小さな日記

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震度5強

2011年06月30日 | Weblog

長野で震度5強。6月末ごろまた大きな地震が、、と囁かれていたけれど、本当になってしまった。

28日に熊本で震度4が気になっていたが、29日には、十勝沖、熊本の後、香川でも弱い地震。そして、7時半から9時ころまで長野に相次いであった。その間、ずっと、東北、千葉など、311以降ずっと揺れている地域にも地震が起こっている。

毎日、地震情報を見ているが、本当に、日本全国、くまなく、地震が起きているから、どこに大地震が来るのか、わからない。

我が家の近くには、311以降、大地震が起きる可能性がある日本の3つの断層のひとつ、立川断層がある。ご近所の方は、逃げるための道路のシュミレーションをしているそうだが、うちには車もないので、壊れた建物でなんとか居座るしかないのだと思う。明日からツレはツアーで留守になる。母と息子を抱えて、ちょっぴり緊張している。ご飯を多めに炊いて冷凍おにぎりでも作っておいたら、役に立つかしら?すぐに腐っちゃうかしら?

ところで、震度5強って、かなり大きな地震だと思うけど、報道は少ない。東京新聞夕刊の一面でも下の小さな欄。地震が当然になってきて、というより、5程度の地震は「冷静に」やり過ごせという意図があるのだろうか。


その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今

2011年06月29日 | 情報

その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~(1)

その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~(2)

その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~(3)

その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~(4)

毎日放送のドキュメンタリー制作者津村健夫ディレクターによる、6月26日「映像11」という番組です。

チェルノブイリ事故の子どもたちへの後遺症、影響を診ている医師は、これから100年以上も、事故の身体への影響は続くとみているい。しかし、政府は情報を隠蔽し、子どもたちのガンも、自然放射線や胸部X線照射の影響だと言い張り、事故のせいではないとしているそうだ。

日本の政府もそうしていくのだろうか。補償の額が増えるからと、福島への避難指示をださないのだろうか。自主避難だと補償はないそうだ。きのうのブログの鎌仲さんの原発作業員や野菜の基準値のお話にもあるように、お金の都合が最優先でなんでも決めているのだろうか。

まさかまさか、そんなことしていたら、10年後には医療費ばかり増えて、元気に働くことができないひとが増えて、国は滅びるでしょう!? 

でも、そうとしか思えないような措置ばかりがとられている。

そして、着々と、原発運転再開が企まれている。まだ、フクシマは事故中なのに。あの汚染水の行き場所は?汚泥の行き場所は?放射能汚染のがれきや土の行き場所は?そんなことどうでもいいって笑ってるようなテレビの番組の数々。今の日本はホラー映画だ。

りんごペクチンは放射能を排出させると、前にも書いた。毎日、りんごを。芯の部分にペクチンが多いそう。福島県の給食に出してください。

 

 


ミツバチの羽音と地球の回転

2011年06月28日 | 映画

鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」 これまで数回ブログにも紹介してきたが、作品を初めて西国分寺のいずみホールで観た。鎌仲監督もトークショーに出席した。

311前から楽しみにしていたけれど、フクシマが起きてしまってから、なぜか、見に行くのに積極的になれなくて、徒歩で行ける近場の上映なのでありがたく行った。作る過程のお話やメイキングビデオを見ていたので大体のことはわかっていたが、とても良い作品だった。フクシマ以前に見たら、どう感じたのだろうかと、何度も想像した。

一番印象に残ったのが、祝島で最年少という青年(若き父親)、孝くんの言葉

「祝島の人たちは、なんであんなに原発に反対するんだっていう電話があって、自分たちの生活や暮らしを、まあ、守るためですと、まあ、そのために海を守ったり、原発のことをやってると言ったら、なんか、そんなもんのために、たくさんの人に迷惑かけて恥ずかしくないんかって言われて、まあ、やっぱり、そういうこと、うーん、島の生活を守るっていうのが、そんなものって言える人たちが、原発作ろうとしてるのかなって思うと、悲しいですよね」

これを聞いたとき、あー、やっぱり「迷惑」が出たと思った。先日も書いたが、この国は、「迷惑」をかけるということが、最大級の責め言葉になる。ものごとを滞りなく進めることが、迷惑をかけないことであり、原発も、基地も、戦争加担も、大きな権力が決定したことに従うのは、迷惑をかけない良識あるひとということになる。ただし、NIMBY(自分ちの裏庭でなければ)そして、自分ちだと主張するひとを、「自分のことだけ考えてる迷惑な奴だ」と、非難する。

