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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

佐渡 思い出の花*カタクリ

2020-03-06 08:46:02 | 佐渡の花

そもそも山野草なんぞ知らないし、知ろうとも思わないし全く興味がなかった。
ハイキングなんてとんでもない、そんな何時間も歩くことができるはずがない。

それが、母が倒れ父の面倒を見るために佐渡生活を送るようになって。
マサチャンママの店、コップに差してあった1輪のカタクリのかわいらしさに目を見張り、
「見に行くか」の一言で連れて行ってもらった時からよ、山野草に目覚めたのは。

遅刻友が「私でもついていけるから大丈夫、一緒に行ってみるか」と誘ってくれて。
月1回のハイキンググループの仲間入り。出発前は「ま、行ってみんかっちゃ」の会長さんで。
しかも皆さん山野草好きだから、花を追っかけの12か月は楽しかった。
今でも金北山からドンデン山縦走は、よく歩いたもんだと感心している。ほんと。

そんな2009年4月11日のハイキングは*カタクリ乱舞の道。
いやあ感激したのなんの。
道を塞ぐほど咲き乱れるカタクリに「踏んでいいのか?」と訊きかえしたものよ。

 

 

 

このコースは今でも覚えているけれど、説明ができないから連れて行ってもらえない。

2010年4月19日 アオネバ登山口から

 

*雪割草が奥に 下の写真は雪割草をメインに

 



*延齢草も見える
2011年5月2日

2014年4月26日

 

こうやって写真を見ていると、*カタクリは4月下旬がピークなのね。
3月の彼岸に帰る私は見ることができないわけだ。そっか。

 

 

 

 

 

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ドンデン山アオネバ峠 思い出の雪割草(2010~2012)

2020-02-17 08:44:47 | 佐渡の花

先日のブログでミモザを紹介したときのこと。
こんなスカスカミモザじゃなくて、ふさふさミモザの写真がなかったかしら
と、USB保存写真を見ていたら、いやあ懐かしい。
佐渡関係の写真がたくさんある。山野草なんていっぱいある。あらまあ。

10数年前から5年間、佐渡生活していたときだったわ、60代だった。
4月の声をきくとうずうずしだして遅刻友と
「もうそろそろじゃない?」「行ってみる?」「行ってみんか!」
と二人して友の車で、あるいはドンデンライナーに乗って出かけたものだ。
ドンデン山登山ルートの一つ「アオネバ峠」へ*雪割草を見るために。

遅刻友は膝が悪い私は根性がないからゆっくりゆっくり、
登るにはお互いちょうどいいペースなの。
一度通常の倍の時間かけて登り切ったことがあるが、たいていは半分まで行くと、
「腹いっぱいになったか?」「なったなった!」と引き返すわけ。
このへんの呼吸も「あ、うん」で。

私も若かった。
*雪割草の写真撮るためならえんやこらで、コンデジ片手に
崖をよじ登るやら滑り降りるやら。そういうときもあったのね、ふふふ。
そんなわけで柄にもなくめずらしく思い出にふけっているのです。

佐渡の*雪割草の花色はすごく豊富だと言われているそうで。
このドンデン山アオネバ峠で見る雪割草が私にとっての*雪割草。
残念ながらほかの場所で見ても感激は薄い。

 

よろしかったらこちらもどうぞ。

 

ドンデン山アオネバ峠 思い出の雪割草(2010~2012)

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荒地にも野原にも花は咲く

2017-06-19 08:19:25 | 佐渡の花

所があればどこにでも花は咲く。
手を入れなくても時期が来ればひっそりと自分の花を咲かせる。見る人は見る。愛でる人はいる。
SMAPのイナガキサン、ツヨシクン、慎吾君がジャニーズ事務所を出ることが決まってとても嬉しい。
昨夜、ツヨシクンと慎吾君のラジオ番組でかかったSMAPの曲 ♪Fly そうよ、飛び立ってほしい!

