ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

津田の松原

2013-01-17 | おでかけ

平山郁夫画伯の絵画「豁然開朗(かつぜんかいろう)(津田の松林)」にも描かれている「津田の松原」。

1月最初の週末に行ってきたので、ご紹介したいと思います

一般的には津田の松原と呼ばれていますが、ここは琴林公園(きんりんこうえん)というところです。

江戸時代の初期に石清水八幡宮(現・津田石清水神社)の防風林として植えられたのが始まりとされています。

マンホールにも松が描かれていました

ユニークなのがこの熊手。「わたしを5分使って下さい」と書いてありました

みんなで掃除してきれいにする大事なことですよね

どなたかがきれいにしてくださっていたので、我々は次回行ったときに使わせていただきます(ごめんなさい)。

海の方へ向かって歩いていたら、朱塗りの橋がありました。

 

後で知ったのですが、実はこの橋には2つ名前があるようです。

海に向かって行くときは「願い橋」(左側の写真にもそう書いてありました)。

逆に海から戻ってくるときは「叶え橋」というんだそうです(写真撮りそびれました)。

ここの海、夏は海水浴客で賑わうんだそうです

 

ここでは樹齢600年を超える老松をはじめ、根上がり松なども見ることができます。

 

松の写真を撮っていたら、犬が寄ってきましたよ

それにしても、本当に見事な松です

 

先程の犬は2匹でお散歩中だったんですね~かわいいなぁ

公園の近くにある津田石清水神社にも寄ってみました。

ここの手水舎の水口、なんと蛇口になっていました

 

そして珍しいことに、ここの狛犬は高麗犬ではなく「日本狼」なんだそうです

 

確かに一般的な狛犬と少し雰囲気が異なりますよね。

帰りに道の駅に寄ったら、「白下糖(しろしたとう)」が売られていました。

 

白下糖は和三盆ができる前のもの。白くなる前の段階ということからその名がついたそうです。

和三盆の原料となるサトウキビは背丈が2m弱の「竹糖(ちくとう)」というもので、沖縄のものと比べると小さめの品種だそうです。

この竹糖の搾り汁を煮詰めて作られるのが白下糖です。

搾り汁は酸性なので、煮詰めていくだけでは水あめ状になるだけなんですね。結晶化するためにはアルカリ性のものが必要です。

沖縄では黒糖作りに石灰を用いますが、こちらでは瀬戸内の牡蠣の殻の灰を使うんだとか

この後、白下糖を研ぎぶね(盆)の上で練ってまろやかにし、重石で加圧して糖蜜分を抜く作業をします。

この作業を三度繰り返し行うことから「和三盆」といわれるようになったそうです

白下糖、写真で見るとパリッとしてかたいように見えますが、水分が多くスプーンですくうことができます。

普通の砂糖と同じようにお料理などに使います。一般的な黒糖のような強いクセがないので、こちらの方が使いやすいですね

今のところ私のお気に入りは、プレーンヨーグルトに混ぜて食べるのと、ルイボスティーを飲むときに加えるという使い方

煮魚に使うと美味しいと聞いたので、今度試してみようと思います


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2 コメント

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Unknown (junjun)
2013-01-22 11:46:44
手水が蛇口なのが面白いね!
水を大切にするお土地柄なのかな?!

海に向かう橋の名前がなんだかロマンチックね~。

こまりちゃんが見た二匹のわんちゃんが
狛犬になったみたいだったわよ~。
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>junjunさま (こまり)
2013-01-22 13:04:59
水を大切に・・・確かに香川県は「水不足の県」ですから、それが理由かもしれませんね。
加えて衛生上の問題から、こんな形になっているのかな、と思います。

橋の名前、なかなかいいですよね~。
景色もとてもキレイでしたよ☆

言われてみると、あの2匹の犬は狛犬と似てますね~。
気がつかなかったですわ!
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