先週の日曜日美術館再放送を観てびっくり。初めて知った。
「鎌倉近代美術館」が閉館になるのか。一事が万事世事に疎いとこうなる。
しかも「PART3」とあるから「PART1・2」も開催されたってことだ。あれま。
近頃東の方ばかり目がいってとんとご無沙汰していたが、若かりし頃2,3回訪れた記憶がある。
確か「ムンク展」を観たのはこの美術館だった、あの「叫び」の絵と館内の印象が強かったから、
と過去の展覧会を検索したら開催されている。そうかやっぱり。
こうなったら駆けつけねばならぬ。
1月は忙しいし混むかもしれないから思い立ったがの22日、開館時間に間に合わせての行動。
程よい広さ、静かな雰囲気、展示作品のゆったりした配置 大人の美術館の印象。
画家の自画像ってほんと暗いわね、なんてつぶやきながら、
なんというか熱があるけれど優しい穏やかな作品を観て快い気持ちで展示室を後にする。
よかった、間に合って。
中庭 イサム・ノグチ 「こけし」
坂倉準三さんデザインの建築。
「取り壊さないことは八幡宮さんと決めましたけれど、後は・・・」
とは、係りの女性の言葉。
作品は葉山館とかに移されるそう。
所蔵作品をこの「鎌倉近代美術館」で観ることができてよかったわ。
おまけです。八幡宮さんよろしく善処お願いします。
何でも、鶴岡八幡宮との借地契約期間の終了によるとか。神も仏もありゃしない?
12月9日から3日間、鎌倉生涯学習センターのギャラリーで、これまで開かれた展覧会のポスター展がありました。
3日間の来場者が200人だけだったとか。
素晴らしかったのにもったいない!
素敵な美術館なのに。
情報に疎いのと食わず嫌いは自分の視野をさらに狭くするわ、と実感しました。
ポスター、好きなのよ。