平山郁夫画伯の絵画「豁然開朗(かつぜんかいろう)(津田の松林)」にも描かれている「津田の松原」。
1月最初の週末に行ってきたので、ご紹介したいと思います
一般的には津田の松原と呼ばれていますが、ここは琴林公園(きんりんこうえん)というところです。
江戸時代の初期に石清水八幡宮(現・津田石清水神社)の防風林として植えられたのが始まりとされています。
マンホールにも松が描かれていました
ユニークなのがこの熊手。「わたしを5分使って下さい」と書いてありました
みんなで掃除してきれいにする大事なことですよね
どなたかがきれいにしてくださっていたので、我々は次回行ったときに使わせていただきます(ごめんなさい)。
海の方へ向かって歩いていたら、朱塗りの橋がありました。
後で知ったのですが、実はこの橋には2つ名前があるようです。
海に向かって行くときは「願い橋」(左側の写真にもそう書いてありました)。
逆に海から戻ってくるときは「叶え橋」というんだそうです(写真撮りそびれました)。
ここの海、夏は海水浴客で賑わうんだそうです
ここでは樹齢600年を超える老松をはじめ、根上がり松なども見ることができます。
松の写真を撮っていたら、犬が寄ってきましたよ
それにしても、本当に見事な松です
先程の犬は2匹でお散歩中だったんですね~かわいいなぁ
公園の近くにある津田石清水神社にも寄ってみました。
ここの手水舎の水口、なんと蛇口になっていました
そして珍しいことに、ここの狛犬は高麗犬ではなく「日本狼」なんだそうです
確かに一般的な狛犬と少し雰囲気が異なりますよね。
帰りに道の駅に寄ったら、「白下糖(しろしたとう)」が売られていました。
白下糖は和三盆ができる前のもの。白くなる前の段階ということからその名がついたそうです。
和三盆の原料となるサトウキビは背丈が2m弱の「竹糖(ちくとう)」というもので、沖縄のものと比べると小さめの品種だそうです。
この竹糖の搾り汁を煮詰めて作られるのが白下糖です。
搾り汁は酸性なので、煮詰めていくだけでは水あめ状になるだけなんですね。結晶化するためにはアルカリ性のものが必要です。
沖縄では黒糖作りに石灰を用いますが、こちらでは瀬戸内の牡蠣の殻の灰を使うんだとか
この後、白下糖を研ぎぶね(盆)の上で練ってまろやかにし、重石で加圧して糖蜜分を抜く作業をします。
この作業を三度繰り返し行うことから「和三盆」といわれるようになったそうです
白下糖、写真で見るとパリッとしてかたいように見えますが、水分が多くスプーンですくうことができます。
普通の砂糖と同じようにお料理などに使います。一般的な黒糖のような強いクセがないので、こちらの方が使いやすいですね
今のところ私のお気に入りは、プレーンヨーグルトに混ぜて食べるのと、ルイボスティーを飲むときに加えるという使い方
煮魚に使うと美味しいと聞いたので、今度試してみようと思います
水を大切にするお土地柄なのかな?!
海に向かう橋の名前がなんだかロマンチックね~。
こまりちゃんが見た二匹のわんちゃんが
狛犬になったみたいだったわよ~。
加えて衛生上の問題から、こんな形になっているのかな、と思います。
橋の名前、なかなかいいですよね~。
景色もとてもキレイでしたよ☆
言われてみると、あの2匹の犬は狛犬と似てますね~。
気がつかなかったですわ!