goo blog サービス終了のお知らせ 

まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

『それは 時間をムダにしない人とムダな時間を生きる人だ』

2011-11-30 13:11:30 | 

はいはい、中野さんおっしゃるとおりで。
もう見たな!の心境でございます。ははあーっと平伏してしまいます。

中野翠著  『この世には 二種類の 人間がいる』

例えばね、短歌を「うたう」人と俳句を「ひねる」人の章ね。


その中で中野さん突然、しみじみ思ったそうよ。
世の中には、平井堅の♪大きな古時計のあの歌いっぷりに酔える人と酔えない人の二種類がいるって。
そりゃあもちろん中野さんは酔えない人。私も酔えない。
なぜあの歌詞ををああ思い入れたっぷりに歌い上げるのかまるっきり分らないって。
私も目を閉じて手を上下させて歌い始めるともうダメ。中野さん、私も酔えない少数派。
って、そこから、短歌の人俳句の人に・・・ちと、ついていけないけれど。

そんな「二種類の人間分析」のひとつが、時間ムダ問題。

中野さん、時間割の発想がないので、計画的に行動すること少なく、万事ゆきあたりばったり、その場その場、なりゆきまかせで、のんべんだらりと暮らしている。って。
その対極にいるのが私のような人。

時間を自分の手で支配、管理、コントロールすることが快感なのだろうって、その通り!上手く計画通りに運んだ日にゃあ快感なんてものじゃない、そんな言葉で言い表せない。

自分がデザインした時間を、次々にデザイン通りに塗りつぶして行くこと。その達成感や充実感が好きなのだろうって、完璧その通り!
日常の、スーパーに買い物に行くのだってデザインするものね。スムーズに行ったらほくそ笑むものね。
はんたいに、デザイン通りにことが運ばないときのイライラ感は半端じゃないよ。
不満足感は、よく日も後悔と反省になって。我ながら「ちっさいな」と思うわけよ。

佐渡に帰る道中の計画だってあだやおろそかにしないもんね。いろいろデザインする。
いろいろっても3種類くらい。天候、気分、体調。これらを考慮して3種類のデザイン。

で、朝起きたときに決定するわけよ。のんべんだらり、なんて時間の無駄は許せない。
いきあたりばったり、なんて信じられない。
デザインするから、自分で勝手に帰宅時間とか行動時系列を作るわけよ。窮屈ッたら
ありゃあしない。そんなものから自由になっている人を見ると、損だなって思うの。


そんなわけだから、私は今後の人生、自分に課題を設けている。(なんと大げさな)
家を出たら最後、何時に帰宅するか分らない!!
そんな決死の覚悟をして外出したいのよ。
ああ、死ぬまでに、一度でいいからやってみたい。性格改造に取り組む。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べる?食べない?

2011-08-09 13:06:07 | 

東海林さだおさん、お久しぶりです。
もう何年もお目にかかってなくて。お久しぶりのご対面が『ゆで卵の丸かじり
相変わらずのご活躍ぶりでなによりです。

というわけでってどういうわけか、ま、それはいっか。
私的食べる食べない判断。

何しろ35項目もあるから、取り上げる項目は私の趣味で勝手に決めさせていただきます。悪しからず。

ラーメンに海苔は必要か   もう久しく食べていないから、海苔が周りを取り 囲んでもどちらでも関係ないな。
ラー油を食べる?       ひと瓶買ったけれど・・・猛々しくおいしいとはいかず大部分残っているの。
蒸しパンのムリムリ     私もほの甘もっちり系大好き。でも身内とまでは思わないか。
ゆで卵は正しく食べよう   東海林さんお勧めの丸かじりといえど、間違いなく救急車のお世話になるから止す。
いまが旬、冷やし中華    具を別盛りしようがどうしようが、ひと夏2回くらい食すだけだから、うんこれもどちらでも。
かき氷のサクサク      腹が痛くなること請け合いだから、何の意味もなくサクサクするのが好きと言われてもなあ。
カット西瓜は邪道?     邪道じゃありません!汁を口で受け止める自信がなくなってからというもの目からうろこの切り方。ありがたや。おっしゃるとおり自分でカットするよ。
しきりにポップコーン    東海林さん、半狂乱でも、わたしや一切食べない。いやだ!食べたくない。


まあだまだあるけれど切りないから止めとくね。
あれ?ここで気がついた、東海林さんが取り上げている食べ物、私はほとんど食べていないわ。なんなんだろう、あれっ?

