山本一力さんの『あかね空』を読み終わった。
名前や顔はテレビや雑誌等でよく知っていた。池波正太郎さんのことを語っている番組もしっかり見ていた。
でも、いろいろなところであまりに家族愛とか言っているのを聞くと、アマノジャクの虫が湧き上がって、どうにも読む気にならなかった。ふん、何よってな感じで(可愛くないね)
それが、図書館で、読むのないなあと思いつつ、ひょいと手に取って持ち帰って、布団の中で読み始めたら止まらない。いいわあ・・・すいすいと江戸の中に入っていけた。もう少し、山本一力さんに親しもうと思った次第で。
そのような食わず嫌いな作家が浅田次郎氏。どうもいけない、何かが私の邪魔をする。でも先のような例もあるから、自分の器をを広げなくてはね。楽しみが増えるかもしれないじゃないの。
大好きだったテレビドラマ『居眠り磐音 江戸双紙』
佐伯泰英さん原作本シリーズ、読み始めた。ドラマから原作を読み始めることはあまりないからどうかなとは思ったけれど、これまた面白い。
改めて、ドラマは結構原作に忠実だったんだなと感じ入った次第で・・・
そしてそのことが2倍楽しめるお得感をくれたことはかなりな収穫で。
気になる映画やテレビ番組は、ホームページに行って予告編などを視聴することを覚えたら、これが楽しい。
横浜では映画いつでも見られたのに、行かなかった。佐渡で見られないとなると、無性に見たくなるから困ったもんだ。そのとき、少しでも雰囲気に浸ろうと覚えたわけ。
今はね、何度もこちらにお邪魔している。(よかったらどうぞ。私のパソコンは大丈夫だけれど、映像が途切れるという方もいた。)
そう、困ったことにまたもやその人よ。結局その人のことよ。
暇がありすぎると、どうにもならなくなってくると、なんとか自分を楽しませることを見つけ出して、自分をお守りしている。そのためには、自分を広げた方が、お楽しみが複雑になってお守りしやすいような気がするわけよ。