のびのびと高い空にハクモクレン。
遅刻友の庭にもある。
お隣に気を遣って剪定してあるので姿はいびつで、ちと見苦しい。
でも、花色がなんとも素敵なの。
真っ白というのとも違ってちょっと乳白色系、そして透き通った感じが。
「いいわねえ」と見るたびに感嘆すれども、友は、
「いやっちゃ、これが咲き切って地面に落ちてみ、すごい小汚い色になるんだや!」
と、まるで親の仇に出会ったのごとく顔をしかめて言い募る。
ま、白い花はたいていそうだけれど、春先にはこの白い握りこぶしのような木蓮に出会わなければ忘れ物をしたような気になるわ。
こちら。
白い小花のシャワー。
崖の上で流れ落ちていた。
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