最後に最高傑作と思っているやつ。

第4のビール出現
{アヤシイんだって、このノンアルコールビール。「ビール風味炭酸飲料」表示。
今や清涼飲料水だから、いつどこでだれが飲んでもいいはず}って・・・

{職場で机の上にノンアルコールビール。いいのか!}って。

私*やっぱり困るだろうなあ、上司たるもの注意しようかどうか迷うだろうなあ。

{謝罪会見の席上ににノンアルコールビール。
のどが渇いたからってコップに注いだらごくごくごくと泡が。いいのか!}って。

私*やっぱり困るだろうなあ。
ふざけんな、それでも謝ってるつもりか!って罵倒されるだろうなあ。

もう絵面がくっきり浮かんでおかしいのなんの。いやはや。
              

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『こぐこぐ自転車』 伊藤 礼著

2010-09-07 14:18:47 | 

 

昨日の11時半ジェットフォイルはトライアスロン参加者らしき人たちでいっぱい。
(暑い中次々とゴールしてくる人たちをテレビ観戦していて、ちょっと感動したの)
隣の席の30代若者もそんな感じ。
「完走されました?」と聞いたところ
「僕たちは審判なんで・・・」
って、その後は、自転車雑誌凝視。
それにしても、ジェットフォイルも自転車を積み込むんだ、と初めて知ったわけで。
あの組み立て式自転車を見ると、いろいろ想像されてやはりどきどきするわ。

で、 こちら。       続編

 


古希にして自転車に目覚めた伊藤先生自転車本第一弾。
こちらが先に出版されてたのね。
どちらを先に読んでも差し支えないけれど、『自転車ぎこぎこ』の方が私は面白かった。
うん、ツーリング記録として、バイクの種類やら時速やら走行距離やら勾配やら
何日で走破なんて部分は、私が興味がないからでしょうね。

いちばん好きなエピソードが北海道ツーリング計画のときのお仲間人物表記。
いやおかしいの何の、あたたかさがあってユーモアたっぷりのお仲間紹介。
もうもうにやにやしっぱなしですよ。


それは、ツーリング計画作戦会議のときから。

会田君はほどほどに参加しただけ。北海道を走ればいいのであった。
物事を行うにあたっては細心ではあってが細事にこだわらなかった
だから多少の意見を言ったような顔をしていたが、なるべく旨いものを食べられる道筋がいいということを言っているにすぎなかった。


前野君もあまり意見を言わない人であった。
俗事は俗人の俗知にまかせよう、それがいちばんいいのだ、という哲学を持っているからだ。
彼は、いつも話がまとまるまで、関心があるでもなく無いでもないという按配の絶妙な間合いをとって待っていた。
話が長引くと、まだ結論は出ないのかね、といった感じの視線を投げてよこす。

大久保君、交渉事は、冷静沈着なこの人の役目。

かくして、全ては気心知れた大久保君と伊藤さんが取り計らうという次第でして。
こんなお仲間とツーリングしたら楽しいことこの上ないよね。


なんとしても、70歳過ぎても飄々と好きなことに取り組めるんだと思わせてくれることが嬉しいのよ。私も、ってその気になってくるんだから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『自転車ぎこぎこ』

2010-05-17 13:25:07 | 

昨日は、快晴のもと「佐渡ロングライド210」
佐渡の西、佐和田を5:45に出発。大佐渡100キロを走って実家の前を9:20頃には通過。速い人は9:00前にはもう通過したというから驚いたのなんの。すごいね。

それからまた、小佐渡の海岸線を走って夕方にはゴールか!
その210キロコースに小学生が挑戦していたよ。無事にゴールできたかしら。

 

 

