コマイ話

「いつでもでしょ。」と言われるどうでもいい話。

その前に。浜千鳥かしらと勝手に思っているのですが

私のデジカメではこれが精一杯。この小さな鳥が見えるかしら？
鳥は目がいいからすぐ警戒して逃げてしまうので近づけない。

さて、木曜日。
ケアマネージャーさんが来月のデイサービス予定表を持ってきた。あいにく父は散歩中で、しばらく二人して待っていたら帰ってきた。開口一番、
「会いたかった！！」だって。こちらは開いた口がふさがらなかった。

夜もぐっすり寝て、昼寝もたっぷりして、そのおまけに、朝、炬燵にはいるや否や船をこぎ出す父。どうしてそうよく眠れるんだいというくらいよく寝る。その朝寝の話。

最初は、座イスによりかかっていた首もそのうち前に前に倒れて来る、90度近く倒れて来る。そしてつつーっと口から流れるものが・・・きちゃない！おっと汚い。
「とうさん、よだれ！」私の鋭い声にハッと目を覚ます父。しばらくして横目で見ると、ハンカチを襟にはさんで前掛けにしている。
「とうさん、どうだ、ビニールのエプロン買ってあげるよ、それならいいんじゃないの？」
私はからかう。
「デイサービスに行くと、そういうのん掛けてご飯食べてるもんがおるっちゃ。」
それそれそれよといったものの、もちろん買っていません。もう少し後でもイイです。

そのデイサービスに大正琴のボランティアの方が来てくれたそうな。
「○さん（店番友）、リーダーなんだな。」と父。私は早速お礼かたがた店に行った。
「お父さんの、大きい声で歌っとったが。ん？船頭小唄とかさ。そしての、私がこの歌何番までありますか？ってみんなに聞いたらお父さんの、３番って真っ先に答えとったや。」と彼女。
♪お～れは　か～わらの　か～れすすきぃ～
もう充分枯れすすきの父が歌っているかと思うとおかしい。くくっと笑った。

昨夜、風呂から上がってきた父が、しぶしぶミュージックステーションを一緒に見ていて言った。
「この頃の歌手は、歌ばっかりだのうて踊りもやらんならんだの。てえそだな（疲れるという意味の佐渡弁）。」
画面では、SMAPが弾丸ファイターを歌っていたの。

それにしてもなあ、SMAP！あんなに歌うまい人たちの中で歌うと今更ながら・・に・・
後は言うまい。でも、好きだからいいの、別に歌が下手でも（言ってしまったか）。
9時には早々にチャンネル切ったわ。
SMAP表紙のテレビ誌一誌は買うよ。年中行事だからね。