わたしが少女時代「リボン」や「少女クラブ」の表紙でお馴染みの松島トモ子さん。電気パーマをかけたショートヘアーが印象的で、わたしも頼み込んで同じ髪型にしたことがある。
そのトモ子さんが、思い立って、日比谷公園とニューヨークのホームレスさんたちを取材した本を読んだ。2004年出版だけれど、取材は1999年なので、今とはまた事情が違うかもしれないけれど、誰でも簡単にホームレスになれるのは変わらないだろう。そう、本当に簡単だ。
親戚や友人、家族にまでも、ホームレスであることは知らせたくないひとが多い。そういう気持ちになったら、ホームレスになるのだと思った。身近なひとに、「助けてくれ、なんとかなるまで」と訴えて、枷ができるのがいやなのだろうと思う。ひととの絆をバネにして頑張ろうと思っているうちはホームレスにならないかもしれない。お金ではなくて、心持ちが境界線かもしれない。
そのトモ子さんが、思い立って、日比谷公園とニューヨークのホームレスさんたちを取材した本を読んだ。2004年出版だけれど、取材は1999年なので、今とはまた事情が違うかもしれないけれど、誰でも簡単にホームレスになれるのは変わらないだろう。そう、本当に簡単だ。
親戚や友人、家族にまでも、ホームレスであることは知らせたくないひとが多い。そういう気持ちになったら、ホームレスになるのだと思った。身近なひとに、「助けてくれ、なんとかなるまで」と訴えて、枷ができるのがいやなのだろうと思う。ひととの絆をバネにして頑張ろうと思っているうちはホームレスにならないかもしれない。お金ではなくて、心持ちが境界線かもしれない。