♪ 今を今すぐ見つめて欲しい
  その瞬間を待っているのさ
  そうさ今日も明日も関係ないさ
  君は今すぐ翔び立てるのさ

5月、佐渡で撮った野草。

*モミジイチゴ

*ヘラオオバコ

 場所を変えて *ヘラオオバコ もう一枚

 

*カラスビシャク                          *コウライテンナンショウ

 

*ヤマオダマキ

 *オオウバユリ 花はまだ

 *コバンソウ

 *オオジシバリ?

 *ウツボグサ

 

こっそりと追記
昨日は下書きのつもりの記事「母性」「リバース」を間違ってアップしてしまい、ほんとに恥ずかしい。
穴があったら入りたい。

 

                             

 

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オオイワカガミ

2016-05-21 12:35:33 | 佐渡の花

雪割草やシラネアオイが咲くころに合わせて佐渡に帰ると、

オオイワカガミはまだ開花せず、つやのある大きな葉を見るのみ。
ぴかぴか光る葉だけでさすがの私でもオオイワカガミと分かり、やっぱりまだかいな、とちと残念におもうのよ。
この花の色と形が大好きだから。

5月も中旬この時期に合わせるとオオイワカガミにお目にかかれるが、シラネアオイはそろそろ終わりに近づいて。
住んでいるときは、ね、両方愛でていたからほんと贅沢だったわ。

で光を照り返すので「岩鏡」の名が付いたというオオイワカガミ。
何枚も写真を撮りたくなるけれど、あとが大変だろと脳内命令出動。はい。


蕾が可愛い


林の中に濃いピンクが目立つ


こんなに花がたくさんくっついて俯くなんて


柔らかい茶色の葉 開いてもせいぜいこのくらいの大きさ 慎ましやか


どんな色の花とも相性抜群

どの山野草も見飽きない。

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山の小さな小さな白い花

2016-05-19 08:23:15 | 佐渡の花

4月になると、いや3月の末から雪割草は咲いたかしら、今年はカタクリに会えるかしら、シラネアオイはまだだろうな、
なんてそわそわするけれど。
(カタクリといえば、どこの山道だったか曖昧で残念なのだけれど、山道がカタクリで埋まっていて、ちょっとちょっといいのかしら
踏んでもの思い出が強烈で。以来それを越えるカタクリに出会ってない)

5月の半ばにドンデン山に行くのは初めて。

  


カタクリもニリンソウも終わりに近かった


この時期、サンカヨウのほかにも咲き始めている白い小さな愛しげ(いとしげ、佐渡弁ね)な花が。


ズダヤクシュ


チゴユリ


ミヤマカタバミ


ユキザサ 花はまだ

小さくないけれど タムシバ

 

バスで山荘までの道を登って行く道中には*ウワミズザクラが満開。
楽ちん登山はほんとに楽しい。

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会いたかった サンカヨウ

2016-05-17 12:28:17 | 佐渡の花

「あんた、サンカヨウがたくさん咲いとる所に連れて行ってもらうことになったし。私見てくるからその後行かせんか」
と遅刻友からの電話。
「あんたが春に来いせんちゃおかしいっちゃ」って。
ゴールデンウィークも終わって、テレビや写真で見る山々の緑の美しさに私もその気になっていた。
ちょうど天気予報も晴天続き。行く行くいくっちゃってなわけで急きょ決まって。

ずっとずっと会いたかった*サンカヨウ(山荷葉)
2010年5月29日が最初で最後になっていたのよ。6年前か。
雪割草やシラネアオイは毎年会っているから、ま今年はドンデン行きはいいか、なんて思っていたのが。

ドンデン山荘の山道のすぐそばに咲いとるから私らでも行けるっちゃ。
なんて聞いては会いたい気持ちが募る。
いろいろ珍道中があったけれど(これについてはまた後日)ついにお目にかかれたわけ。はい。
興奮しました。

