小さな日記

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涼やかな日

2008年07月31日 | Weblog
きょうは、ほんの少し、涼しかったので、恒例木曜日カラオケに行く道のりも、花を見たりして楽しかった。ちかごろ、カラオケは、「アイドルを探せ」が3年でどうにか形がついてきたので、「そよ風にのって」をお稽古している。フレンチポップスシリーズね。ジリオラ・チンクエッティーの「雨」やモーツアルトの40番のイタリア語版も。フランス語の発音の方が、日本語の発音と遠いのでおもしろい。

脳科学者の茂木健一郎さんが、脳を活性化するには、同じことを繰り返すことも大切とおっしゃっていた。そよ風にのっても、3年間くりかえせば、ちょっとはましになるだろう。脳にもいいかしらね。詳細をクリックすると歌詞が出てきます。一緒に歌いませんか!楽しくなる歌ですよ。

http://jp.youtube.com/watch?v=d2PNjalLmBc&feature=related

夜はひさしぶりに娘も来て食事。レモンとルッコラの冷たいコンソメスープを作ったら好評。クコの実、松の実、なす、ピーマン、みょうが、キウリを生姜としょうゆベースのたれであえたのもおいしかった。これも、冷蔵庫で冷やして。

夏の生活

2008年07月30日 | Weblog
たった2日間の断水生活だったけれど、どうも、水が下水に流れていくのがもったいない。冷やし中華を作ったのだけれど、①野菜を洗い流した水、②麺のゆで汁、③麺を冷やす水、それぞれたらいに受け止めて、①は植木に、②は食器洗い、③はトイレタンクに。お風呂の残り湯は、うち水とトイレタンク。

夏場は、ペットボトルに黒く色を塗ってベランダに置くとお風呂のお湯になると聞くけど、やってみようかしら。。。色塗らなくてもぬるいもの。

それからローフード(火を通さない食べ物)を始めるのも夏場がいい。火を使うと暑いからね。といっても、きざみくるみとバナナをヨーグルトであえたり、じゃがいもの千切りをだしつゆにつけたりと、至って簡単なものしか知らないけど。
ローフードちょっと開拓しようかな。
http://rawbeauty.seesaa.net/
手仕事はしばしのお休み。クーラーをつけてないから、手が汗ばんで綺麗に作れない。読書の季節となっていて、2日に一冊のペース。照明は、スポットにすると、ずいぶん涼しく感じる。

夕暮れの散歩は気持ちいいけれど、ついつい長くなって、料理の時間にくいこんでしまう。


結婚

2008年07月29日 | Weblog
朝5時、トラックの出る音で目覚めた。ねぼけまなこで水道の蛇口をひねってみると、グスグスという空気音のあと、懐かしい水道の水が出た。やはり、朝までかかって応急処置をして帰って行かれたんだ。ありがとうございます。
しばらくは、廊下にパイプが敷かれた応急処置のままだろう。本工事は、おおがかりなことになりそうだ。

昨日、駐輪場から汲み置いた水も、食器洗いなどで大切に使う。蛇口から直接使おうとすると無駄が出るから、ペットボトルなどに移して使う方が良いのかもしれない。のど元過ぎれば熱さ忘れる、、、忘れないようにしなくっちゃ。

20年来の友人が結婚するという。彼女を紹介してくれるというので、連れ合いと国分寺へ。「あひるのたまご」という穴蔵のようなお店。間口は狭いけれど、奥には貸切もできる20人の個室もあって、隠れ家風。
http://r.gnavi.co.jp/g724200/
22歳年齢差があるカップルで、とてもお似合い。二人でこれからどんなことをするのだろうと、こちらまで楽しみになる。出身が奈良と北海道というのが、我が家と同じで、異文化交流なのよね。彼女は、べてるの家のファンだったので、話が通じて、話題の尽きない夜だった。娘も後で合流。

これから結婚するカップルに会うと、これまでの自分の結婚生活をついつい振り返ってみてしまう。結婚するころ思っていた結婚と、実際の結婚は全然違った。思っていた通りだったら、つまらなかっただろう。おめでとう!ジェットコースターに二人で乗るのが結婚かもしれないよ。おもしろいと思うか、こわいと思うか、くだらんと思うか、ひらめくと思うか、ひとそれぞれ。

想像

2008年07月28日 | Weblog
災害にあったことがないわたしだが、テレビの映像で惨事は見ている。大変だろうと想像はしていたが、今回の断水で、想像が及ばなかったさまざまなことを経験した。我が家の不便は、たいしたものではない。近くに母が住むから、お風呂も洗濯も借りた。電気があるから、エレベーターが動く。それでも、水道がない生活は想像とは違った。これが、天災で電気、ガス、水道が止まり、近隣の店もなにもかもない状態は、どんなだろう。想像など、及ばないものだとつくづく思った。

隣人のすばやい行動で断水生活は、ずいぶん楽になった。駐輪場の水道に二つの蛇口とパイプをつけてくださった方がいた。ポリタンクをたくさん持っている方が必要なひとに貸してくださった。お向かいの99ショップでトイレを使わせてもらえるように話してくださる方がいた。みんな、役目ではなく、自発的にしてくださったことで、そういうことが心をはずませた。

朝、工事の方が貼り紙をした。「夕方6時には水道が使えるようにするつもりです」けれど、難航して、方法を変えたのか、夜中に廊下にパイプが並んだ。全戸に応急の排水管を夜を徹してとりつける模様。中高年の工事の方たちは、家で帰りを待つ家族もいることだろうと思うと、申し訳なくありがたく、大変なお仕事だと感服している。修復しても、住民は夢の中、お礼の声をかけることもできない。

断水で、もっともっと節水できることがわかった。山に降った雨が長い旅をして我が家まで来てくれる。一滴一滴、ありがとうと言って使わなくてはね。


断水

2008年07月27日 | Weblog
一階の家が浸水して、全館断水となった。幸い、駐車場の水道は使えるので、黄昏時は、井戸の水汲みのように、バケツやたらい、やかんなどを持ってアパートの住人が並んだ。日曜日なので、お父さんや子どもがいてよかった。水はけっこう重いから。息子も20リットルタンクを隣人の家に2往復。役に立てて嬉しい。トラブルがあるからひとは繋がる。

それにしても、浸水したおうちは、畳まで浮く大惨事。地下の大元のパイプが破裂したらしく、あすの検証を待ち、回復はいつになることか。食器を洗った水をトイレに使うなど二次使用して、水のありがたさを実感する。雨水だって、ちゃんと貯めて使うようにしてればよかった。

一昨日の尾引さんのホーメイ、ユーチューブで聞けます。
http://jp.youtube.com/watch?v=YAmK8auwexg&feature=related

本との出会い

2008年07月26日 | Weblog
昨夜、カフェスローの向いが古本屋だったので、探している本がないかと休憩時間に立ち寄った。探しているのはなかったけれど、「ハワイアン・マインド」というハワイ生まれの日系2世、高野山で修行なさった真言宗の僧侶、北川ジョージ法航さんの本と出会った。ハワイの伝統的な考え方で般若心経を読み解いた興味深い本だ。「ALOHA」や「HO'OPONOPONO」のハワイ語の解説もあり、今のわたしには、垂涎である。

きょうは、夕刻、気温が下がったので散歩がてら、国立の古本屋に行ってみた。探している本が適正な価格であったのに、ちっとも嬉しくないので買うのは止めた。
本との出会いは、不思議だと思う。きのうみつけていたら、喜んで買っただろうに、「ハワイアン・マインド」を読んだから興味が失せたのだろう。

ホーメイの夜

2008年07月25日 | Weblog
きょうは、沖縄帰りの若い友人をおうちご飯に招待していたのだが、あまりの暑さに断念。急遽、彼女が行ってみたいという府中のカフェスローへ、息子、息子の友人と友達とおかあさんと6人で行くことに。

カフェスローは暗闇ナイト。照明はキャンドルを少しだけの中、トゥバ共和国伝統の倍音唱法ホーメイの歌手、さまざまな口琴奏者、尾引浩志さんのステージ。これが、おもしろかったねぇ。マイクもないのに、響く響く!ソロでどんどん盛り上がり、暗闇に不思議な恍惚の波を渦巻かせる。お客様は、とても静かなので、遠慮したけれど、一緒に手拍子したり踊りたかったなぁ。

後で聞いたら、ホーメイは、女性もするそうだ。どんなものになるのか、聞いてみたい。だみ声は出るけど、もうひとつの口笛のような高い音色はどうやって出ているのだろう?

ホーメイは、モンゴルのホーミーの祖先のようなものらしい。羊番が、天気がよくて暇な時に、羊や馬の声を真似したりして声で遊んでいるうちに出来た唱法なのではないかと、勝手に思った。遊ぶゆとりがなくては出てこないタイプの音楽。のんびり、まったり。草原、風。ユーチューブで聴けます!
http://jp.youtube.com/watch?v=YAmK8auwexg&feature=related
駅近くに移転した新しいカフェスローに行ったのは初めてだったが、窓から鬱蒼と生い茂る木々や小川が見えて、なかなか良い雰囲気。

http://event.cafeslow.com/?day=20080725

http://www.vions.jp/

2008年07月24日 | Weblog
パウロ・コエーリョの「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」を読んでいる時に、「私」という字は、「仏」という字に似ていると気づいた。私から3画除けば、仏になる。3画はなんだろう? ホ・オポノポノで考えると、記憶、経験、論理。この3つが邪魔して、ひらめきを感知できなくなっている人間。

私に何かを加えるのではなく、引いていくと仏になるという発想。
仏になるとは、心が空になる状態。成仏。至福の状態。

世間では、「私」になにかを加えて幸せになりなさい!とけしかける。学歴、技術、恋、結婚、お金、保険、、、、、
「もっともっと病」になれ!とけしかけているだけだ。なぜなら、今の経済環境では、ひとが「もっともっと病」にならなければ、社会が成り立たないからだ。

今の社会が成り立たなくても、違う社会に変わっていくのだから、なにも心配することはない。今思う幸せと違う幸せを感じることができるようになる。
恐れずに、「もっともっと病」を止めましょう!

そう、恐れから解放されるには、私から引き算していくことなのだね。
「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」の女性は、「他者」という世間の考えから、男性は与えられた能力から、それぞれ解放され自分自身の愛と幸福をみつけるという、引き算の物語だった。

黄昏散歩

2008年07月23日 | Weblog
夕刻、風が強くなってきて、外はしのぎやすそうだったので、散歩に出た。先日、「蟻」さんで紹介いただいた「匙や」さんに向かう。「匙や」さんは匙を売っているのだろうか?よくわからないまま、簡易地図を見ながら夕日に向かって歩くと、風が心地よく、汗が止まった。連れ合いから携帯に電話がはいる。静岡県からだ。相当暑いようで参っている。受話器からこの涼風が送れればいいのにね。

思ったよりずっと長く歩いて、匙やさんがみつかった。ちかごろ流行りロハス系雑誌から飛び出してきたような木造の小さなお店。といっても、品数はとても少なく、店かどうかも定かではない。壁にかかった麻の手作りバッグ、一点ものの小さな陶器、古い茶箱に並んだ刺し子のコースター、、土間奥には爽やかなご夫婦が、手仕事にいそしんでいる様子。店先の風鈴の響きと、物の少なさ、色数の少なさ、自分が、映画の中に迷い込んだような涼しさと静けさ。奥の壁には木を削った匙が並び、やっぱり匙やさんなのだと思う。

黄昏時に似合う美しいお店だった。
http://sajiya.exblog.jp/i6/

真夏の昼の夢

2008年07月22日 | Weblog
11時半、昨夜残された携帯の留守電に気づく。札幌の友人からだ。香港でヘアメイクスチリストをしている共通の友人と東京で会おうと。わお! 彼は小中学校が一緒で、わたしをジャズに導いてくれた大切なひと。30年近く数本の電話だけ。

あわてて浅草橋に向かう。屋形船が浮く隅田川沿い、あなごの佃煮で有名な小松やの向い。柳橋横の老舗(創業60年)大黒家の座敷には、4人の懐かしい顔が待っていた。元気で今会えたことが嬉しくて嬉しくて、「幼馴染に向いて言うことなし
幼馴染はありがたきかな」

おいしい天麩羅も、窓から見える江戸から変わらぬ川の眺めも夢心地。彼が行ったことがないという浅草に向かうが、灼暑の散歩はますます頭をぼんやりさせて、他愛もない会話がただ嬉しい。彼の商売道具、かんざしを買ったり、浅草寺の天井絵を見たりして、新宿で別れた。今度は香港で会いたいね!

夜は娘の誕生会。ケーキではなく、柳橋梅花亭で買った和生の美しさに、写真撮影会が白熱した。息子が大奮発したサマンサ・タバサのバッグも、わたしたちからの鞄も、おばあちゃんからのアクセサリーも、とっても嬉しそうな娘であった。
食べ過ぎたと言うので、胃腸薬のおまけつき。

暑さとあいまって、夢のような一日だった。

sale

2008年07月21日 | Weblog
きょうは娘の誕生日。あすのパーティーのために、連れ合いと立川に買い物へ。期せずしてsaleシーズンで、どこもかしこも人だらけ。30代までは大好きだったsaleめぐり。でも今は、どの店に行けばお目当ての物があるのかもわからず、ウロウロ4時間。ようやく二人とも気に入った物があって、感じの良い店長さんだったので、購入。娘は気に入ってくれるかしら?

二人とも足が痛くなって国立に帰ってホッ。国立北口に5月に開店したギャラリー「蟻」に寄って、素敵なオーナーとお喋りして楽しかった。連れ合いは、手作り石鹸を購入した。シャンプーに使うのだ。お買い物は、気持ちの良い交流をして買うと、物自体の運気が上がる気がする。
http://ari3.halfmoon.jp/

我が家の桃源郷

2008年07月20日 | Weblog
きょうは、「世界一幸せなひと!」に、諸手を上げて立候補したいわたしです。

子どもの学習机を分解した板を粗大ゴミにしようとして、ふと、前からベランダで寝たかったことを思い出した。古布団を捨てるときに、一夜、ベランダで寝たのはなかなかよかったから。板切れを並べて、薄いベッドマットを三つ折にして枕とタオルケットを用意。本とコーヒーを脇に置いて、寝転んだら、風の心地よいこと!
見上げると薄青い空にふわふわの雲。息子のパンツや連れ合いのパジャマが揺れてるのは無視。気持ちよくて気持ちよくて、起き上がりたくない。しっかり昼寝してすっきり体になった。

夜ご飯に来た母や娘にも体験させてあげた。
我が家の桃源郷。もう、灼熱の夏もこわくない。

梅雨明け!

2008年07月19日 | Weblog
昨夜は霧がかかるほど湿気がひどく、初めてクーラーをつけた。きょうは、打って変わってカラリと夏の暑さ。打ち水効果抜群! 夜は近所の盆踊りに母と息子と。幼稚園時代の知人やご近所さんがたくさんで、イモ洗いの会場だったが、母につられてたくさん踊った。帰っても、あちこちで花火に興じる子どもの笑い声が5階まで響いてくる。夏本番、いざ! 

おもてなし

2008年07月18日 | Weblog
歌舞伎の余韻は、じわじわと続いている。なぜ、学芸会と感じたのか、なにをわたしは受け取ったのか。歌舞伎の帰途もきょう起きてからも、わたしも母もとても上機嫌で、笑いが止まらない。なにか、とても大切に扱われた気分。上質の贅沢なおもてなしを受けた気分。お土産をいただいたことすら気づかずに帰ってみて開けたら、心づくしの手料理が詰まっていたような。。。

舞台挨拶もなく、ただ芝居を見てきただけなのに、こんな後味は初めてのこと。歌舞伎というものがそうなのか、きのうのがそうなのか、わたしにはわからない。ただ、舞台というものが、今までは発表だったり表現だったり娯楽だったり、なにかを提供されるものだったのが、おもてなしと感じたのだ。海老蔵、玉三郎が主役の「高野聖」も、二人の演技は秀逸で、わたしはオペラグラスで表情をずっと追ったが、それはそれは繊細で素晴らしかったのだが、二人の役者の自己顕示というものを微塵も感じなかった。歌舞伎一族が一丸となって、観客のために尽くしてくれている感じ。その謙虚さが、他の舞台からは感じたことがない部分だ。常連の贔屓客からわたしのようなドしろうとにまで平等に心を尽くしてくれている感じ。。。

分相応という言葉。歌舞伎の分をしっかり心得ていて、ぶれがないということだ。
すごいものだと、今更感動に浸っている。

七月大歌舞伎

2008年07月17日 | Weblog
母の念願だった歌舞伎をやっと見に行くことができた。10日頃、チケットを求めたのだが、昼の部義経千本桜は、どの日も満席。夜の部、泉鏡花の「夜叉ヶ池」と「高野聖」を見た。「夜叉ヶ池」は、春猿の美しさがきわだつ。頭が小さくて目が大きく、所作の躍動感ときたら、、、すごい逸材ではなかろうか。「高野聖」は、海老蔵と玉三郎。一階一列1.2番というかぶりつき花道のすぐ横だったので、惚れ惚れ。花道での海老蔵のつぶやきも聞こえ、水浴びする際ご両人の裸も見えてしまった。オホ!(オペラグラスを持って行ったのです)

歌舞伎は、わたしは小学校一年生以来。小屋は、こじんまりとして横長。学芸会のものすごく立派な感じ。大道具、小道具、音楽、照明、演技陣、全てが宇宙のかなたほど水準が高い学芸会と感じた。黒子の操る、馬、猿、蛇、鳥、蝶などの造作や動きがアナログで面白い。馬のまばたきのかわいかったこと!浮世を忘れてつかの間の非日常を楽しむ贅沢なひととき。でも、すっごく可笑しなこと言ってもしても、観客って笑わないの。わたしと母は笑ったけど。笑わそうとしてるんだから、笑ってもいいと思うよね。

行って帰って、とにかくそれだけで、母には大仕事。一番前の席なのに、声もよく聞こえなかったようだ。階段の上り下りが辛く、幕間の食事にも行けなかった。それでも、無事、家にたどり着いたら、「8月のも行こう」と言うので、さっそくウェブでチケット予約。え!?千秋楽しか一階席が空いてない。すごいなぁ、歌舞伎って、人気あるのね。