
ここ数日、新天町のサンフカヤさんで待ち合わせして、珈琲いただきつつの仕事の打ち合わせが続いています。打ち合わせが上手くいくと、私的ゲン担ぎもあって西鉄福岡駅の「やりうどん」に立ち寄ることも多いのですが、先日久しぶりに伺うと店構えも「博多やりうどん」と新しくなってメニューも少し変わっているようでした。今年開業50周年になるのを機に昨年末リニューアルしたそうです。
いつもはごぼう天うどんをいただきますが、この日は「名物やりうどん」。なんとごぼう天が丸一本(笑)、その下に丸天と柔らかフワフワの博多うどん。まさに究極のごぼう天、満足の一杯でした。
やりうどんの1号店は折尾駅構内だったとの事ですが、元々は平和台球場が昭和33年に改装された際に場内に設けられた喫茶ラウンジ「プラザ」で人気だったうどんを独立展開したもの。店名も平和台球場の場所にちなみ、母里太兵衛の名槍「日本号」から取ったと聞いています。うどん鉢から大きくはみ出たごぼう天は長さ32cm!まさに日本号のイメージなんでしょうね。
取材を受けたり仕事の依頼をいただいて初めて顔合わせをする際、私はお会いする場所を決めています。ジンクスというか、場のチカラというか、ココで会うと案件がうまく進む縁起のいい場所があると思うからです。私の場合、博多駅界隈ではずっと博多都ホテルの喫茶ラウンジでしたが、昨夏から解体建て替えとなり、代わりの縁起のいい場所をまだ見つけられずにいます。例えばブラタモリ(#18 福岡と鉄道編)の打ち合わせにも使わせていただきました。
サンフカヤさんでは拙著「西鉄ライオンズとその時代」執筆編集時に監修をお願いした元西鉄ライオンズ捕手の故・和田博実さんとの打ち合わせに使わせていただいたり、勉強会で活用させていただいたり、店主の船木さんのご好意もあって長年打ち合わせに活用させてもらっています。博多部であれば、同様にお世話になっている店屋町のブラジレイロさんと決めています。ブラジレイロさんでは過去100件を超える案件で待ち合わせ場所にさせていただき、いずれも案件が成立している縁起のいい場所です。
普段、私は地下鉄やバスを使わずに自転車で移動する事が大半です。路地を進むのが好きなことと、町並みの変化をチェックすることができるので、天気が良ければチャリ移動が基本です。この日は博多駅から住吉通りを進む間ずっと、西鉄の連接バスが平行して進んでいたので撮影しました。
帰り道、渡辺通り沿いの屋台越しにソラリアターミナルビルの夜景を撮影。この界隈は昼間よりも夜景の方が良い景観写真になりますね。これも博多・天神の魅力のひとつでしょうか。
新刊Vol,21「にしてつ電車の四季」Vol.22「西鉄8000形」フォトブックシリーズ全22冊
にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)
アーカイブ画像ライブラリー(アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並みアーカイブス)
KBC「栄光の西鉄ライオンズ」DVD紹介の特設ページ(企画構成・台本・監修を担当)