモ科の花は、里芋の他、コンニャクやミズバショウやザゼンソウや、
観葉植物のカラーやモンステラ、アンスリウムなど個性派ぞろい。
なかでも、テンナンショウ属は風変りで、
雌雄異株ですが、
成長や栄養によって性転換するそうです。
赤い実や根茎に毒があるので要注意です。

ウラシマソウは各地で絶滅危惧種などに指定され保護されています。
理由は、主に、自生のものが掘り取られて荒らされて減ってしまった、
からだそうです。
野生のものはとても少なくなっているそうです。

浦島草の名の由来は、
花(仏炎苞)の先から延びる長い糸状のものを、
釣り糸に見立てています。
50センチ以上になるものも、本当に長い!
なぜ?こんな風になったのでしょう?

ちなみに、
学名はArisaema urashima

コメント (2)
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大きな池と小さな池を見に

2019-04-09 | 自然
私が住むこの地域には池があります。
大きな池が一つ(斎宮池)と、小さな池が点々とあります。
大きな池は、安土桃山時代に築造されたそうです。
今は、調整池として整備され、渇水時に利用されるそうです。

地図で見ていましたが行ったのは初めて、
なんと、自転車で10分くらいで到着しました。

(向う側のこんもりした山は池の中の島です。)
護岸整備されていない時に見てみたかったと思います。
(アースダムとしての整備の完成は2010年ころだったそうです。)

下の2枚の写真は斎宮池の脇にある小さ池。
手前は道路ですが、3方は山に囲まれ、
岸辺も自然のままで、昔は斎宮池もこんな感じだったのかなと思わせます。
山は春色のパッチワーク、所々の濃い緑が常緑樹の存在を示しています。




近所の人が、ワラビを摘みに池まで行ってきたとよ、言っていました。
もちろん徒歩で散歩ついで、です。
近所のお年寄りは、皆健脚で、姿勢も良くて元気いいのです。
私も負けないように鍛えなくちゃ、
それなのに、私がどこにでも自転車に乗っていくというと驚かれます。
自転車というのは、小中高校生が乗るものと思っているような・・・
免許が取れる年齢になったらすぐに取るのが当り前で、
どの家にも軽自動車と普通車と軽トラックなどがあるのです。
でも、私は自転車がいいなー。
春風を全身で受けて走るのは最高です。

ところで、写真で見ると、かなり山深く見えますが、
実は池の周りの山でも標高50メートルくらい、
我が家のあるあたりは海抜30メートルくらいなので・・・
要するに、この辺りはめっちゃたいら、
なので、これ位の標高でも、山っぽいのです。
自転車で全然OKです。



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かえるくん

2019-04-07 | 自然
思わず「かえるくん」って呼びたくなります。
しっかりと、竹をつかんでいます。
かわいい!


りりしい!
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旅回りの一座

2019-04-04 | Weblog
NHKのアーカイブ「新日本紀行」の世界だと思っていました。

旅回りの「伊勢太神楽」!
毎年、この村にやってくるのです。

笛を吹く人を先頭に、獅子と、太鼓の付いた車を引いて、
総勢6名の一座でした。

賑やかな笛や太鼓、獅子舞などを奉じ、お札を配ります。
伊勢参りに行けない人たちにとって、
代わりになるものだった、そうです。
かつては、曲芸などもあり、
娯楽の要素もかなり含まれていたようです。

笛の音を聞きつけて近所の人が出て来て、
頼むと、玄関先や庭で2匹の獅子の舞をやってくれます。
我が家は、今年は準備してなかったので、
パスしましたが来年は頼んでみようと思います。



2匹の獅子に2人ずつ入って、
御祝儀の額に応じた舞を舞ってくれます。
最後にその家の家族の人の頭を獅子が軽く噛んで終わりです。
そしてまた、速足で次の家へと急ぎます。

桑名が主な本拠地らしいです。
ここ、明和町は桑名からは相当遠いですが、
もっとずっと遠く、東海、中部、近畿、
中国地方にまで出かけていく一座もあるそうです。
今では全部歩くわけではなく、どこかに小さなトラックが停めてあるそうですが、
私には見えませんでした。

山奥の村にも、小さな海辺の漁村にも、
神楽のくるのを待つ村があり、
毎年毎年、途切れることなく訪れる、ってすごいことです。
重要無形文化財となっています。

昭和の高度成長期に、
江戸時代から長くずーっと続いてきた様々な伝統産業や伝統的な行事は、
急速に消えてしまいました。
受け継がれているものは本当にごくわずかです。
何とか火を消さないようにしてほしいと思いますが・・・
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椿

2019-04-03 | 自然
椿の花期は長いなー、
樹によって少し咲く時期に違いはあるものの、
梅が咲くより前から咲き続け、
梅はもう散って、
地面の様子もすっかり変わったのに、
まだたくさん蕾が付いています。
花は、小さくなるわけでもなく、大きくなるわけでもなく、
最初の花と同じように咲き続けています。

3色の椿が咲く樹の下。


ヤブツバキもまだまだ。


黒椿も美しい。
実際はこの写真より紫がかっていて深みがある色です。


芯がない椿。



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元号

2019-04-02 | Weblog
元号とは無関係に生きていきたい。
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新芽

2019-04-02 | 自然
まさに木の芽時。
柿の木です。

栗の木です。
ハナアブがとまっています。

イチジクです。

キーウイです。
ここにも小さな虫が訪れています。

やったー、シジミチョウの写真が撮れました。
ヤマトシジミ?
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葉虫

2019-04-01 | 自然
深泥池で水面を覆うジュンサイの葉を
ハムシ(ジュンサイハムシ)が食べ尽くすのを見てすごいなーと思っていました。
ハムシはとても種類が多く、
葉を食べている虫を見ると、君もハムシ?と思ってしまいますが、
本当のところは分かりません。

かわいいナナホシテントウムシを追いかけていたら、
一回り、いかつくて、強そうな赤と黒の虫を見つけました。
触角の太さと、
足の長さがテントウムシとは全然違います。
もしかしてカメムシ?と思ったけれど、
葉を食べているみたいだし、形も違う、

調べてみたら、「イタドリハムシ」でした。
まさに、スイバを食事中でした。

この虫はスイバやイタドリやギシギシを食べるのだそうです。
スイバはヨーロッパではソレルなどとと呼ばれ、
結構よく食べるみたいで、
肉や野菜と一緒に、あるいはスープなどにもするそうです。
美味しいのかな?
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