まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

醍醐寺三宝院庭園・三十三間堂

2017-11-13 08:48:53 | 建築物

例によって予習はせずに出かけて、帰って来てから復習して、
「あっしまった!もっとしっかり見ておけばよかった。あれがあれでそうなのね。えっ?そんなのあったかしら」
のパターン繰り返し。どうして懲りないのかしら。

いや、まったく予習しないわけじゃないのよ、調べるには調べるけれど・・・
目がすべっちゃって内容が頭の中に入っていないわけよ。
そのうち面倒になって、ま、いっかと。

醍醐寺三宝院庭園もしかり。
秀吉が設計したらしいという程度の知識。

左、表書院からの撮影 この庭園も撮影禁止かなと思っていたから「いいですよ」の声にやれ嬉し。

松のあまりの見事さに見とれて なんでも樹齢500年とか

黄緑の松をのせているのが亀島 緑の松をのせているのが鶴島だそうで

 

 

紅葉がきれい
きれいだけれど、醍醐寺はやはり桜の季節に訪れる方がいいなと実感したわ。

で、今回思いがけない拾い物をした気にさせてくれたのが三十三間堂。
若い時何度も京都旅行したけれど、いいよパスと歯牙にもかけなかったのよ。
いやあすみません、侮っていた。よかったわあ三十三間堂。
早朝いちばんの静かな雰囲気も手伝って、障子の白さがいちだんと清々しい気持ちにさせてくれた。

朝日を受けて輝く 反対側に回るとたった1枚の白

 

そして横から。

お堂の中に入ると迎えてくれる千体千手観音立像もさることながら、風神・雷神像と観音二十八部衆の仏像の迫力。
なかでも雷神に圧倒されて。
ほれ自分はのっぺら顔で何の面白味もないから、雷神の憤怒の顔にいたく惹かれるわけ。
「後世の二神のイメージを決定づけたといわれる名作」だそうよ。納得。
湛慶がその作成に深く関わったとされているというのも納得。とどこまでもえらそうな自分。

拝観していた外国の方(イスラム教徒かしら)が正座して、
観音像に向かって何度も何度も礼を繰り返していた光景が今でも目に焼き付いています。

 

 

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