湿り気のある林の中でひっそりと咲き 群生している

「荷葉」というのは蓮(ハス)の葉のことで、葉を蓮(ハス)に見立てて、
山の蓮(ハス)という意味で名づけられたものである

というとおりに、花に比して葉が異様に大きいのよ
その分、花がとても可憐

この日は晴天だったので白い花がそのまま開いていたが、
6年前は小雨が降っていて霧の中で見つけたら、透き通っていてそれはそれは神秘的だった。

この写真がその時

もう忘れられない。

 

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海岸の雪割草

2016-03-26 09:09:01 | 佐渡の花

トレッキング協会の方に教えていただいて、佐渡の北の海岸に咲く雪割草に会いに行って来た。
アオネバ登山道はまだ雪があるようなのでお目にかかれない。
今回はいっかなと思ったけれど、あまりの青空に行くだけ行ってみようと。

こんな劣悪な環境のところに健気に咲いていて、もうもう可愛いだのきれいだのの感想が吹っ飛ぶのよ、ほんと。

前方の青いところが海 
そして北西の風がびゅんびゅん吹き付ける斜面に身を縮めるようにして
背丈が低くてスプリング・エフェメラルの記事で紹介した雪割草とは大違い
陽が昇っている10時前というのにまだ花開いていない
そんな小さな花が斜面いっぱいに咲いているから踏まないように気を付けてのぼる

 

 

雪割草

 

気だるくて二の足ふんでいたけれどやっぱり行ってよかったわ。
早春は雪割草。

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スプリング・エフェメラル

2016-03-19 09:14:13 | 佐渡の花
昨夜から雨のおと。
今朝も降り続いているけれど、そろそろやみそうな気配。
今日じゃあ泥濘んでいるだろう、会いに行っておいてよかった。

雪割草





ニリンソウおじさんの田んぼ横
キクザキイチゲ











清楚で凛と咲き、あっという間に姿を消すスプリング・エフェメラル
春の儚い短命植物
だそうで・・・

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蕎麦の花・夕顔の花

2015-10-03 08:17:31 | 佐渡の花

西の空には半月、いいお天気です。
佐渡でチャージしてきたというのに、どっか行きたいな病がムクムクと湧いてきています。
困ったもんだ。

食べる植物白い花と言う括りだけで。

蕎麦の花 あまりにコンデジが活躍したので自分絶賛中(コンデジじゃなくあくまでも自分の腕)

 

夕顔の花 突き止めるのに苦労した 苦手なのよ

佐渡で 普通の道路に寝転がっていた もっともっと大きいのが地面にごろんとしていたけど・・・

 

あああ、どっか行きたい!!

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 アケボノソウ

2015-10-01 07:43:52 | 佐渡の花

今年こそはお目にかかりたいものだ、と願って。
最初に見た場所へ遅刻友に車を出してもらおうかと思ったけれど・・・
私にとって佐渡は非日常でも遅刻友にとっては日常だから、いくら図々しい私でもそうそう頼めない。
会うとのど元まで出かかるのだが、ぐっと我慢した。

で、駄目もとで散歩コースから少し足を延ばしていつぞや出会ったところへ自転車ぎこぎこ。
だってね、毎年訪ねるのだけれどいつもいつもどこに行ってるのか会えなかったのよ。ほんと。
それが。
たった1本、まだ蕾だけれど明らかに見覚えのある姿かたち、いやいや興奮したね。
これなら私がいる間に花開くに違いない、と期待に薄い胸が膨らむ。

4日たった最終日。いやあ、よくぞ花開いて待っててくれた君。あんがと、よ。

湿り気のある山野が好きなようで。
本当は直立してすくっと1メートル近く立っていたの。でもそれじゃ写真が撮れない。
ごめんよ、とそっと手元に引き寄せしなっていただいた。

*アケボノソウ(曙草)

 実際はとても小さい花で径1センチくらい

花弁の先に黄色の斑点が2つと紫の斑点が無数に入っている。
黄色の斑点は“蜜腺溝”といい、蜜の入っている壺にあたるんですって。

白い花びらを明け方の空に、 花びらにある斑点を 夜明けの星に見立てて 名づけられた。
なんて。まことにロマンチックだわ。
ほんと、一度見たら忘れられないと思う。

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