「蓼食う虫も好き好き」
辛い蓼の葉を好きな虫もいるように、人の好みもいろいろ。
ありがたや。
私のこの超絶細目だって、だだ広眉間だって、まあいいやと寛容にも受け入れてくれる人もいるんだから。感謝。
そして、大好きとまではいかないけれど、ま、それなりに好きなタデ科の花たち。
犬蓼
またもや、犬がつくお名前。どなたかの眉が上がりそう。
でも、私が参考にしている本の解説者、高橋さんはお優しい。
*犬*がつく植物で、役に立たないから イヌ がつくのではなく、(そんなこと言ったら犬に失礼だって)*否*の意味がある、と述べているからご安心のほどを。
このイヌタデは葉に辛みがないから、イヌがついたそう。
大犬蓼
イヌタデよりは大きく、花色もやや白っぽい。
桜蓼
湿地はずっと向こうまでサクラタデ。
ポントク蓼
おかしいのよ、この名前には2つの説が。
一説は、ポントクって、ポンツク(愚か者)の意味で、葉に辛みが全くないからだって。
もうひとつは、ぽんとくは梵徳のことで僧侶の妻の意味だそう。
で、妻はいつも厨にいて表に出ないから控えの蓼って。
私は、ポンツク説が断然いい。
花蓼(だと思う)
みな同じように見えるこの地味な花たちも、よくよく見ると結構個性的で。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます