小さな日記

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コンサート

2008年05月31日 | Weblog
雨にもかかわらず、大勢のお客様が国立に集まってくださった。広島市や浦安市から来てくださった方も。白十字は、20年前にリチャード・デイビスと共演したなつかしいステージ。オーナーの方も、スタッフの方も変わらず覚えていてくださって、元気な再会がうれしかった。連れ合いのソロコンサートだったけど、アンコールでわたしと息子もちょっと歌った。あたたかいお客様。ありがとうございます。

隣人を愛するには

2008年05月30日 | Weblog
アフリカ開発会議のニュースを見ていて思い出した。

マザー・テレサ が初めて日本を訪れた時、多くの人が、日本の弱い人、貧しい人に無関心だと感じたそうだ。彼女によれば、愛の反対は憎しみではなく、無関心。
日本人は、貧しいインド人より、日本のなかの貧しいひとへの配慮を優先してください、とおっしゃったように伝えられている。

また、インタビューで、「世界平和のために私たちはどんなことをすればよいか」と尋ねられ、
「家に帰って家族を大切にしてあげてください」
「愛は家庭から始まります。まず家庭の中で不幸な人を救いなさい。
 両者が愛し合い、母親が家庭の中心となりなさい。
 平和とうるおいの家庭が築けたら、隣人を愛しなさい。
 自分が、自分の家庭が、愛に満たされなければ隣人を愛せません」

きっと、これでちょうどいいんだ!

2008年05月29日 | Weblog
ホ・オポノポノのレン博士が全ては調和しているのにエラーが出るのは自分のせいだ、という考えが面白い。本当に全ては調和しているのかもしれない。そう思って、ちかごろは、何か困ったことが起きても、それはちょうどいいところに行くためだと思うようにした。「きっと、これでちょうどいいんだ!」

先日、連れ合いが携帯電話を忘れて駅まで届ける時も、ちょうどバスが行ってしまって、アンラッキーと感じたのだけど、すぐ修正して、「きっと、これでちょうどいいんだろう」と思ったら、友人がちょうど自転車で帰宅するのに会って、貸してもらったら、ちゃんと間に合った。しかも、自転車に乗るのが数年ぶりで、とても気持ちよかった。そんなこんなで、探し物をする時も、ご飯の支度が遅れた時も、「きっと、これでちょうどいいんだ」とゆったり気分でやっていると、なにかしらうまくいって、ちょうどいい。

絶体絶命と感じるときも、大丈夫、きっと、それでちょうどいい。

5月って

2008年05月28日 | Weblog
5月がもうすぐ終わる。さわやかなイメージの5月だが、実は急激に湿度が上がる季節で、5月病もそのせいだったりする。体が湿気についていけないと、むくみがちでだるく、億劫でやる気が出なくなる。すい臓の負担が増し、食欲が過剰になったり不振になったり。そんな5月は腰湯をして汗をかき、テレテレ読書して過ごすのがよいそうだ。かえって、6月になって、梅雨にはいって雨が降ったほうが、大気がすっきりして気分もすっきりするそうだ。(整体生活和の暦より)寺門琢己

なるほど、ベッドで読書し続け「あーこわ、あーこわ」と言いながら風呂につかり、食欲がないと訴えた母は、まさしく5月を生きていた。(「こわ」とは、「こわい」ことで、北海道では「疲れてだるくてぐったりすること」です)

因みに、6月は心臓が活発に動き始めるそうで、それに合わせて行動で発散させないと腰が重くなったり、胸が苦しくなったり、首が固くなったり。6月はなんでもいいから行動!汗かいて水はけをよくして、エシャロットを食べながらね。

ボーダー

2008年05月27日 | Weblog
ユダヤ人排斥を掲げたヒトラーが当時のドイツ人に熱狂的支持を受けた因は、失業率が増大したドイツでユダヤ人に職を奪われたことに理不尽を感じていたからだ。

南アフリカで数週間続いていた外国人排斥の暴動も、アパルトヘイト撤廃以降、経済格差がますます広がった中で、近隣国からの難民、出稼ぎ労働者に職を奪われたと感じる低所得者の憤懣が暴発したものだ。ナタやナイフを持って一軒一軒襲って火をつけるとニュースで読み、まるでKKKのようだと震撼した。やっと少し収まってきたようだけれど失業率30%、しかも、富裕層はW杯景気で増大していくからどんな手立てを打つのだろう。南アフリカ政府は、日本と同じく、汚職と賄賂がはびこっていると聞く。せっかくアパルトヘイト撤廃と多人種共存を掲げたのに、残念なことだ。

わたしの知る南アフリカ人でW杯を喜ばしく思っているひとは一人もいない。みんな、そとづらは「ぜひ南アにW杯を見に来てください」とニコニコするが、陰では「げっそりだ。悪人がどんどん増えてきてひどいことばっかり起こっている。これからどんなことになるのか、ぞっとするよ」と嘆く。

白人の中にはアパルトヘイト撤廃以降の有色人種優遇政策を過剰と感じている者もいて、けれど、わたしから見ても黒人の貧困層はもっともっと優遇支援されなければいけない状況だ。貧富の格差は、日本の比ではない。

その貧困層が、ジンバブエやモザンビークなどから貧困にあえいで出稼ぎに来た外国人労働者を襲ったのだ。襲うのではなく、連携して組合を作って不当な雇用条件を改善するよう交渉したらどうだろう。人種でボーダーをひかれたひとたちが、国籍でボーダーをひいたこの事件。やるせない。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/94806.html
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2396116/2965284





六ヶ所村の下に

2008年05月26日 | Weblog
中国四川大地震は、活断層による世界最大級の内陸地震。阪神大震災も活断層によるもの。
青森六ヶ所村核燃料サイクル施設の真下にも、M8クラスの地震を引き起こす活断層があるそうだ。なにもなくても、稼動したら放射能汚染されるというのに。。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080525-00000016-khk-l02

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080525-00000020-yom-sci

日本はどこだって揺れる小さな島。原子力に頼らずに、電気を使うのを控える生活をしましょうよ。たとえば、タスポなんかやめて、タバコの自動販売機を撤去しましょうよ。
歩道が広々して、きっといい気持ち!

手作り夫婦

2008年05月25日 | Weblog
通りすがりのギャラリーで素敵なご夫婦に会った。木工と陶芸の白木英司さん、押し花の白木洪子さん。お二人とも白髪が美しく肌のつやと透明感が素晴らしい。八王子のご自宅で、それぞれが作品作りに励んでらっしゃるそうだ。おくさまの押し花絵にご主人が木彫の額をつけるコラボもあったりして。北海道に行っても、奥さまは草花摘み、ご主人は白樺拾い。ご主人の陶芸には、さまざまな草花が描かれ、夫婦混然と自然を楽しんでらっしゃるのがわかる。

長い時間をかけて、あす会う友人たちに飯椀を選んだ。みんながずっと仲良し元気夫婦で好きなことを楽しんでられますように。

2008年05月24日 | Weblog
ここ数年ずっと夢を見なかった。どうしてなのかわからないが、老齢になると夢を見ないという話も聞いたが、母は84歳だが毎日たくさん夢を見ると言う。

突然、きのうから立て続けに夢を見ている。きのうは、疲れて夕方ちょっとのつもりで眠ったら、起きて夕食を作らなくては!というプレッシャーと体の痛みのせいか、ふたつ、ひどく焦燥感のある夢を見た。思い出そうとして思い出せないのと、ちっとも準備ができてないのにことが始まってしまうのと。

そして、きょうは、もう思う存分寝坊してやれ!と思って寝たら、今までの人生で一番幸福感満点の夢を見た。夢の中であんな幸せを体感したのだから、もう現実になにが起こっても満足して死ねるってくらい、幸せだった。たぶん、きょうのわたしは、ものすごく美人だろう。

どんな夢だったかって? ナイショ♪

物を活かすには労力が要る

2008年05月23日 | ハンドメイド
母もわたしと同じ布フェチだ。札幌には涙ぐましい分類をしたさまざまなはぎれがあった。使い切れないとわかっていても、どんな小さくても捨てられない。もう買うことができない大昔のはぎれたち。使い切る努力もしている。小さなバッグやティシュケースをたくさん作っている。きのう、「こんなのもあるの」と、母は恥ずかしそうに小さなポーチを差し出した。中にはバッグのマチを作るのに切り取った、三角の接着芯付のはぎれがつまっていた。

わたしもとても捨てるに忍びなく、三角をほどいて四角にしてアイロンをあてて、小箱に貼って、きょう母にプレゼントした。これで少しは使えるかしらね。

連れ合いに「手首が痛くてもそういうことはできるんだね」と笑われた。

3代使うチェスト

2008年05月22日 | Weblog
娘の部屋に送った母の家具が届いたので、息子と連れ合いと一緒に設置の手伝いに出かけた。引き出しは、実は、わたしの大学時代に新宿伊勢丹で買ってもらったもので、その後札幌で母が使っていた。チーク製で十分綺麗で使える。もうひとつはキッチンカウンター。送料は高いけれど、お金じゃないんだ。使えるものは最後まで使いたいものね。

画像はいつも休むベンチの上の木に実がなったのをみつけたので。これなに?

