小さな日記

ワンクリック募金 毎日クリック!
http://clickbokin.ekokoro.jp/

芸術祭10月大歌舞伎

2008年10月16日 | Weblog
月1で歌舞伎座に通い4回目なので、そろそろ慣れてきた。持ち物は、小さいおにぎり、熱いお煎茶、濡れタオル、飴数種、オペラグラス2個、シルクのスカーフ(ひざかけ用)、チケットに財布、携帯電話。9時18分のバスに乗る。

きょうは、初めての2階席。でも、最前列なので、全体がよく見える。「重の井」のふすまは金色に色とりどりの花が丸くデザインされて、モノグラム模様のよう。「いやいや姫」の真っ赤な振袖が映えて華やかな舞台。上部はクリーム色に金色の雲模様。「奴道成寺」は、松緑さんの軽やかな踊り、常磐津、長唄囃子がずらっと並んで見事。「魚屋宗五郎」は、菊五郎さん、玉三郎さん、左團次さんの渋い演技。「藤娘」は、傘寿の芝翫さん。4回も藤の木の陰でお着替えをして、衣装の目の覚める美しさ。藤は高く天井からこれでもかとたくさん大きく豊かに下がっていた。

いも床

2008年10月15日 | 情報
ぬか床ならぬ、いも床。福島県で、ぬかの代わりに、じゃがいもで漬物を作るそう。これ、よさそう!売れない小さかったり変な形だったりのじゃがいもを利用することで広まったそう。工夫っていいな。
http://www.tv-tokyo.co.jp/ladys4/recipe.html

きょうは、息子の私塾の先生だった方が作った無農薬野菜が届いた。横浜でヨットを操っていた青年が、土と友達になった。素敵なこと!
http://www.muhiryou.com/

ホームレスさんこんにちは

2008年10月14日 | 
わたしが少女時代「リボン」や「少女クラブ」の表紙でお馴染みの松島トモ子さん。電気パーマをかけたショートヘアーが印象的で、わたしも頼み込んで同じ髪型にしたことがある。

そのトモ子さんが、思い立って、日比谷公園とニューヨークのホームレスさんたちを取材した本を読んだ。2004年出版だけれど、取材は1999年なので、今とはまた事情が違うかもしれないけれど、誰でも簡単にホームレスになれるのは変わらないだろう。そう、本当に簡単だ。

親戚や友人、家族にまでも、ホームレスであることは知らせたくないひとが多い。そういう気持ちになったら、ホームレスになるのだと思った。身近なひとに、「助けてくれ、なんとかなるまで」と訴えて、枷ができるのがいやなのだろうと思う。ひととの絆をバネにして頑張ろうと思っているうちはホームレスにならないかもしれない。お金ではなくて、心持ちが境界線かもしれない。

バレエ

2008年10月13日 | Weblog
母を連れて、国立スタジオのバレエ発表会(くるみ割り人形全曲)に行った。振り付け、指導をなさった仁紫高麗湖(にしこまこ)さんは、10年ほど前、ダンスやバレエで痛めたわたしの体を「ミツバ」(イスラエルの体の技法)で導いてくださり、わたしが整体やアレキサンダーテクニックなど、体をテーマにしていくきっかけをくださった方。素晴らしいダンサーでもあるが、指導者としても、高い評価を得ている。(東京新聞バレエ部門優秀指導者賞受賞)彼女の元に一週間に一回、2年ほど通った静謐な時間。大きな瞳のバンビのような印象だった。体の声に耳をすますことを教えていただいた。

いつもお誘いを受けていたがタイミングが合わず、きょう、初めて発表会に行った。それは、子どもの発表会とはとても思えない高い水準で驚いた。バレエでも、ピアノでも、子どもの発表会というと、好きな子、熱心な子だけではないのが舞台にあらわれるのが一般的ではないだろうか。てれたり、はずかしがったり、緊張のあまり、間違えたり。ところが、この発表会、こどもたちは、4歳から出演しているのだが、全ての子どもが舞台の心構えができていた。それぞれの技術にはもちろん差があっても、ひとりひとり、適した振り付けが与えられるせいか、足も手も、バレエからはみでることなく、行き届いてのびやか。呼吸するように踊っているように見えた。誰一人、苦労して回ったり飛んだりしているようには見えなかった。すごいことだと思う。奇跡のようだ。これ一回で終わらせるのは本当に残念。テレビ放映して欲しかった。

舞台の色合いも、微妙な中間色が美しく、化粧も、子どものバレエ化粧は嫌味になることもあるのだが、とても上手で自然だった。また特筆すべきは、小学校くらいの男子2人が、上手で活躍していたこと。

こまこさん、やったね!わたしは、嬉しくて、見ほれて、どの子の踊りも、こまこさんが踊っているように見えた。50人近い出演者。すごいことだ。

母も、「まさか、こんな素晴らしい本物のバレエをみることができるとは思わなかった。断らないで頑張って来てよかった」と、一緒に手の平が痛くなるまで拍手を惜しまなかった。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~komako-studio/index.html

http://jp.youtube.com/watch?v=QK3ELt0zPLg&feature=related

あきらめる、あきらめない

2008年10月12日 | Weblog
柔道の古賀稔彦さんの座右の銘が
『あきらめからは決して何も生まれない』
http://www.kogatoshihiko.jp/koga01.htm
上野動物園の飼育員細野孝彦さんは
 「無力だからこそあきらめない」とおっしゃる。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081007/index.html
けれど、

心理学者の斉藤茂太さんは、著書「あきらめ力」で
 「あきらめることで、自分らしさが実現していく」と書く。
http://www.shinkosha-jp.com/detail/4-86081-079-1.html

それぞれ、対象が違う。なにをあきらめた方がよいか、あきらめない方がよいか、きっと、自分は答えを知っているのに、あきらめたくないからという理由であきらめなかったり、あきらめたふりをして、実はこそこそ逃げたりするのが、我というものだ。無心が肝心。

調味料

2008年10月11日 | Weblog
空気中には、野生の酵母がたくさんあって、りんご、昆布、ぶどうなどいろいろな食材で酵母を育てて調味料にしたり食べたりと活用できるそうだ。
http://earthproject.yahoo.co.jp/do/3_touch/index.html
毎月の食料が値上するなら、こちらも食べ方を変えていくのもいい。プレーンヨーグルトとみそを混ぜて野菜を漬けると、ぬか漬け風になる。しかも、数回漬けたら、炒め物などの調味料になる。なかなかいける。

南アフリカに行ったとき、香辛料がたくさん獲れる国なので色々買いたかったのだけれど、既にブレンドして鶏用、米用、タンドリーチキン用、などなど、塩味もついているものばかりだった。それではどこの家も同じような味になってしまうと思ったものだ。

日本も、麻婆豆腐、てり焼きから焼肉、すき焼き、から揚げ、いろいろな種類の調味料が売っているけれど、工夫して自分で作るととても安くあがるし、手っ取り早く我が家の味ができる。

節約には自前の調味料!りんご酵母を作ってみよっと。

油断

2008年10月10日 | 音楽
ハービー・ハンコックのカンタロープ(US3)が流れるCMが以前から気になっていた。きょう、「良いものは、油断すると退屈なものになる」と字が出た。そのとおり。

10代、20代のころ、油断した良いものが許せなかったことを思い出した。良いもの全てを否定する勢いで研ぎ澄まされたおもしろいものを探した。
そして、世界には、研ぎ澄ました風の悪いものがたくさんあることを知った。

このCMが言うように、確かにgood is not enough なのだけれど、悪いものはどう転んでも悪いしつまらない。

油断している善人も退屈だ。

http://www.morimoto-real.co.jp/tvcm/cm3.html

US3のこのボーカル、油断せずにリラックスしてるぅ!これですよ、これ♪
この曲、ジャズダンスのパフォーマンスで使ったのは、10年以上前かしら。懐かしい。
http://jp.youtube.com/watch?v=g9HnoRgRIwg

過食の10月

2008年10月09日 | Weblog
脾臓は、胃の裏側にあって、負担がかかると鬱を引き起こす臓器といわれる。英語でspleenと言って、元は気力や感情の宿るところという意味だったが、近代では不機嫌や憂鬱の意味になったそうだ。

脾臓に血が集まると、くよくよ悩むようになるので、一時的にでも胃に血を集めて、気分を楽にしようとして食べてしまう。けれど、胃で消化すると結局脾臓に血が行くので、また食べたくなって、ますます過食になるのがこの時期。


マウスの掃除

2008年10月08日 | Weblog
コピー・ペーストがうまくいかなくなって、マウスの掃除をしてみた。ネジを取り外し、裏蓋を開けて、綿棒やエアダスターでチョコチョコ。ほんの少しの埃だったけれど、スイスイ動くようになってびっくり。内部の埃は見えなくて、継ぎ目にたまっていただけなのだけれども。

どんな問題でも、ほんの些細なことが原因で、そこから広がっていってるのではないかしら。あまりにも些細で、誰もが無視して見逃してしまうような。

タワーリング・インフェルノ

2008年10月07日 | 映画
ポール・ニューマンの訃報を聞き、「メッセージ・イン・ア・ボトル」での、味わい深い親父役を思い出していた。それで、ヤフー映画で「タワーリング・インフェルノ」を見た。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tyot/id14277/
138階建てのビルの大火災を描いた1974年の作品だが、911事件を彷彿させてやりきれない。建築士にニューマン、消防士にスティーブ・マックィーン。建築士は、むやみに高いビルを作りたがる人類の傲慢を嘆き、消防士は自分たちの意見を聞いてほしいと言って終わる。消防士によれば、完全に消火できるのは、7階までだそうだ。

34年後の今では、誰でも平気で無人のエレベーターに乗り、高層ビルはあたりまえのようにどこの町にもニョキニョキ建つ。よく考えてみれば、なんとも無謀なことだ。

この映画では、大きなビルは、まるで地球のようだった。81階の火災は138階には隣町の火事のようで、大きなパーティーを止めて避難する危機感がない。死者が出てすら、実感がわかないのだ。けれど、結局火事は広がり、多くのパーティー客も死んでしまう。

地球のあちらとこちら。戦争があろうが、軍の虐待があろうが、津波やハリケーンの被害があろうが、見えるところに問題がなければ、自分の生活を変えようとしない人々。株価の変動だけには大騒ぎする。

きょうもチベットでM6.6の地震、タイでは反政府勢力のデモで死者が出た。関係ないように思えても、全て繋がっていて、自分の生活が問われているのだと思う。できるだけ、小さい生活、小さい食事。日本に住んでいたら、そう心がけても分不相応に大きくなってしまいそうだ。

地球さん空さん、わたしが食べたり使ったりしていい分量ってどのくらい?
糸と布は持ちすぎだよねぇ。ごめんなさい。食べすぎもか。。。




食料自給率

2008年10月06日 | Weblog
食料自給率が高いのは、もちろんよいことだ。でも、食料自給率が100%を越えているインドやアメリカなどで、食べられないひとがたくさんいる。

インドでは、元カースト底辺の人々が住むマッディヤ・ブラディーシュ州に住む1000万人の子どもたちのうち、60%もの子どもたちが栄養不足で、大勢がユニセフの栄養回復センターに運ばれてくるという。
アメリカのホームレスが公園や教会の炊き出しに列を作る光景は有名だ。

地球温暖化で食料がなくなることより、食べ物を分けないで飢えで死ぬひとがいるほうがよほど悲惨だ。年間300億ドル(3兆円)あれば、世界の飢餓を根絶できるそうだ。日本の年間軍事費は444億ドル!

今世界では2億人の子どもが飢えていて、5秒間に一人食べ物がなくて死んでいる。

自主学校 遊

2008年10月05日 | Weblog
自主学校「遊」のバザーに行った。オーガニックな食事。ごぼうそばは、ごぼうの入ったそばではなくて、ごぼうの細切りを麺に見立てて柔らかく煮たものだった。びっくり。穀物コーヒーとか、キウリのジェノベーゼ和えとか、美味しくて物珍しかった。

遊は、フリースクールではなく、公的援助を受けていない全日制の私立学校。
バザーの販売品は、中古品や不用品はなく、子どもや親の手作り品(手芸、木工など)とオーガニックな食糧で、この売り上げが運営費の一部になる。フェルトのおっぱいつきの牛と羊、あみぐるみの熊、レーズンやマフィンなどを買い込む。

生徒さんの学習発表に、江戸時代の人々の暮らしがあって、なかなか興味深く、全部読んだ。江戸のリサイクルってすごいのね。便所紙も、すきなおして再利用したそうだ。

そんな勉強をしながら、ちゃんと雨水タンク(200L)があるのがとても素敵!(画像)



http://www.e-motorcycle.jp/u/yu_oendan_boshu20080427.html
http://www.k-fantasista.com/contents/yuu.html
http://www.e-motorcycle.jp/u/

胸鎖乳突筋

2008年10月04日 | Weblog
先日、健康雑誌を立ち読みしたら、V字マッサージというのがあって、つまり、首下から鎖骨の先端までV字になっている胸鎖乳突筋を、毎日指圧することで、耳鳴りや肩こり、めまい、頭痛などいろいろ改善するということ。

わたしは、バレリーナのこの筋肉フェチで、長くシャープなそれは、本当に美しく惚れ惚れする。自分のはといえば、ダンスをやめて10年。じわじわと増える贅肉に埋没しつつある。

布団に入って横向きに寝るとこの筋肉に触り易く、寝る前に上から下まで5分位押してみること、3日。確かに肩も首も柔らかくなったように思う。後ろを指圧するより効くかもしれない。顔もすっきりしたような。

2008年10月03日 | Weblog
暑い間、できなかったので、爆発している編み物熱。毛布一枚、ケープ一枚、マフラー八枚編み上げ、毛糸つくりもぐいぐいと。歌舞伎に行って、あの舞台の色にも魅了されたので、今冬は配色を歌舞伎調にしてみたくなった。こんな本まで買っちゃって。

日本だけでなく

2008年10月02日 | Weblog
北山耕平さんのブログに、7月のフランス、トリカスタン原発事故で100人が被爆したことについて載っていた。NHKが一回流し、東京新聞が一回掲載した模様。わたしは知らなかった。テレビや新聞は、選ばれたニュースが繰り返して流されるだけ。自民党も民主党も、原発推進派だからね。

世界中の原子力発電所の建設に大きく貢献しているのが、東芝。原発をつくろうとしている南ア共和国にもアプローチしているそうだ。だから、わたしは、東芝製品は買わない。
http://native.way-nifty.com/native_heart/2008/09/post-42ac.html
http://www.ilyfunet.com/actualites/a-propos/639_apropo.html
http://jp.youtube.com/watch?v=ThgalweNH2o

世界中、原子力発電所の事故があるはずだ。人間が扱っているのだから。
世界中、放射性廃棄物の処理には困っているはず。海も大地も繋がっているのだから。