まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

しみじみとした舞台「家族のはなし」

2021-05-23 08:40:32 | くらし

夫に「教室の他に行くとこがあるんだ」と冷やかされたけれど。

21日、強風大雨の中、草彅剛さんの舞台「家族のはなし」観劇のため神奈川芸術劇場に。
そりゃあまん防発令の中、いいのかという躊躇いはあったけれど。それ以上に、ね。

 

第1話「わからない言葉」
ペットを飼っている家では(この話は犬ね、草彅さんが犬)ペットが家族の一員として
大事な役割を果たしているんだろうな、お互いの言葉は分からなくても想いは通じ合っているんだろうなと。それが十分伝わってきてしみじみした。

第2話「笑って忘れて」
妻が頭を打って記憶を部分的になくしているの。
記憶をなくすときは、夫が冗談を言って妻を笑わせているその時。
妻を笑わさなければ記憶はそのまま、でもでも・・・
冗談言って妻を笑わせるかそれとも、さて夫はどちらを選択するか。
夫の選択にそうだよなと共感して、不覚にも胸が詰まってきて泣きそうになったわ。

どちらもとてもあたたかい話で余韻に浸って、やっぱり行ってよかったと。
登場人物は2話とも5人。



草彅剛さん、小西真奈美さん、畠中洋さん、小林きな子さん、そして羽場裕一さん。
5人のチームワークが素晴らしく、ほんとうにそこらへんにいる人たちのように思えて
きたから不思議。
カーテンコールは2回、2回目は私もスタンディングオベーションで。


もちろん劇場は換気、消毒、検温、マスクの完全対策で、退場は4列づつの規制退場。
コンビニで当日券の発売があったりして、親心で入りを心配したけれど満員でよかったわ。
11月には「アルトロ・ウイの興隆」が待っている。
心置きなく観劇できる社会になっていてほしいものだ。

 

 

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