いくら地味め暗めの私にも、花が開いた時期があるにはあったのよ、それなりに。
でもね、思い起こせば恥ずかしきことのみでして。そちら方面はさておきまして鮮明に思い出せるひとつ。
数学の講義でね、私とお神酒徳利状態の背高友は、それぞれの内職仕事に没頭。
と、講義も終わり近くになって教授が、「そこの二人!後で研究室に!」とえらい厳しい声。
教室中に冷たい空気が充満。
「君たちは僕の講義の最中一度も顔を上げなかった、何をしていたのか!」って。
そりゃあ、講義がわけ分らないから小説読んでました、とは言えません!先輩のアドバイスどおりひたすら謝りまくりましたよ。今思い出しても青くなるね。必修のその課目、問題解答丸暗記して試験に臨みました、はい。
花開いたそちら方面ね、いやいや尊敬してた先輩がいたわけですよ。
で、そこら当たりに行ったから、ついでにとその方の下宿に立ち寄ったわけ。
「○さん、よくここに来たね、男ひとりだよ」って。
私としてはさ、だからどうだ!ってなもんで、なーんも感じてないわけでして。
今なら、ああ、そういうことなのねと分るけれどさ。ほんと世間知らずでした。
以上、恥多きできごとの中からほんのさわりの部分披露。
ようやく本題。
この方たちも地味ながら花を咲かせて精一杯主張したわ。
花のあと。いや、こちらの方が味があるかも・・・ちと無理があるか。
サラシナショウマ
ミゾソバ
ノリウツギ
ツルリンドウ
それにしても、ギボウシの花のあと、黒い細長い種にはやられてしまいました。
撮影は11月4日~9日