で、『自転車ぎこぎこ』  伊藤 礼 著

読み始めも途中も読み終っても、なんたって幸せ気分になる。

長年の持病で青息吐息虫の息で生きてきた伊藤さんが、一念発起、と言うほどでもないが、自転車に乗ってみようと思ったのは、定年後、68歳の時だそうで。

私は図書館の本棚の前で、書名に惹かれて3回ほど手に取ってみた。
中を見ちゃあ返しの連続。
うんちくがうるさく書いてあったらいやだなと思ったからで。

ところがところが、伊藤さんの脱力加減たるや。
好きだわあ、と好感度はアップするばかり。

面白かったから乗り続けているそれだけだそうで。


伊藤さんは、高価な自転車用距離計を買うことに踏み切るまで同じ自転車屋の同じ棚に3回通って決めたそうで。いいわいいわ、私もおんなじだからさ。

都内を走っていて、途中のタイ焼き屋で行きに買おうか帰りに買おうか迷いながらペダルをこいだりするんだって。こういうせこさも好きだ。

老人二人の遠出で一休み。後から来た徒歩の青年に聞かれもしないのに自転車自慢をしたり、挙句の果てに触ってみろと強要したり。
かと思えば、
ヘルスセンターの風呂に入っている間中、そんな高価な自転車の盗難のことを心配し続けるあまり、ワイヤーを切られて盗まれている様を妄想。追いかけねばと思うけれど、それでは入浴料の元が取れない、なんて悩む。いいわあ、好きだわ。

老人4人が、民宿10畳に泊って4隅でちまちまと着替えをするなんザ、なんと微笑ましいことか。

 

朝起きて、晴れていたら高齢者お友達に
「今日はどこかに行こうよ」と電話し、
「いいよ。どこでも行くよ」
なんてお返事もらう、何と幸せなことか。

私も伊藤老人のように、人生、肩の力を抜いて楽しみたいと思った次第で・・・

 

閑話休題

ニリンソウおじさんは田んぼ仕事で忙しい。奥様と働いている姿を遠くから何度か拝見。そこへ、暇人がふらふら出かけるのは後ろめたい気がするので、当分の間は訪問中止ね。


こんなニリンソウが咲いていた土手は草刈り機できれいに刈り取られていました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『草食男子世代』平成男子図鑑 そういうことか

2009-12-27 10:22:28 | 


それにしてもMステのSMAP、半端じゃなくかっこよかったねえ。
アラフォーのアイドルだよ、いいのか!
ソフトバンクCMも遭遇するたびため息ついているし、HPまでお邪魔して退屈をしのいでいるし。

で、今をときめく嵐。
ああ、彼らが嵐かってわけで、5人揃って歌っているところを初鑑賞・・・ふうーん。

作者深澤さんは、文庫版加筆で、嵐が今年ブレークしたのは、彼らが5人揃って草食男子だからって分析。ジャニーズグループでは珍しいと。
SMAPの後は、か、つーんと言われていたけれど、彼らには肉食が混じっているんだって。平成女子は草食男子好きなんだと。
ふーーんそうなのか。と何となく納得。

とかくこの手の社会世相分析本は賞味期限が短いけれど、アラカンおばさんの私にはまだまだ十分期限内。
あはははっ、そうなのか、そういえばいるよなってサクサクっと読める。

団塊ジュニア世代の20代半ばから30代半ば、がつがつしない旧来の男らしさにこだわらない男を、「男子」と定義付け。
若者とか青年とかじゃなく「男子」ねえ。男子、ピッタリなネーミング。
いろいろな男子が登場しているけれど、私的にそういうことか度が高かった男子。

リスペクト男子 

地元大好き、家族大好き 友達大好き、自分が大好き 
青春アミーゴ、池袋ウエストゲートパーク、木更津、キャッツアイがヒットしたたのもすべてリスペクト男子に受けたって。
そういえば「池袋ウエストゲートパーク」なんて、すべてその要素が入っているもんね。
(池袋西口公園・マコトの母上・タカシ・ご本人マコトけっこうナルシスト。)
ほんとだ。

