エゴノキ
2023-05-12 | 自然
5月はなんていい季節なんだろう!
暖房も冷房も要らない、
風の中に花の香り。
まだ蚊もいない。
緑がキラキラ目に沁みる。
エゴノキ、満開!
ウキペディアで「エゴノキ」の項を読んでいたら、
興味深いことが書いてありました。
昔、子どもたちは、この花を「せっけん花」とか「シャボン花」などと呼んで泡立てて遊んだそうです。
エゴノキには有毒なエゴ・サポニンが含まれているので、
遊んだ後、その手を口に入れたりすると危険、と書かれていました。
エゴノキの名が、苦みを表す、「えぐい(えごい)」からきていることを思えば、
昔の子どもたちは、口にすれば毒があることを知っていた、のではないかと思います。
昔の人の自然を見る眼、知恵は、今は想像もつかない程深く、詳しかったと思います。
そうでなければ生きられなかった、としみじみ思います。
(実験)エゴノキの花に水をかけて揉んでみた。
拾った僅かの花で、しっかり泡立った!
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