晴、23度、94%
今年も布袋草の花が咲きました。大きな花ではありませんが、スクッと茎を伸ばして花をつけます。水面に布袋草の丸い葉っぱ、そこから10センチほどの高さに咲く薄紫の花は佇まいよく見えます。
3年目の布袋草です。夜のうちに花芽をもたげて、夜明けにはまだ蕾ですが、日が登るとパッと咲きます。咲くのはその日の日の入りまで、翌日にはしょぼくれてしまいます。甕にあまりに多くなった布袋草を10日ほど前に分家して今では鉢は2つです。ただ移動しただけなので本家、分家とも同じ日に花が咲きました。 こちらが分家です。日向に置いてあるので花色が本家と違うように見えます。見出し写真の方が実物に近い色です。分家の鉢を覗き込むと、あれあれ、布袋草の浮き袋を誰かが噛みちぎっています。 犯行現場は見ていませんが、おそらくカラスの仕業です。水を飲みに甕の淵に止まります。本家の甕は花芽が立ち上がってくるまではカラス防止のネットをかけていました。中のメダカを食べられてはと心配でした。折角の花です。ネットを外したばかりです。本家の浮き袋は現在は傷んだ様子はありません。
1日で萎む布袋草の花ですが、毎日毎日、花芽をつけます。夏が終わる頃からポツンポツンと間遠になって、11月まで咲きます。道ゆく人の目にも留まる布袋草の涼しげな花です。