日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

古書の来歴

2010-08-17 | 本=心の糧
原題『People of the Book』

ジェラルディン・ブルックス著←オーストラリアの人。


この本はフィンランドのTさんに勧められたものです。
どういういきさつでこの本がいいよ・・・ということになったのかは思い出せないのですが、勉強会の折に話題になったのだと思います。


原題から邦題を調べて、図書館に予約してから2ヶ月たって・・・何を頼んでいたのか忘れてしまった頃ようやく借りられました。結構予約が入っていたみたいです。


これはミステリーの分野に入るのだと思いますが、宗教がからんでいるから重い。
このテの本では『ダヴィンチ・コード』を思い出すけど、歴史的背景が重すぎる分こちらの方が複雑で難しいかな。ユダヤ迫害の歴史が軸だけに・・・。
(あ、『薔薇の名前』よりは理解しやすい気がした。これは途中で挫折したから・・・。)


Tさんはラブストーリーだと言っていたような気もしますが、そうは思えない展開でした。

ユダヤ教の古い本 (この本は実在するそうな)をめぐる小説で、500年という時代の流れをさかのぼりながら、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教がドラマチックに(というより生々しくかな)、関わってくというか・・・。

結構読んでいてつらい部分もありましたが、「謎解き」的な部分が読み手にしかわからないつくりがおもしろかったです。

こんな読みごたえのある本をまた教えていただきたい・・・。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぜひ私も (tintin)
2010-08-17 21:45:51
明日、図書館で探してみます。
楽しみだなー。
(何も図書館でなくても...?)
宗教がらみの話をしたのでしたか?私も思い出せなくて。
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なぜか (marie)
2010-08-17 23:15:41
思い出せないんですよ。 この本がなぜ勧められたのか。
ぜひ読んでください。 

図書館OK(笑) 

私ももう一度読みたい・・・けど、ちょっと怖い。 
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おひさ〓 (p)
2010-08-17 23:58:16
感想送りましたか?
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ひとことだけど (marie)
2010-08-18 09:07:13
感想を書きました。 

Pさまも読んでみてください。 

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