チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

今年も「ハス」が咲きました。

2024年06月20日 05時02分28秒 | 

曇、24度、85%

 蕾をつけてひと月半、「ハス」の花が咲きました。この蕾は今までで一番大きなものでした。例年より遅いかと思っていたのですが、昨日ブログ元から送られて来た一年前の私の記事は、「ハス」の開花でした。約束したかのようにほぼ同じ日に咲きました。

 大きく膨らんだ蕾は、日が上ると徐々に開き始めます。一日目はさほど大きく開きません。そして、午後3時ごろには花を閉じ始めます。 夕方にはすっかり花は閉じています。これを三日、もしくは四日繰り返し最後には「ハス」の緑の実が残ります。

 この瓶の「ハス」は早春株分をしました。「レンコン」の部分は小指大です。7年目に入っていたので、泥の中は「レンコン」だらけでした。大きく固い「レンコン」だけを残しました。それが花の大きさにつながったのだと思います。 

 「ハス」の蕾は葉に隠れるように付き、水面から20センチ30センチ茎を伸ばします。咲く1週間ほど前には葉陰から蕾は顔を出します。十分に太陽を浴びて、色づき開花です。

 もう一つの瓶の「睡蓮」は蕾すらつけていません。「ハス」と「睡蓮」の違いは花が水面に浮かんでいるものが「睡蓮」です。茎を伸ばすタイプは「ハス」です。

 数日後、「ハス」の実に変身するとグロテスクにも見えるのですが、この三日間は華麗な姿をしています。昨年「ハス」の種を取りました。種で増やすこともできます。秋には種蒔きをするつもりです。

 「ハス」も「睡蓮」も花と共に葉が美しいと思います。特に雨上がりには、大きな水滴を湛えています。水滴はレンズのように周りを映し出します。今年は幾つ花を咲かせるでしょうか。どの植物も花が咲くのを待ち焦がれますが、「ハス」「睡蓮」は中でも特別な気がします。

 「ハス」がハスの実になるまでの様子は、インスタに上げるつもりです。

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ASAKO IWAYANAGI のケーキ

2024年06月19日 05時19分03秒 | 頂き物

曇、21度、75%

 二日前、雨の降り出しそうな午後の空を見上げていると、チャイムがなりました。出てみると古くからの友人です。「真奈、これ食べて。おやつまだでしょう。あなた、滅多にケーキはらわないから。」「上がって、一緒に食べようよ。」彼女はお孫ちゃんが帰宅する時間に間に合うように家に帰らなくてはいけないので「また今度、自分の家の分は買ってあるの。」と言って車を出しました。

 手渡されたのは小さなケーキ箱、「ASAKO IWAYANAGI」のケーキです。東京の等々力と福岡にしかお店がありません。薄いグレーを基調にした店作り、中で働く店員さんは白いコートに髪に巻くものは同じグレーのターバンです。もちろん包み紙もショッパーも薄いグレー。薄いグレーが見事にお菓子の雰囲気を作り出しているお店です。この店はシックな「パフェ」が有名でお値段も5000円を超します。店内でサーブされる「パフェ」を食べるには予約が必要です。私はつい先日、「ASAKO IWAYANAGI」に買い物に行きました。遠くの友人の誕生祝いを買いました。父の日の前ですから、店にはいつもより人が多く、店員さんも慌ただしく働いていました。

 雨に向けての庭の準備が終わったので、ケーキの箱を開けました。「チーズケーキ」かな? 友人の言葉が蘇ります。「ケーキをもらわないでしょう。」確かにお菓子はたくさんいただきますが、「ケーキ」はこの友人が持って来てくれる「ケーキ」だけです。「よくわかってるな。長い付き合いだものね。」とフォークでケーキを一口。複雑なフルーツの香りの「チーズケーキ」です。どのお菓子も甘さがくどくないのがこの店のお味です。有名な「パフェ」は大きさも半端ないので甘すぎては食べれません。一人のおやつですが、友人の温かさを感じながら食べました。

 その晩、お風呂に浸かっていて、ふと思いつきました。「そうか、今日が息子の誕生日、私が母になった日だと知って持って来てくれたんだ!」私のブログを毎日読んでくれています。コメントがあるとメールが飛んできます。この日はメールの代わりに「ASAKO IWAYABAGI」のケーキだったのね。このブログでお礼を「ありがとう。嬉しかったよ。」

