記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

1970年代の福岡音楽ミニコミ誌「MUSICS福岡」

2024年08月23日 22時40分46秒 | 福博まちの記憶

2024(令和6)年4月に入手した音楽情報ミニコミ誌「MUSICS福岡」。1974年から1976年にかけて発行されていた福岡の情報誌の先駆けのひとつ。シティ情報ふくおかより2年近く前に創刊されている。

編集発行人は大薗哲夫さん。執筆陣も竹内出(たけうちいづる)さんや松井伸一さんら、当時FMやAMラジオで活躍していた方たち♫ラジオっ子だった私が憧れた方々だ。あれ、大園さんってまだお元気なんだろうか。

当時福岡で流行した洋楽ポップスや地元バンドの情報も満載!新天町で盛業中のミュージックプラザ・インドウの印藤さんの「ヨーロッパで見たレコード店」など、レポート記事も多く、当時の福岡の音楽事情全般が伝わってくる。デビューしたばかりの甲斐バンドをはじめ、ライブ喫茶照和から羽ばたいたチューリップなど、地元出身アマチュアのニューミュージックやフォークソング、ロックグループの情報や紹介も多い。

さらには「変わりゆく天神」「新幹線博多駅」など、まちの変化に関する写真記事もある。1970年代前半に発行されたミニコミ誌は「Tessy」など数多いが、いずれも数巻出しただけで消えていった。シティ情報ふくおか発行以前のエンタメ情報…かなり貴重だと思うけど、全巻揃っている図書館とかあるんだろうか。記事も読んでみたいし、9月は福岡ミュージックマンスだし、少し調べてみよう。

FUKUOKA MUSIC MONTH|福岡ミュージックマンス

天神の過去と今をつなぐ(西日本新聞meの過去26回連載

・にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)


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