「そんなものって言えるひとたち」に投票して政権を預けていてはいけない。「そんなものって言えるひとたち」が作る製品をバーゲンだからと喜んで買っていてはいけない。「そんなものって言えるひとたち」が薦める安楽そうな娯楽、安全そうな環境に身を任せてはいけない。

地球の生き物の一匹として、水や電気を体を使って節約して、大地や海の恵みを気合を入れて調理して、少量いただいて、自分と隣人の命を大切にすることに働いて、クタクタになって死んでいこう。そう思った。

「ミツバチの羽音はどんなに小さくても、地球の回転にすら影響を与えているかもしれない」鎌仲ひとみさん

そうだ、わたしも、ブンブン

 

 

鎌仲監督は、ヒバク、核の3部作として「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」を作りました。全部観て欲しいです。

鎌仲ひとみ監督 放射能の恐ろしさを訴える 2011.4.14 渋谷アップリンク


レディーガガ - Born this way

2011年06月27日 | Weblog

(日本語訳)レディーガガ - Born this way

 

初めて聞いた時から、レディガガの声が大好きになった。そして、この曲のこのメッセージ。もちろん、彼女の作詞。たった25歳。記者会見で昔のタケシみたいな見開き目のメイクをしてたのは、今この時期に目を閉じないで前を向いて生きていこうというメッセージだそう。身長が155cmと、わたしぐらいなのね。すごく高いヒールで踊るのもすごいなぁ。

元気をありがとう! マザーモンスター!


食べ物は生死を分ける

2011年06月26日 | Weblog

クロワッサンを買った。辰巳芳子さんなど、食べ物の特集。

辰巳さんの日本再興への提言

1生命観の確立

2正義と正直、愛を基盤に目指すこと

「正義とは愛に裏打ちされた行動のこと。正義をまっとうし、愛を貫くには、情熱がなければならない。その情熱を支えるのが、生命力です。生命力は、食から生まれてくるのですよ」

あぁ、まさしく。

 

子どもを生み、育てるということになんの見識も持たずに突入してしまった愚かなわたし。子どもたちが20代後半にもなってしまった今頃、育児とは食事作りだと、実感している。

食事作り、食材選びに、精魂込めるつもりがないなら、子どもを作ろうなど思わないほうがいいとさえ思う。

子どもが幼稚園のころ、他の家庭の食事を見ることが多かったので、ファミレスのような味付け、食材、料理法が、日本の家庭の定番になっているのだなぁと、なんとなく感じていた。それはお弁当にもあらわれていて、「チキンのからあげ、ブロッコリー、プチトマト、オムレツ、ハンバーグ、ケチャップスパゲティー」などが、彩りよくつまっているのに、娘は憧れて、「なぜうちのお弁当は黒っぽかったり茶色っぽかったりなの?」と、文句を言われた。けれど、よそで憧れのお弁当を食べて、「まずい!」とびっくりしたそうだ。冷凍庫の臭いがしたと言っていた。

日本人の食生活は変わった。昭和の時代に、ささくれだった古い木の家は暗くて汚くていやで、デコラの新建材のピカピカの家に憧れたように、食べ物も、鰹節とかお豆とか、ひじきとかから離れて、真っ赤なウインナとかフライドポテトとかが素敵に思えた時代もあった。

今はまた、若い人たちもよりよい食事を模索する良い時代になってきている。売れるものは作られる。売れないものはすたれる。みんなで、日本の良い食材を求めて、守っていくようにしよう。底力、生命力がつく食事を、感謝と喜びをもって、毎回おろそかにせずにいただいていこう。

 


脱原発へどう行動するか

2011年06月25日 | Weblog

宮台真司さんの提言

1、落選運動→政治家 

2、原発関連企業への不買運動→経済界

3、反原発議員がほとんど落選→一般人の原発への無知(情報の隠蔽による)→事実と知識の共有

 

原発を潰す合理的な方法


宮崎駿氏から首相へのメッセージ 20110619

2011年06月24日 | Weblog

宮崎駿氏から首相へのメッセージ 20110619

スタジオジブリは、先日、こんな横断幕を会社のビルの上に掲げました。日本中で自分の意志を表明することが、とても大事な時になったと思います。なにげなくしていたら、地下原発とか本当に建設計画されていってしまう。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ff/414c42d5e7d1ed88fec9ad938a0840fb.jpg


楽でいたいからだまされたい?

