
晴れ、21度、79%
おき手紙というのか、書き置きというのか、小さい頃学校から帰ると、おやつはどこにあります、とか、何時には戻りますとか書かれた母からの書き置きがテーブルにありました。
私も、息子が高校で日本に帰るまで、彼の帰宅時に家にいないときは、よく書き置きをしたものです。
何時になったら、ご飯のスイッチを入れてくれとか、遊びに行っても、何時までには家に帰るようにとか。この木でできたカラスさん、くちばしが紙を挟みます。私が、ものごころついたときには、既に実家にありました。なぜか、大学で上京する時私の荷物に入ったまま、ずっと一緒にいます。
息子がいなくなっても、からすさん、しっかりお仕事をしていました。家人より先に仕事にでる時や、遅くなるとき短い伝言をくわえていてくれました。
ところが考えると、最近は、おき手紙や書き置きをしなくなりました。携帯電話です。メールです。SMSです。すぐに連絡がつく、連絡を残しておける便利な機械のおかげで、すっかり、カラスのお仕事がなくなってしまいました。こんな書き置き、走り書きですから、手元にあった紙に字だって斜めになったりして。当然、誰もそんな書き置きはとってありません。手書きの文書が少なくなったのと同じに、生活のこんな小さなところにまで、変化が起きていました。
私の書き置きに、息子は時々、何時に帰ります、などと返事をおいてありました。家人もたまにですが、何時に起こしてください。と書き置きがありました。彼らが書いた字がカラスのくちばしにくわえられているのを見ると、胸にポット、暖かくなるものがありました。久しぶりに、書き置きを復活させましょう。
あの手の大ネズミさんは、いつも腹ぺこなのです。
隠しておいても見つけるしね。
隠すのは、気が引けるしね。
でも、もう少しするとお仕事だと解ってくれるわよ。
金曜日に荷物送付済み。郵便局のお姉ちゃん、いつ着くのの返事が、オーストラリアは遠いから10日以上だって、エアーメールなのに!
『食べるな!!』(笑)警告の書置き・・
焼きたてパンを直ぐ食べる家族。
いつも家族の為だけに焼いてるとは限りませんのよ!!