 
オカン男子 

オカンが好きでどこが悪いって感覚なんだそう 。
彼女が出来たって、就職したって、結婚したって、オカンと暮らしたいと思っている。
それのどこが行かないのかさっぱり分からない感覚。
代表がリリー・フランキー 「東京タワー オカンと、ボクと、時々オトン」
どうも読みたくない気持ちになったのはその感覚にあったのか、と納得。
樹木希林とオダギリジョーの雰囲気が拍車をかけたもんね。
でも、こんな男子いるなってすごーく納得。

ニュアンス男子  

男子の好きな俳優がオダギリジョー。
つかみづらい独特の感性の持ち主だって、うん分かる。
服装やヘアスタイルのスタイリングにこだわりがあるって、ほんと直してあげたくなる時があるもの。
来るもの拒まず去るもの追わずのスタンス。そこがいいんだ。ふんふん納得。


私はツンデレが全く分からなかったけれど。
ふだん人前ではツンツンつれない態度をとるのに、二人きりになると態度が変わってデレデレすることをいうんだって。そうなのか。ツンデレ男子もいるそう。

ま、そのほかいろいろな平成男子がいて。
深澤さんの目線があたたかかったから読んでいて気持ちよく面白かった。

彼らは、これからの時代をどう生きていくのかなとは思うけれど・・・  いっか。      

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一気呵成

2009-11-06 10:53:12 | 


来る時は来る、会うときは会う。
電話も人も本も・・・

9月から10月にかけて予約本、新刊本がいっきに懐に飛び込んできて、忙しいのなんの。面白いのなんの。
一気に読み終えました。私的記録。

  

さまよう刃
主人公長峰が犯人を追いつめて復讐が完結するのか。
その一点ではらはらしながら、2段組みの分厚い本を一気呵成。
結末を覗きたくなる誘惑を我慢、我慢で。
映画、どの視点で描くのかちょっと難しいんじゃないのかしら。

ブラックペアン1988
とにかく面白い。ページをめくる手が逸る、逸る。
もうもう一気呵成。
読後もさわやかですっきりしたわ。


  

悼む人
死んだ人を悼みながら旅を続けるなんて、主人公のような人が身の回りにいたら辛い。読み進めるのが辛い。なのに、ページをめくる手が止まらない。
ああ、読後がすっきりしないのも辛い。

告白
これも結末がどうなるか、それに向かって一気呵成。
それぞれの立場からの告白が興味深くドキドキで。
でも、告白している人たち誰にも共感することはなかった。
ちょっぴり、うん、かなり後味が悪い。
松たか子さんで映画化だそうだが。


    

神去なあなあ日常
担任と母親の策略で林業の仕事をすることになった男子の成長物語。私がもう少し若かったら、もっとのめりこんだね。
三浦さんの書く男子は、容貌のことなんか一つも書いていないのに絶対ハンサムだよなと思わせるのが不思議。

卵のふわふわ
大好きな江戸下町人情話。
でも、ただのいい人話でもない。
短編小説の1話1話が、食べ物とうまく調和して一つの長編物語になっている。
偏食だった女主人公が、最終話では何でもおいしいとパクパク食べてる図が物語の結末を暗示していて。いい終り方だ。

で、読み終わった結果、予約したのは海棠尊さん。

ジェネラル・ル-ジュの凱旋
ジェネラル・ルージュの伝説
ナイチンゲ-ルの沈黙

手元に来たから楽しみで楽しみで。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1Q84

2009-07-08 08:38:46 | 

 『1Q84』
本当に幸運なことに図書館で2番目に予約できて、しかも1番目の方は目の前で借りている顔見知りの方。
先週には読み終えていましたが・・・

  

