雨,25度、95%
今年に入って,ひと月に一度日本に帰ります。いつも,2、3日と滞在時間は短いのですが,それなりに流行っているものなどが解るようになりました。スーパーに食材を整えに行きます。スーパーをひと回りすることがどれだけ楽しいか,永く日本を離れていると,こんなことにホッとします。夏の暑い間は,ちょっと涼をとるために、コンビニにも入ります。涼みながら,どんなものを皆が買って行くのか眺めています。
セブンイレブンに値段が高い食パンが売られていました。セブンイレブンブランドです。スーパーなどで売っている食パンより,100円ほど高め、インストアーベーカリーの食パンにもまけない値段です。次に帰国した時には,その食パンを使ったサンドイッチが売られていました。見ていると、朝,昼と値段の高めなサンドイッチも売れています。同じ頃,他のコンビニにもプレミアムと名をうった,サンドイッチが出現していました。
日本のパン屋の店先は,本当にたくさんの種類であふれています。しかも,フランスなどのパン屋まで店を出しているほどです。デパートの両コーナーにパン屋が向き合っていることすらあります。そして,両方の店に人が入っているのです。お米の国日本のお米離れでしょうか。短い滞在ですから,日本にいる間は,出来るだけご飯を食べることにしています。ただ,必ずパン屋を覗くのは,家で焼くパンに何かインスピレーションをもらうためです。
ここ香港でも,ブレッドメーカーの普及でパンを焼く人が急増しているそうです。おかげで,美味しい日本の粉も以前より手に入り易くなりました。作る楽しみもありますが,作るなら出来るだけ美味しいものをと思います。
セブンイレブンで売られている高級食パンは,「金の食パン」と名付けられています。耳まで柔らかいというのが,セールスポイントだそうです。さて,私にとっての金の食パン,やっぱり自分で焼いた食パンです。 粉は日清の強力粉。いつも2斤焼きます。この2斤を,20枚前後にスライスしてサンドイッチを作ります。主人と二人,多すぎるパンはすぐに冷凍に。耳は焼きたては確かに堅いのですが, 一晩置くとしっとり柔らかくなります。東京の銀座には,食パン3種類だけを売る店もできたそうです。スタンダードなパンだけに美味しさがはっきりと出るのも,食パンです。