小さな日記

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41000人

2009年10月31日 | Weblog
テレビで、日本では、親がいるのに親の事情で親に育ててもらえない子どもが、4万1千人いると言っていた。昔のいわゆる孤児院は、そういう子どもたちのための施設となっていて、孤児は少ないらしい。

かたや、きょうの朝日新聞夕刊では、国連人口基金事務局長のトラヤ・A・オベイドさんが、世界では一分に1人の女性が、妊娠、出産、それに伴う合併症が原因で死亡していると明かす。その数、年間50万人と。




経皮毒

2009年10月30日 | Weblog
美容院に行ったら、「経皮毒」の本が置いてあった。皮膚から体に入って体にわるさをする化学物質などのこと。シャンプー、石鹸、化粧品など、直接皮膚につけるものから、大気汚染まで、皮膚からずいぶん吸収するようだ。
だから、温泉も効果があるし、ニコチンパッチなど、皮膚から吸収させる薬もあるのだろう。

わたしが思い出してしまったのは、築地市場の移転先の土地に毒が滲み込んでいること。これは、地球の経皮毒ではないか!

もうひとつ。ひとが悪口、不満、愚痴を言っているのを聞いていると、これも皮膚を通してこちらに毒が溜まってくるように思う。これも経皮毒ではないか?

どんな毒にしろ、ひとの体は素直だから、毒が溜まると排出しようとがんばる。
だから、吹き出物やただれになったり、他人の愚痴を聞くと自分も愚痴を言って排毒しようとするのだと思う。

毒を完全に避けることは無理だ。だから、毒を体内で変化させて排出する技術が必要だ。毒をもらって毒を出していては、いつまでたっても綺麗な世の中にはならないから。ホ・オポノポノ

グループ

2009年10月29日 | Weblog
国立の道に数人の白人の若者が「五分間無料英会話」と書いた紙をぶら下げて裁っていた。きっとキリスト教の布教活動だろうと思ったが、歌詞でわからないことがあったので、渡りに舟とばかり、尋ねてみた。親切に教えてもらってラッキー。

案の定、キリスト教の話題になり、かれらが、3ヶ月間布教のために日本に来ていて、わたしが話した20代の女性は、カントリー音楽やラブストーリーの映画が好きでミシシッピに住んでいることがわかった。他のひとは、テキサス、テネシーからだと言う。ひょっとして、と思い、無邪気な笑顔で聞いてみた。
「そうなんですかぁ、じゃあ、ブッシュ大統領のこと、支持してたんでしょうね!」彼女は体を斜めに傾けてケラケラ笑いながら「そう。当たりよ。わたしたち、みんな、ブッシュを応援してたわ」

明るく親切で屈託ない、不良っぽいファッションも絶対しないだろう、親も自慢の娘さん息子さんたち。ブッシュ大統領を支援したのは、そういう若者たちも多かったのだ。戦争のことまでは話さなかったけれど、「そうでしょうね。グループだものね」と言うと、ニコニコうなづいていた。

グループの中で「良い子」であるなら、イスラム原理主義グループの自爆テロする若者や革命軍の少年兵も、同じなのだ。


リハーサル

2009年10月27日 | Weblog
新所沢のスタジオでリハーサル。心配した台風は昨夜で終わり、眩しい秋晴れの下、ベーシストの車で出発したら渋滞していて、息子が車酔い。わたしと降りて、電車に乗り換えた。何があるかわからない。

所沢の町を駅まで歩いたら、昭和?大正?からのような小間物屋さんとかあって、宿場町の風情。


素直なからだ

2009年10月26日 | Weblog
喉の調子が悪く、歌うと何回飲み物を飲んでも喉が干からびた感じで、裏声も出ない。これが声枯れというものか。体調が悪くても、起きて数時間すれば元通りだったのが、今回は治らないので、明日は咽喉科に行こうかと思いながら歌の練習をしていた。喉の皮膚が荒れているような。

ワンコーラス歌って、間奏でなんとなく伸びをして、そのままそっくり返って上を見た姿勢で次のコーラスを歌い始めたら、びっくり! 
問題なく楽に声が出るのだ。それで、肩を後ろにして胸を突き出して歌ってみたら、どんどん喉の調子がよくなって、潤って、呼吸も続く。

気づかずに、喉を閉めるように胸を狭めていたようだ。喉が調子悪いのではなく、喉が調子悪くなるような姿勢をしていたということ。編み物三昧だったしね。
からだは不思議。病気も、その内臓が悪いのではなく、その内臓が悪くなるようななにかをしているのだろう。からだはとても素直なのだ。

ピアノ

2009年10月25日 | Weblog
近日リハーサルがあるので、歌とピアノ合わせての家での練習が増えると、ピアノの調律が気になる。7月にしたばかりだけれど、この多湿の夏を経たせいか、低音がどうにも我慢ならなくなって、歌う方は気分よく歌えない。それで、急遽調律をお願いした。

調律が終わったあとのピアノの音は、キラキラ澄んでいて、どんな和音もすっきり決まり、歌うわたしが「自分、音痴じゃない!?」と、一瞬迷うというようなこともなくなる。あー幸せ。で、今度は、自分の音程が気になる。

連れ合いが練習終わったあとも、ピアノの中など丁寧に掃除しながら、「なんて名前なの?」と聞いたら、「ローラ」と答えたそうだ。
? わたしがここんとこ、ずっと練習してる曲が「ローラ」なんですけどね。。