読み終わった後は、「何が言いたかったのだろう」「何を訴えたかったのだろう」
さっぱり分からない状態、。じゃあつまらなかったのかというとそんなことは全くなくて。むしろ、惹きつけられる文章で、ぐいぐいと物語の中に入っていけます。
それでも、私の前に借りた人とお互いに、感想を述べよ、と言いかわすと、
「なんだかよく分からなかったわ。どうなるのかってどんどん先を読みたくなったけれど」と二人して一致するのです。

book1の冒頭、首都高速道路の非常階段を下りた時から、主人公のひとり「青豆」は、1984年の世界から月が二つに見える1Q84年の世界に入っていた。

もう一人の主人公「天吾」は、book2の終盤、公園の滑り台の上で月を見上げた時に、月が二つに見えたその瞬間から1Q84の世界に入っていく。
もちろんもう後戻りはできない。

物語は、それぞれの章が交互に語られ、少しずつ二人が繋がって行く。

魅力的な主人公「青豆」 実に魅力的です。
重要な要素「空気さなぎ」「リトルピープル」「ふかえり(女性)」なんてさっぱり分かりません。想像すらできません。

特に、この物語の山場と思える、ホテルの一室で教団のリーダーと青豆が対峙して会話を交わす、その内容は観念的すぎてもっと理解できません。

訳が分からんのに、物語の先がどうなるのだろうと、わくわくはらはら読み進めるとは、そして投げ出さないで読み終われるとは、どういうことなのだろうと思います。
村上春樹さんの筆力と物語の力なのでしょうか。

よろしかったらこちらをどうぞ、読み売り新聞インタビューです。

村上春樹インタビュー(上)

村上春樹インタビュー(中)

村上春樹インタビュー(下)


「1Q84」を「IQ(アイキュー 84)」としょっちゅう読み間違っているのは内緒です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ささっと読める

2009-07-04 12:21:26 | 

横浜からの帰りに寄った丸善の4階、新書や文庫本のコーナーで見たキャッチコピー。ふーーん、こういう風に宣伝するのかと感心して。

ニヤッと笑う
クスッと笑う
ワハハと笑う
海外で笑う
ミステリーで笑う

感心したあまり、横に書いてあった肝心の紹介本を見逃してしまった。

たくさんの平積み本の中に 
SMAP×SMAPで中居君が草くんに勧めた本 『生きながら火に焼かれて』
と若者文字でメモ風宣伝文句があったのにはクスッと笑ってしまった。

で、ささっと昼寝のお供で読める本。

『ツレがうつになりまして』 細川貂々

ヘタウマに見える漫画でツレさんのうつ症状を、妻の目線で描いている。
深い観察眼、洞察力に感服。
いちばん的確と思えるその姿や症状をを切り取ってユーモアを交えて描いているから、ちょっとクスッとする。
他のその手の本をを読んだり、ご本人の体験談を聞いたり、専門家の話を聞いたりするより、客観的な目線だからずっとよく分かった。(気がする)
男子同級生は30分で読めると言ったけれど、時間以上の内容の濃さだと思う。

ニャッともクスッともワハハともしないけれど・・・


『池袋ウエストゲートパークⅧ 非正規レジスタンス』  石田衣良

相変わらずテンポがよく切れがいい文章で気持ちが良い。スカッとする。
もう石田さんご本はこのシリーズしか読まない。
本題の「非正規レジスタンス」は倒産させられた某派遣会社そのまんまの話。
それにしてもなあ、マコト君が年取ったよなあ、とんがらなくなったよなあ。
シリーズものの限界かしら、なんて、ちらっと。

『パラドックス13』  東野圭吾

東野さんの小説は直木賞をもらった「容疑者Xの献身」前の方が、
ねちっこく登場人物が浮かび上がってくるから好きだ。
そんなわけで、ささっと読めるのはいいけれど、エンターテイメントとしてはとても面白かったけれど、今ひとつなんだかなあ・・
登場人物のだれにも共感できないのは読む者としてはつらい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『恋文の技術』

2009-06-08 13:18:28 | 

更新しているかなと久しぶりに覘いた森見登美彦さんのブログ。
おおーっ、更新してあるではないか。おまけに9日から朝日新聞連載ですと。
実家は朝日じゃないから読めなくて残念だけれど、ま、それもいっか。ゆっくりで。