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孫娘の宿泊学習

2024年06月18日 05時02分19秒 | 孫娘

雨、20度、92%

 小学5年生の孫娘、昨日から伊豆高原で2泊の宿泊学習です。いつもより早く登校、ラッシュを避けての移動です。10時過ぎには伊豆高原に入っていました。

 5年生になって身体も話す内容も成長のスピードが早くなったと感じます。六月に入って孫娘と電話で話す度、出発前の高揚感が私にまで伝わって来ます。「リュックを買ってもらって。」と準備の買い物も楽しみにしていました。宿泊学習の学校での準備が始まった日には、寝室を同じにする数人の女の子の「班長」に選ばれたと話してくれました。「班長」の仕事内容も詳しく説明してくれます。「班長会議」があり、三日の間は何かと責任があるようです。

 昨日は早く起きたのでしょう。「おはよう」のメッセージが7時には入っていました。眠れなかったのかな?楽しい三日の始まりです。自分で用意した服を着て、髪を結び、大きなリュックを背負って出かけたようです。中には着替え、2段重ねのお弁当。親はどんな思いで後ろ姿を見送ったのかと想像します。日程がちょうど息子の誕生日に出発です。「パパの誕生プレゼントは、伊豆のお土産にする。」とこっそり話してくれました。2,000円のお小遣いを持って行くそうです。

 あいにく伊豆地方は今日は雨予報、散策の予定は屋内の遊びになるのかな?友人と一緒に過ごす時間、同じ部屋で寝る楽しみ、初めての経験です。六月初めの運動会ではリレー選手に選ばれて、一位でバトンを受け一位を走り抜いたそうです。毎日練習していると言っていました。

 小学5年生の孫娘、日に日に大きく前進中。世の中の流れと同じくその速度は昭和の私たちの頃とは違います。帰宅後どんな話をしてくれるでしょうか。「楽しんでおいでね。」

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46年前の今日

2024年06月17日 05時09分44秒 | 節分

曇、22度、91%

 46年前、私はお腹に子供がいました。そろそろ8ヶ月でした。腹痛と暑さで眠られずに迎えたのが六月十七日の朝でした。夜半からお腹が痛みます。横で寝ている主人を憚りながら痛みの間隔を計ります。間隔は長いのですが周期的に襲って来ます。トイレに立つとうっすら出血がありました。目覚めた主人に「今日病院に行っってくる。」その日は土曜日、定期検査は週明けの月曜日に予約していました。主人は仕事でしたが「一緒に行くよ。」と言ってくれました。

 現在のように完全予約や日時を決めての出産なんてありません。土曜日のせいもあり痛みを訴えているのですが、待合室で待たされます。だんだん痛みの間隔が短くなっています。脈をとりにみえた看護婦さんに「痛いのですが。」と言いましたが、順番通りに待つように言われました。

 診察台に乗ると医師が「出産が始まっている。」と言います。それでも悠長に当時都内の医院で初めてというスキャナーで胎児を見せてくれました。動いていました。医師に「女の子だね。」と言われ、ストレッチャーに乗せられ2階の分娩室に入りました。12時少し過ぎでした。看護師さんたちの会話が耳に入ります。どうもお産婆さんが帰宅したので、呼び出しの電話をかけているようでした。冷たい分娩室で私の横にあるモニターには私の脈の動きが出て来ます。痛みが来ると山が高くなります。誰も来ません。ただ間違いなく、お腹の痛みは間隔が短くなり、痛みが強くなっています。

 我慢して我慢して、ナースコールを押しました。看護婦さんが私の様子を見て「もうすぐ生まれるわよ。」と言います。でもお産婆さんが戻ってこないので医師を呼ぶことにした様子です。「母親教室」で習った通りの呼吸法を繰り返しました。痛みが強いときはゲンコツを作り背中に入れて堪えました。2時を回った頃、破水と共に出産が終わりました。一気に終わった感じでした。後産の痛みがある中で産声が聞こえました。詰まっていたものを吐き出すように産声は大きく分娩室に響きました。時計は2時4分。「1900グラム、男の子ですよ。」と同時に麻酔を打たれました。

 目が覚めた時は病室でした。救急車のサイレンの音で目覚めました。主人の気配や私にかけてくれた言葉はかすかに頭にありました。「未熟児だから広尾の日赤に連れて行くことになったよ。」サイレンは私の子供を乗せた救急車のものに違いありません。心配で麻酔が完全に覚めました。

 私の一度きりの出産の思い出です。その日から東京は熱帯夜に入りました。息子が46歳を迎えます。初めて会ったのは数日後、六月二十日でした。無理を言って奥沢から広尾まで連れて行ってもらいました。酸素なしの未熟児ベットに見た息子の姿、身体の割に大きな足の裏、忘れることなく毎年この日には蘇ってくる思い出です。

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今年最後のビオラ

2024年06月16日 05時07分54秒 | 

晴、25度、86%

 「ビオラ」が好きです。「パンジー」でなく「ビオラ」が好きです。花の大きさが少し違うだけですが小振りな「ビオラ」じゃないとダメです。帰国以来6回の春、必ず家には「ビオラ」がありました。色々な色を試しました。ここ数年は花が終われば種を取り、秋には種を蒔きました。種から育てると、私の出費は減ります。発芽を待てば咲くのは晩春です。よそのお宅では年末から「ビオラ」が咲いています。その上、この色と思って蒔いた「ビオラ」の種、花が咲くと予想外の色の花だったこともあります。庭でとった種も、次の年には色が変わることもあります。そしてこの私、種から育てるのがとても下手くそです。

 昨夕、まばらになった「ビオラ」の鉢から残った花を切りました。最後の最後まで見ていたい、それほど好きな「ビオラ」です。色にもよりますが、満面の笑顔でのような「ビオラ」です。朝走る道の脇に置かれたプランターにこの冬は黄色の「ビオラ」が咲いていました。プランターいっぱい黄色の「ビオラ」でした。この「ビオラ」を見ると思わず顔が緩みます。緩やかな上り坂、きついなと思う私を励ましてくれました。

 今年は種を取りませんでした。年が明けたら「ビオラ」の苗を買うつもりです。たくさん並ぶ苗からパッと目の会った色の「ビオラ」をたくさん植えるつもりです。今年最後の「ビオラ」はテーブルの上でやはり笑っています。

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シュリンプペーストを使った「いちじくとエビの炒め物」

2024年06月15日 05時04分26秒 | 昨日のお昼ご飯

晴、24度、88%

 庭のいちじくが食べられる季節になりました。毎年たくさんの実をつけてくれます。いちじく好きの私にとってはありがたい木です。お昼ご飯に「いちじくとエビの炒め物」を作りました。

 真夏のいちじくに比べて甘味が少ないこの時期のいちじくです。料理に使うと火が入る事で香り、甘味ともに増します。料理に使うには、やや硬めのいちじくを選びます。この炒め物、隠し味に「シュリンプペースト」を使いました。東南アジアでは一般的なオキアミを発酵させた調味料です。タイでは「カピ」中国では「蝦醬」と呼ばれます。香港では海沿いの漁師街に行くとこの「蝦醬」を作っている光景に出会します。見える前に匂いで「蝦醬」だと気づきます。竹ザルいっぱいに広げられた「オキアミ」の天然乾燥です。発酵調味料独特の匂いがあたりに漂います。そしてハエもブンブン。

  タイの「カピ」です。中国の「蝦醬」よりやや硬めに仕上げられていますが基本同じ物です。 炒め物に使う際はまず初めに「シュリンプペースト」を十分に炒めます。具材をざっくりと炒め合わせてお仕舞い。使う量にもよりますがかすかに「シュリンプペースト」の匂いがするぐらいがベストです。入れ過ぎると香り、塩気共に強くなります。

  「いちじく」が「シュリンプペースト」の塩気と火が入って甘味を増しています。お皿に盛って、「パクチー」をとりに庭に出ました。今年の「パクチー」はもう花を付けています。見ると小さな緑の種になっていました。「コリアンダーシード」です。「パクチー」も東南アジアの国々では当たり前に使われているハーブ、「コリアンダー」とも呼ばれ根っこから種まで全て料理に使うことができます。緑の種を食べるのは初めてです。例年、枯れるまでおき「コリアンダーシード」として保存しています。

 エビに「シュリンプペースト」は間違い無くマッチします。「シュリンプペースト」はほとんど匂いません。それなのに味に奥行きと広がりを作ります。最後に口の中で弾ける「コリアンダーシード」爽やかです。

 「コリアンダーシード」をもう少し太らせて緑のうちに摘み取り冷凍保存するつもりです。意外な発見でした。

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多肉植物の花

2024年06月14日 05時02分00秒 | 

晴、24度、88%

 私がふた月もじっと開花を待っているのは、多肉植物「エケベリア」2つです。 もともと「エケベリア」の形そのものが花のようでそれだけでも可愛い植物です。春先になると花を咲かせるために、細い茎が花状の中から出て来ます。その先に緑の花芽をつけます。時間をかけて色付いたのですが、開かない。

 多肉植物の花は原産地の南米の持つ鮮やかなコントラストの強い花が咲きます。「エケベリア」自体直径3センチ程度ですから、花も小さいのですがお洒落だなと見つめます。この数日の高温で一番ポピュラーな「エケベリア」の花先が開きました。 筒状の花びらの先っぽはギザギザです。長い花茎の先に咲きユーモラスです。

 一方、色付いた蕾のまま一向に開かない「エケベリア」は親株自体にも変化が始まっています。 花の形をしているのはどちらも同じですが、この親株が自己分裂して子株をこしらえています。花茎を伸ばし、蕾が色づいた頃から、親株の脇に子株が出始めました。現在8個ついてます。奇妙な植物です。蕾の色は濃いめの赤と黄色、開くとさぞ可愛いと思わせるまん丸な蕾です。まだ開きません。「開かないままかも?」と思い始めました。というのが、親株が子株に栄養を取られて細って来ています。花に栄養が行かないと感じます。花を咲かせるときは非常に体力を使うそうです。しかも子供までつけています。健気な生き物です。可愛い蕾にシワがより始めました。だってふた月もこのままの状態です。様子を見て花茎二本を切り、子株を外して別植えにしようと思っています。

 植物は花を付け種を作り子孫を作ります。自己分裂で子供を作る植物を目の当たりにしました。子株を外して、親株の労を労ってやろうと思います。自分の身を細くして次の世代を作る様を花の開花を待ちながらふた月、じっくりと見せてもらい感激しています。

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ホテイソウの花

2024年06月13日 05時02分08秒 | 

晴、23度、89%

 夏には水辺の植物の花が咲きます。「睡蓮」が2種類、「ホテイソウ」、3年経っても花の見られない「河骨」。この春先、株分をした「睡蓮」がひと月も前から蕾をつけています。「水蓮」も種類によって花のつく位置が違います。今蕾があるのは葉を傘代わりに葉の下に蕾をつけ、いよいよ咲く段になると葉からぐっと伸び上げるタイプです。葉の上に蕾が出て来て少しづつ膨らみ始めました。朝晩じっと見ます。忍耐よく待ちます。

 昨日、ココの朝の散歩の時は全く気配がなかったのに、昼前、「ホテイソウ」が咲いていました。あら、予想外!例年より「ホテイソウ」の開花は早い。急にこの2日気温が高くなったからでしょう。香りがあって欲しいと思うほど「ホテイソウ」の花は涼しげて美しいと思います。この涼感が水辺の植物の持ち味です。「ホテイソウ」は今から11月ごろまで、「一日花」ですが次々に咲いてくれます。増えすぎて、毎春株数を減らします。分けて裏庭にも置いています。小さな瓶、大きな瓶もこの薄紫の花が飾ります。

 2ヶ月前瓶を大きくした「水蓮」はまだ蕾をつけません。広くなった水面に葉がいっぱいに広張ったままです。こちらは蕾が水面に浮いたまま咲くタイプです。葉の下に隠れてないかと葉をめくって点検、まだ蕾の影も形もありません。

 「河骨」は珍しい水辺の植物です。関東地方ではほぼ自然での生育が見られないそうです。家に向かい入れて3回目の夏、一度も花が咲きません。小さな瓶に小ぶりな特徴ある葉を見ているだけでも私は和みます。昨日は「ホテイソウ」の開花で気をよくして「河骨」の瓶を底まで覗いていました。あれ?見慣れないものがついています。まん丸な「花芽」かな?きっと「花芽」です。初めてなので、確証はありませんが葉の芽とは形状が違います。「無事咲いてくださいね。」

 水辺の植物だけでなく、蕾を付けてふた月も待っている植物もあります。かと思えば一気に咲き揃う花もあります。今庭は「紫陽花」が彩ってくれています。徐々に夏の庭にと移行中です。

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アスパラガスのフムス

2024年06月12日 05時04分39秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、22度、85%

 「ひよこ豆」をペーストにした「フムス」、トルコ料理でピタパンや生野菜のディップとして出て来ます。今ではこの「フムス」の瓶詰めまでが売られて知名度が上がっています。

 「ひよこ豆」を香港に渡る前、40年近く前に食べたいと思いました。インドの「豆カレー」を作りたかったのですが、当時日本には「ひよこ豆」は乾燥ものも缶詰物もありませんでした。今ではスーパーのサラダミックスの豆には必ず入っています。缶詰もすぐに手に入ります。乾燥の「ひよこ豆」も老舗の豆問屋で売られています。「ひよこ豆のカレー」もよく耳にするようになりました。豆質は大豆と小豆の中間、独特の甘みと香りがあります。戻りが早く、乾燥豆でも準備に時間がかかりません。

 「フムス」は「ひよこ豆」とニンニク、「タヒニ」と呼ばれる中東の胡麻のペースト、オリーブオイル、塩をなめらかにした物です。ディップですが「フムス」だけを食べるのが私は好きです。たくさんいただいた「アスパラガス」で作ってみました。アスパラガスの根本の部分だけを集めておきました。それを茹でてペーストにします。少し硬さが足りないので、「ひよこ豆」を足しました。固さをみながら「ひよこ豆」を加えます。「タヒニ」中東の胡麻ペーストもカルディなどて売っていますが、私は「芝麻醬」で代用します。少し硬くなったところでオリーブオイルで最後に硬さを整えます。胡麻やニンニク、オリーブオイルの匂いにアスパラガスの優しい香りが殺されないか心配でした。「アスパラガスのフムス」をクンクン、ひよこ豆、胡麻、オリーブ、ニンニクが強くかおります。ところが口に入れるとアスパラがしっかり生きています。

 パンにつけてもいいのですが、私はイワシのグリルと合わせました。よく太ったイワシのお腹にニンニクをいっぱい詰めてグリルしました。 本来の「フムス」の色は薄い砂色ですが、アスパラガスをベースにすると美しい緑色です。イワシと一緒に「アスパラガスのフムス」を口に頬ばります。食べる直前にぱらりと黒胡椒を振ると、それぞれの味が鮮明になります。美味しいお昼ご飯でした。

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ガラスの箸置き

2024年06月11日 05時02分22秒 | 身の回りのもの

晴、21度、90%

 気温が上がってくると食卓にガラスの皿、小鉢が登場します。どれに盛り付けようかな?と食器棚を開けると自然にガラスに手が伸びています。ガラスは見た目の涼やかさ、手にした時の冷んやりが信条です。

 ガラスの質感、カットがあるなし、色ガラスかどうか、趣が変わって来ます。透明の薄張りは軽く美しいけれど扱いが大変です.カットガラスは光の反射が多方向で電気の下ではキラキラします。カットも手でカットしたもの、機械カットのものでは光の暖かさに違いがあるように見えます。色ガラスはその色に光が染まるのが面白い。緑の光線、赤の光線、中にある食べ物、飲み物が趣を変えます。

 これから毎食お膳に乗るのが「ガラスの箸置き」です。ぽってりとした歪な表面の「箸置き」です。厚みがあって、中を抜ける光がとても美しく、大好きな「箸置き」です。もう20年は使っているでしょうか。気に入った品なので、たくさんの方にプレゼントもしました。5個入った端正な小箱に入っています。一箱、母にもあげました。まだ母がこの家で暮らしていた時のことです。気に入ってくれたのでしょう、夏の間はいつもテーブルに一つ置かれていました。

  9月に入ると気温が高くても早々に、「ガラスの箸置き」は箱に戻ります。朝の空気が「ガラスの箸置き」を必要としなくなる頃です。染め付けの「箸置き」も手にとってはみるのですが、夏の間は「ガラスの箸置き」が好もしい。今日は30度近くまで気温が上がるそうです。

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