2011年06月23日 | Weblog

「『だまされていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいない」(ちくま学芸文庫「伊丹万作エッセイ集」所収)

鋭い言葉だ。 原発事故以降、ネットで流行った唄に、「ずっとウソだったんだねぇ」という替え歌があった。哀愁漂う覚えやすいメロディーで、信じていたおかあさんにだまされていたことを知ったみたいな茫然と立ち尽くすイメージで、子どもが歌う分にはわかりやすかった。けれど、この感覚、大人ではいけないと思った。ウソを見抜けなかった責任、いや、ウソを信じたかった自分の安易さへの自覚がないと思った。

ひとは、今の楽を選びたいものだ。嬉しい言葉と不穏な言葉があったら、嬉しい方を信じたいものだ。そこにつけこんで、今も美味しい嬉しい安全、大丈夫が忍び寄っている。

安全神話に洗脳されていたから事故対策も怠ったと、いかにもの説明がまかりとおっているけれど、その後も、放射能の健康への被害に関する測定値、規制値でも、10年後になったらなったでどうにかなるさというばかりに、低そうな場所で測り、世界基準でみると何倍もの規制値で食品を許可している。

今をなんとかしのげば、未来には未来の解決策があるだろうという考え方は、原発を作ったときとなんら変わらない。

「現在でもすでに別のうそによってだまされ始めている」

ナトリウム火災事故を起こし、14年間動かず、去年動かしたら重さ3トンの装置が原子炉に落下した高速増殖炉もんじゅ。なにゆえ、今、落下物をとえおうというのか。3回目の挑戦というが、実は25回目という噂も、、、

もんじゅが動けば、原発推進する理由としての効率をあげることができるそうだ。

 


2011年06月22日 | Weblog

「深いところを流れている地下水の場合は、非常に長く汚染の影響が続く可能性があります。私は以前、地表から1000m下を流れる地下水を調べたところ、江戸時代に降った雨水だとわかりました。つまり、数百年後に深いところから汲む井戸水には、福島第一原発から今漏れている放射性物質が混じることになるかもしれません」(北里大学教授で放射線生物学専攻の伊藤伸彦氏) http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9032

暑くなった。お風呂の残り湯をゴーヤなどにあげて、洗濯もして、何度も打ち水をして、ありがたく水を使う。被災地ではいまだにペットボトルぬるい水しかないところもある。福島第一ではいまだに汚染水の処理もおぼつかず、どのように漏れているのか、あまり情報もない。地下水は、海は、川は、どうなっていくのだろう。

30年前にフランスに行ったとき、洗顔にも水道水を使えない(硬水だから皮膚がガビガビになる)、レストランでも水はジュース並みの値段でボトルに入って出てくるということに驚いたけれど、とうとう日本も、水をなんの考えもなく使うことはできなくなってきた。

水汲みに一日かかる旱魃地から日本に来た子どもが、シャワーをあびたら、あわてて排水口を手でふさいでいたことを思い出す。そうだ、そのくらい、大切に扱わなくてはいけないものだったんだ。


ソーラー発電

2011年06月21日 | Weblog

梅雨の晴れ間に立川におでかけ。テレビで小さいソーラー発電機を見たので、ビックカメラに行ってみたけれど、屋根にとりつける大きなものしかなかった。

ベランダに置ける小さいのが普及するといいのにね。

塗料自体が蓄電するというものも開発されているらしい。自動車の塗料に使うとすごいね。

ビックカメラでは、扇風機も在庫があるのは1種のみ。けれど、30台ほど並んだサンプルを品定めする人々でごったがえっていた。ソーラーで動くタイプも1万円前後であった。本当に不思議なのは、中国製品とか、聞いたことのないメーカーばかりなこと。日本の大手メーカーはソーラーの扇風機作らないの?

 

帰宅してから、このブログを読んだ。泣いてもしょうがないけど、泣いてしまった。政府は国民に放射能まみれの食品を摂らせることに決めてしまったのだから、国民は、とにかく免疫力をつけて、放射能の影響を受けにくい身体を作っていこう。

農家の婿のブログ
http://ameblo.jp/noukanomuko/entry-10926646707.html


めいわく

2011年06月20日 | Weblog

日本では、親が子どもに「みんなの迷惑にならないようにしなさい」と教えるが、インドでは、「あなたは迷惑をかけて生きているのだから、他人も許すようにしなさい」と教えるということを聞いた。

子どもが幼稚園の時、先生が懇談会で「おかあさんたちは我が子をどういうふうに育てたいですか?」と尋ねられて、全員が答えた。ほぼ半数が「迷惑をかけないように」という言葉を出すのに驚いたものだ。

自分自身、迷惑の塊みたいなものだなぁと思っていたから、子どもに迷惑をかけるなとはとても言えない親である。そもそも、生きると言うことは、植物、動物食い散らし、自分では始末もできない糞尿撒き散らし、迷惑なことだと思っていた。

でも、おかあさんたちの言う迷惑は、みんなが出発する時は、遊びを止めて一緒に出発する、みんなでボールで遊んでいるのにボールを一人占めしない、とか、そういう次元のものだった。それでも、そういうことを、「迷惑をかけない」という言葉で集約してしまってよいものだろうか、と、そのころ思ったものだ。集団行動を乱すことは、迷惑なことだろうか。集団の中で楽しく自己実現、自己表現することを学ぶために幼稚園に入れたのではないのか?