この自由な世界で

2009年10月24日 | 映画
ケン・ローチ監督。移住移民の雇用仲介業を営むシングルマザーが、自身のサバイバルに全力を尽くしているうちに他人を搾取するようになってしまう。社会なんて関係ない、政治なんて関係ない、一生懸命生きてるんだからいいじゃん!と、言っていると、こういうことになっちゃう恐ろしさ。
イギリスの話だけれど、日本も同じだ。

http://www.kono-jiyu.com/index.html

久しぶりのカラオケ~フレンチポップス椎名林檎

2009年10月23日 | 音楽
息子のカラオケは、毎週続いているが、連れ合いがつきあっているので、わたしはもう数ヶ月行っていなかった。久しぶりのカラオケやさんは、経営が変わって、間取りも変わって、料金方式も変わっていた。

でもわたしが歌うのは相変わらず、シルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」、マージョリー・ノエルの「そよ風にのって」フランス語シリーズ。カラオケで、フランス語攻略のつもりだ。自分ではすっごく進歩しているつもり。
今回は、椎名林檎の「枯葉」も。バイオリンがすごくいい!もちろん、フランス語。

Marjorie Noel Dans le m醇Sme wagon そよ風にのって


Shiina Ringo - "Les Feuilles Mortes" ("Autumn Leaves") & "Torikoshi Kurou"

毛糸のクラッチバッグ

2009年10月22日 | ハンドメイド
横長のバッグが好き。物が取り出しやすく、中が見やすいから。冬は、毛糸のバッグに触れていると暖かいので、昔作ってあったからし色のモチーフをつなげて作ってみた。裏は、モダンなグリーン銀杏柄のコットン。バッグの裏地は、明るい色がいい。物がよく見える。35cm×18cm。お財布、携帯、化粧ポーチにエコバッグ、本も一冊入る大きさ。

ミッドナイトサン

2009年10月21日 | 音楽
この曲は、エラ・フィッツジェラルドのオハコで、出だしの音符の下がり方が美しいバラードだった。それを、ベースの弾き語りでこんなに素敵に演奏するお嬢さんが出現した。エスペランサ・スポルディング。彼女のボディーアンドソウルを初めて聞いた夜は、興奮して朝まで眠れなくなった。
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/esperanza/bio.html

Esperanza Spalding - Newport Jazz Festival 2008



編み物2作目

2009年10月20日 | ハンドメイド
グリーンのモール糸とブルーのウールをからめて、帽子とマフラーを編みました。地味なので、紫のウールと組み合わせて。中長編みなので、柔らかい感触。

近くの交差点に「鮨寅」というお寿司やさんが開店。母がおごってくれました。

かつて

2009年10月19日 | 音楽
ブリジッド・フォンテーヌとアート・アンサンブル・オブ・シカゴの「ラジオのように」というアルバムを聞いてジャズボーカルなるものを目指したわたしだが、その後、気に入って聞きすぎて、レコードの音が出なくなったアルバムが、このジーン・リーとラン・ブレイクの「the newest sound around]1961年録音。ジーンは20代だ。わたしは、このアルバムと出会わなかったら、プロ歌手にはならなかったろう。
フランス版のCDが出たので、また聞けるようになったが、ユーチューブにも出て嬉しい限り。

その後、ジーン・リーさんは、マル・ウォルドロンさんと「黒い雨白い道」という広島原爆投下の鎮魂歌のアルバム、ラン・ブレイクさんとの再共演のアルバムも出したが、2000年に逝ってしまった。

このアルバムのジャケット裏に、こんな言葉がある

Voice ethereal, piano immaterial, music suspended in space. A tribute to silence and sensitivity. The real meaning of liberty.


Jeanne Lee & Ran Blake - Where Famingos Fly



エコ

2009年10月18日 | Weblog
テレビで、シュレッダーで粉砕したコピー紙A4、40枚と15リットルの水をたった30分でトイレットペーパーにリサイクルする機械を作った企業を紹介していた。このホワイトゴートは、畳一畳のスペースに置けるから、会社などでは古紙処理料やトイレットペーパー料が浮き、大幅な経費削減とCO2削減が見込めるそうだ。10年以上かけて開発したのは、37歳、シュレッダーの製造メーカーの方だ。何度もの試行錯誤があったそうだが、どうしても紙ゴミをなくそうという思いが勝利した。すごいなぁ。ぜひ、会社はこの機械を使ってほしいものだ。
http://www.nakabayashi.co.jp/service/kankyo/seihin/recycle/whitegoat.html
ホテルでは、マイ箸を持ってくると食事代金を割引したり、航空会社では、機内誌の紙を軽量化することで、ガソリンを減らしCO2削減しているそうだ。
こういうことを10年前からしてたらなぁ、、、と思ってもしかたないけど。
お尻に火がつかないと、本気になれないのが人間。
でも、本気になったら、想定外の力を発揮するのも人間。

加藤和彦さん訃報

2009年10月17日 | Weblog
若い頃フォークとは無縁だった。それが、大学時代、東大に通う友人から、学祭で「タイムマシンにお願い」を一緒にやろうと持ちかけられ、レコードを聞かされた。サディスティックミカバンド。今、訃報と共に、このバンドの偉大さがテレビは盛んに言っているが、当時、ブリジッド・フォンテーヌやマイルスなど聞いていたわたしには、ポップ嗜好が皆無で、その曲も幼稚園の歌みたいと思って、歌うのがいやだった。拝み倒されて学祭に出るのを承諾したものの、練習をすっぽかし、本番に行ったものの彼はみつからずで、(携帯電話なんてないからね)申し訳ないことをした思いばかりが残っている。

明るくてシンプルで前向きな、あんな歌を音を作っていた加藤和彦さんが自死なんて。年を取ること、経験を積むことは、虚無に侵食されていくことでもある。虚無を恐れ、逆らうのではなく、そっと居場所を与えておくと、体温に馴染み薔薇色の湖になりときに乾いた心の潤いともなる。けれど、薔薇色の湖が大嫌いなひともいるのだ。