マンデラの名もなき看守

2008年05月21日 | 映画
娘に誘われ立川シネマシティーに。文部省推薦みたいな映画だなぁと思っていたら、本当に文部省推薦だった。
ロベン島には行ったことがあるが、映像は本当にそのままだった。南アフリカの白人女性のジョークの感覚もまさしくそのままだった。
けれど、汚職と賄賂はびこる現在のANCや、アパルトヘイト撤廃後の南アフリカの方向を思うと、なんとも表面的な「昔の美談」映画と感じてしまった。

看守役のジョセフ・ファインズは、南アフリカで一番親しい友人にそっくり。


http://mandela.gyao.jp/


東京へ

2008年05月20日 | Weblog
しっかり掃除機をかけていざ出発。ところが大変なお天気。タクシーで札幌駅に着いたけれど、降り場から駅までの強風と大雨でびしょぬれ。母など、歩くこともままならず、荷物を持って手一杯のわたしは大声で「がんばれー」と叫んでしまった。新千歳空港ではお寿司をいただいた。寿司屋のおじさんがわたしたちを覚えていてくれた。2年ぶりなのに。悪天候のせいで、飛行機は遅れ、ようやく立川に着いたのは予定より4時間遅れだった。家族がそろって晩御飯。みんな無事でよかった。

限界

2008年05月19日 | Weblog
残すところ1日。大きな部屋が借りられたら送る、と決めたので、梱包に拍車がかかる。母のアパートは母がデザインしてリフォームしたので、収納場所がとても多い。これで終わったと安堵しても、また扉をみつけて開けてみるとびっしり物がはいっているので笑ってしまう。夜に綿布の袋をまた持って行ってもらう。
物置部屋と台所はどうにか見通しがたった。あすは、掃除して帰京だ。
手首、肩が痛くて、物を持つのが辛い。

宅急便、洗濯機の点検、呉服屋が来て、大忙しの一日。

夜、ジャズバーに歌いに行く約束をしていたけれど、クタクタでキャンセルしてしまった。

母の決心

2008年05月18日 | Weblog
母の荷物を送るあてもなく梱包するわたしを見ているせいか、母が大きいアパートに引っ越す決心をしてくれた。ずっと進言していたが、「もうすぐ死ぬのにめんどくさい」と言って聞かなかった。東京の母のアパートは、寒い半年間を過ごすためだけに借りたので、とても小さく、荷物は入らないし、我が家も荷物の置き場所はないのだ。母は、この2年間で東京で暮らす気になったのだが、物の始末は考えただけで体調が悪くなるような状態だった。やっと一度戻る気になったので連れてきたのだ。大きい部屋を、我が家と同じアパートで探して、決まったら荷物を送ることにした。やっと一歩動いて、本当に良かった。

合理的にお金の損がないように動くことは、しようとすれば出来るけれど、わたしとしては、母の気持ちに沿うような動き方をしたかった。会った友人みんなが親の物の始末に悩み奮闘していた。一度に物を処分して引っ越したら呆けてしまったという例も聞いた。物にはエネルギーが投射されているのだ。

相手の気持ちに沿って、楽しみながら、悠々と、このことに対処していきたいと思う。

夜、きのう会ったもう一人が、真新しいダンボールとプチプチを一巻き持ってきてくれた。不要な綿布を、彼女の親戚の入っているグループホームに寄付してもらうことにした。変な物々交換だねと笑った。そんな年代になったのだね。

投げる

2008年05月17日 | Weblog
朝、一昨日会った友人が、妹さんを巻き込んでダンボールと古新聞をたくさん持ってきてくれた。なんてありがたい!それに、玄人はだしの煮物と炊き込みご飯もいただいた。とってもおいしくて、食欲のなかった母も感激。本当に食べ物に元気づけられた感じ。帰ったら、煮物をちゃんと作ってみようと決心した。

玄関脇の物置部屋の物を任されたので、ひとにあげられるもの、売れそうなもの、寄付するもの、処分するものと、分類していく。2回の引越し、祖母、父、叔母の死で、不要だけれど母には捨てられなかった物が、清潔に分類されているのがいじらしい。わたしの高校時代のブーツまでが洗ってしまってあった。シーツ類は、旅館のようにたくさんある。「ありがとう。ご苦労様でした」とつぶやきながらゴミ袋に入れる。衣装箱に5つ、捨てられない物を梱包した。重労働だったけれど、友人たちが労を厭わずに梱包材料を持ってきてくれたこと、彼女たちも親の物の始末を経験していたことを思うと、一人で仕事している気分にならなかった。ありがとう!

北海道では、捨てることを投げると言う。耳ではわかっていても、エレベーターの張り紙の字で読むと、なんだかおかしくて笑ってしまった。