今日は夏至。
昨日のブログに書くつもりでいたら、話がいつも通りだらだらと長くなってしまって。
続き話ではないけれど、日々のあれこれ。予定が二日連続、私の週末のあれこれ。
17日、半年に一度の持病診察の日。地下鉄に乗ってクリニックへ。
2番目に並んだのに、保険証の関係で5番目くらいに呼ばれて内心むっとしたわ。ままま。
診察室へ。例のごとく「どう?」から始まって、私は不調のあれこれを言い立てる。
重篤なことではなく、ひたすら不快だという症状だから双方言いっぱなし聞きっぱなし。
ワクチン3回目打った?と訊かれて、はいモデルナをと。
でも4回目はもういいやと思っています、と言ったら、医師は例のごとくパソコンに
声を出しながら「4回目は打つ気なし」と打ち込んでいるの。おかしくて。
体重はどう?訊かれて。それがと消え入るような声で「微増です」。医師は間をおいて、
「減るよりはいいよ。命に係わる病気はほぼないからね。減るのは命に係わることが多い
からね。減り方もいろいろあるよ。昔の年寄りを見てごらん、徐々に痩せていってるでしょ。
そうするとそろそろお迎えが来るなって分かってくるわけだ」
ってな内容のことを話してくれて、私を甘やかすわけよ。少しくらい増えてもいいかなって。
「また半年後」と言われて診察室を出た。
18日は初任同僚宅へ、ヤマナカサンと。
3月にもう一人の同僚のお墓参りをして寄った時以来。ひと目見てあらあふっくらしている。
ブログに何回も書いているが余命まで宣告された彼女、それから2年になろうとしている。
当時はご主人につかまらないと立っていられないような様子だったが、もうそんなこと
忘れるくらいの足取りで部屋まで案内してくれた。
体重は元に戻ったんですって。
あんなに食べたくないと、食べることが苦痛でおせんべいの一つがやっとだったのに、
今はごはんも普通においしく食べられるんですって。
なんとか食べようと思ったきっかけがあったのか訊いてみたらしばらく考えて、
福島にお住いのお兄さんが、キャラぶきを煮たのや手作りの蕗味噌やそのほか山菜を
いろいろ送ってくれたそうな。
当初は「なんでお前がそんな病気になるんだ、なんて言ってさ。私こそなんで私がそんな
病気になってしまったんだと思っていたから腹が立って腹が立って」って言ってたのにね。
岩手の妹さんもあちこちで山菜や産直の野菜を集めて送ってくれたと言う。
懐かしい子どもの頃の故郷の食べ物、山菜の力、兄妹の深い愛情、そんなあれこれが彼女に
「食べなくちゃ、元気にならなくちゃ」と力をくれたんですって。
ごはんにキャラぶきをのせて食べたら美味しくて。それから少しづつ食欲が戻ったそうな。
そんな話を聞いているとちょっと胸が詰まってきて。
手ぶらで行った我らなのに、帰りにはお土産まで持たせてくれるような心遣いをする人。
バス停まで送ってくれて、また会おうねってお別れした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます