小さな日記

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バレエ

2008年10月13日 | Weblog
母を連れて、国立スタジオのバレエ発表会(くるみ割り人形全曲)に行った。振り付け、指導をなさった仁紫高麗湖(にしこまこ)さんは、10年ほど前、ダンスやバレエで痛めたわたしの体を「ミツバ」(イスラエルの体の技法)で導いてくださり、わたしが整体やアレキサンダーテクニックなど、体をテーマにしていくきっかけをくださった方。素晴らしいダンサーでもあるが、指導者としても、高い評価を得ている。(東京新聞バレエ部門優秀指導者賞受賞)彼女の元に一週間に一回、2年ほど通った静謐な時間。大きな瞳のバンビのような印象だった。体の声に耳をすますことを教えていただいた。

いつもお誘いを受けていたがタイミングが合わず、きょう、初めて発表会に行った。それは、子どもの発表会とはとても思えない高い水準で驚いた。バレエでも、ピアノでも、子どもの発表会というと、好きな子、熱心な子だけではないのが舞台にあらわれるのが一般的ではないだろうか。てれたり、はずかしがったり、緊張のあまり、間違えたり。ところが、この発表会、こどもたちは、4歳から出演しているのだが、全ての子どもが舞台の心構えができていた。それぞれの技術にはもちろん差があっても、ひとりひとり、適した振り付けが与えられるせいか、足も手も、バレエからはみでることなく、行き届いてのびやか。呼吸するように踊っているように見えた。誰一人、苦労して回ったり飛んだりしているようには見えなかった。すごいことだと思う。奇跡のようだ。これ一回で終わらせるのは本当に残念。テレビ放映して欲しかった。

舞台の色合いも、微妙な中間色が美しく、化粧も、子どものバレエ化粧は嫌味になることもあるのだが、とても上手で自然だった。また特筆すべきは、小学校くらいの男子2人が、上手で活躍していたこと。

こまこさん、やったね!わたしは、嬉しくて、見ほれて、どの子の踊りも、こまこさんが踊っているように見えた。50人近い出演者。すごいことだ。

母も、「まさか、こんな素晴らしい本物のバレエをみることができるとは思わなかった。断らないで頑張って来てよかった」と、一緒に手の平が痛くなるまで拍手を惜しまなかった。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~komako-studio/index.html

http://jp.youtube.com/watch?v=QK3ELt0zPLg&feature=related

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