で、あわててアップする感想、『恋文の技術』

もうもうひたすら森見ワールド全開。
私はこんな草食系男子(勝手に決め付けている)大好きだからワールドに浸りっぱなし。(肉食系男子好きは、女々しくて、なんつー奴だとわめきながらすぐにほっぽり投げるに違いない)
どんな内容名なのよ、と、聞かれもの説明のしようがない。困る。
能登の研究所に飛ばされた男子大学院生主人公がただただ一方的に京都のおのおの方に出した手紙のお話。

もくじね

第一話 外堀を埋める友へ 
第二話 私史上最高厄介なお姉様へ 
第三話 見どころのある少年へ 
第四話 偏屈作家・森見登美彦先生へ 
第五話 女性のおっぱいに目のない友へ 
第六話 続・私史上最高厄介なお姉様へ 
第七話 恋文反面教師・森見登美彦先生へ 
第八話 我が心やさしき妹へ 
第九話 伊吹夏子さんへ 失敗書簡集 
第十話 続・見どころのある少年へ 
第十一話 大文字山への招待状 
第十二話 伊吹夏子さんへの手紙 


投函している季節が4月から10月までだから、書いてある内容が重複していること甚だしい。
おいおい、なんかそのあと進展しているのかさ、と突っ込みを入れたくなるくらい。
別に恋文の技術なんてなーーんもないです。

伊吹夏子さん、ね、この失敗書簡が、ちょっと泣かせるくらい。
あっ、泣かせるといっても森見さんですから、笑わせもします。

嘘か真か分からないながら、家庭教師をしていた見どころがある少年へのお手紙だけは、本気かしら。
行ったり来たりが駄目でない方には、梅雨の時季、お昼寝時になどどうでしょう。

能登の空はなぜこんなに灰色で、頭つかえそうなほど低いのか
山も街も海もすべてがどんよりと灰色に包まれています
だんだん自分の過去も未来も灰色になる気がして、水族館のイルカに人生相談に行ったりして精神的危機を乗り越えております

しょっちゅうこんな挨拶文が出てきますから・・・
そっちもそうかと乗り切れること請け合いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奇書

2009-04-02 08:47:18 | 

朝っぱらから何だ!とお叱りを受けることは覚悟の上で・・・

もう早く誰かにこの衝撃のおすそ分けをしないと、想像力豊かな私の脳内で衝撃の映像がグルぐる回って止まりませんので。

 

 背表紙を見ただけで、某こじゃれた雑誌をおちょくっているのかそれともその路線を行こうとしているのかと選んだ私が悪い!!!
それはじゅうぶん分かっております。はい。

でもね、この題名からもっと広がって日常のそちこちを語っているのかと思ったのよ。だからページをめくってもみなかった、すっきりした装丁だけで信用していたのにな。全ページ、これ、3番目の単語の話ばっか!マニアックなその話ばっか!

1ページにウ○コという単語が何個出てくることか。そのたびに私はウコンと読むことにし、漢字の野○はなかったことにし、そりゃあそりゃあ大変だったわ。

国内外どこに旅しても、どこでそれをしようかそっちのことばかり考えているこの方。
年間成功率を記し、1000日達成を目指し、どんな日でも自宅外のそちらに行って用をたし・・・どう?そんなの読めます?

映像が脳内駆け巡るんだからさ、私だって途中何度却下および放棄しようとしたことか。でもね、この方のあまりの高邁(?)な思想および揺るがない強い信念にそれは悪いかなと頑張った。本を読むのに頑張るなんて・・・前代未聞。
何日も引きずるのは嫌だから、1日で読み終えようと昨日必死だったわ。おかげで完読!

それにしても、この本を購入した図書館、えらい!ぜひ返却の時に聞いてみよう。
で、心臓の強い方、どうぞこちらから飛んで行ってくださいませ。すべてはここに。

http://special.yamakei.co.jp/noguso/book.html

この本の最後の方に実物の写真があります。
「心臓の弱い方は、危険度を確認の上、ごらんください」ですって。もちろんそんなもの私は見ません。(ウソ、ちらっと見た)
お勧めはしませんが、世にはこんな本もあるんだってことで・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする