チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

暑中見舞い

2016年07月30日 06時18分15秒 | 日々のこと

晴れ、29度、89%

 やっと全国的に梅雨が明けたと聞きました。随分遅い梅雨明けです。この知らせを待って重たい腰を上げるのが、暑中見舞いを書くことです。今年の立秋は8月7日、香港から日本まで郵便物は4、5日所によっては1週間かかります。昨日は半日座って暑中見舞いを書き上げました。

 年賀状と暑中見舞いは年上の方や主人が仕事でお世話になってる方だけに出します。以前は親しい友人知人にも出していましたが、友人達はクリスマスカードだけにしました。手書きです。年賀状を書くのに丸一日座っていなければなりませんでした。

 お出しする方のお名前を紙に書き出します。ずっと座っているといっても、主婦ですから細々とした用事で立ちます。うっかり書き漏れがないように、同じ方に2枚出さないように、今までの失敗から書いた方のお名前の横にはチェックを入れて置きます。

 手帳からお名前を書き出した時、あらと気付きます。年上の親戚の数がここ数年でぐっと減ってしまいました。それもそのはず私達夫婦ももう直ぐ還暦を迎えます。小学のときから暑中見舞いや年賀状を書きました。いえ、書かされました。学校の先生、親戚の者に書くように母から葉書を手渡されました。ちっとも楽しいとは思えません。年賀状も暑中見舞いも嫌な仕事のひとつでした。ですからかれこれ50年、毎年毎年、年賀状、書中見舞いを書いて来たことになります。嫌で仕方なかったこの作業、もうすっかり身に付いています。書く枚数も30代、40代の頃は年々増えて行きました。主人も私もお付き合いの幅が一番広がった頃です。

 こうした季節の挨拶、型通りになりがちですが出すが相手の方の顔を思い浮かべながら添える言葉を考えます。ご無沙汰の方もいますのでお顔を思い出すことは楽しい時間となりました。イヤイヤ書いていた50年前とは違います。「この暑い夏を無事にお過ごしください。」という言葉が心から出て来ます。「お目にかかれる日を楽しみにしております。」という言葉も是非もう一度お会いしなくてはという思いに変わって来ました。

  中国の発明家の記念切手を貼りました。エアーメールのシールも貼りました。「JAPAN」も書き忘れがありません。よしとポストに入れました。

 今では仕事ではありません。心から季節のご挨拶。心からお元気でいてくださいの暑中見舞いです。皆さんも今からの夏本場、体調を崩されませんように。


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