『まんまこと』シリーズ 作者は畠中恵さん。
私は1巻と最新刊の7巻、途中は2巻くらい読んでいるんじゃないかと思う。
思う、なんてあいまいだけれど、ほぼ忘れているの。ぼんやり思い出すくらい。
ま、江戸庶民の暮らしぶりに接すればいいかなくらいの感じがいけないのね。
ごめんなさい、畠中さん。近ごろは全部なんでも忘れるから許してくださいませ。
で、手に取るわけは(って大げさ)南伸坊さんの装画が大好きだから。
表紙の人物を見るだけで、江戸の町が想像できるような気になってくるから不思議。
人物だけで背景は描いてないのに、
温かみのあるちょっととぼけた表情や姿から、
長屋だったりお店だったり町の賑わいだったり人々の行きかう様子だったりが
鮮やかに浮かんでくる。
装画ってほんとに大事だ。
「ほんとうのこと(真真事)」は
玄関先で明かされる
江戸は神田、
玄関先でさまざまなもめごとの裁定をしている
町名主の跡取り・高橋麻之助
立場が嘘のようなそのお気楽ぶりは、
十六のときの「ある出来事」が原因というが―。
今日も持ち込まれる難問奇問・やっかいごとに、
時には悪友八木清十郎と相馬吉五郎の力を借りながら、
麻之助は敢然と(?)立ち向かう!
相関図 こちらも伸坊さんのイラスト。
そうです、登場人物全員ほんとこんな感じです。
1巻から順に7巻まで、おそらくどれから読んでも大丈夫です。
(すべてwebからお借りしました)7冊の表紙絵をお楽しみくださいませ。
帯を読むだけでだいたいの話がわかります。
ちょっと読んでみようかなと思われたら、こちらも参考にどうぞ。