みんなでしていたボール遊びを止めて、自分がしたい違う遊びに上手に誘っていくことばかけとか、みんなが出発するといっても、自分はこれとこれをしてから行くから待っててほしいと感じよく納得させる技術とか、そういうことを、集団生活の中で学んでいくのではないかしら?

そういうことが成功したら、それは「迷惑をかけた」ことにはならないはずだ。

迷惑をかける=ひとと違うことを主張する、と言う風に、子どもたちに刷り込んでしまわないかなぁと、危惧した。

実際、日本人は、おとなも、内心文句タラタラでも、「自分が迷惑をかけるひとになりたくない」から、なんでも主流に従う傾向がある。流れを止めること自体は悪いことではないのに、めんどくさい、ややこしい状況を作り出すことは、悪いことになってしまう。

原発は安全ですよ!と政府と電力会社と一体となって専門家、学者がにこやかに講演していた時代、学者でありながら「原発は大きい危険を孕んでいる」と言い続けた小出裕章助教など、本当に邪魔者、悪者扱いだった。

沖縄の基地負担が大きいことも、原発作業員が劣悪な環境で命を削っていることも、そういう話題を持ち出すこと自体が、せっかく楽しくウキウキの懇談を面白くない陰気な雰囲気にしてしまう迷惑なことだ。

「迷惑をかけてはいけない」と子どものころから教えられ続けた功罪ではないかとさえ思う。迷惑をかけているひとは悪いひとだから、非難してもいいんだよと言ってるみたいだもの。インドの、みんなが迷惑を掛け合って暮らしているのだから、自分も許されて生きているのだから、他人も許してあげようね、というのは、とてもいいと思った。

そのとき、迷惑に見えても、貴重な意見かもしれないのだから。

 

こんなに迷惑な原発を54基もスルスルと作ってきた背景には、迷惑かけずに真面目に一生懸命仕事をしてきた人たちの尽力があった。みんなが向かっているプロジェクトに一石を投じてはいけない、同じ流れに乗っていくことで、成功が得られるのだと、頑張ってきたはずなのだ。それが、大きな大きな迷惑を導いてしまった。

311以降、わたしたちが同じ道を歩まないためには、こういう価値観の転換が必要だと思う。政治家も考えて欲しい。「菅首相は、迷惑なことに、原発推進勢力を敵に回してしまったから、なんとしても貶めたい」というのでは、またどんな想定外の大迷惑にぶちあたってしまうことか。


職と家族

2011年06月19日 | Weblog

いまだ、福島第一の冷却すらままならない中、停止している原発を稼動させようとしている動きがある。

政治家、電力会社、経済界、、、それらの要職についているひとの家族の女性にお願いしたい。

あなたの家族に、この危機を少なくする一歩の力を与えなさい。おくさんでも、おじょうさんでも、真摯にこの現実を受け止めて、あなたの家族が命をおろそかにする行為を後押しをするのをやめさせなさい。かれらに、その組織の方向を変える力がないなら、要職から去るよう勧めなさい。家族だからこそ、できることがあるのです。

今、東北、関東のみならず、関西でも九州でも、家族の中で、放射能に対する意見が分かれて議論していることが伝わっています。それは、辛いことでしょうが、家族が本当に家族になっていくために必要な、とても良いことだとわたしは思います。

国がこれから、どんな国になっていくかは、家庭がこれから、どんな家庭であろうとするかによって、個人が、これからどんな暮らしをしたいかによって、決定されていかねばなりません。

自分の職、家族の職が、社会にどういう影響を及ぼしているのか、なんによって、自分が生きながらえているのか、今こそ、本気で知らなくてはなりません。

 

海江田産業大臣は全ての原発を停止した場合、燃料費の負担増が年間3兆円と言った。たった3兆円!それを、国民から新たに取ろうとするのではなく、既に取っている税金から、たとえば、公務員の給料(1割削減)ですむ額だ。

海江田産業大臣のおくさま、経済産業省という魑魅魍魎の伏魔殿に配属されただんなさまを、励まして、夏の電力は足りる、足らせよう、そして、まず、この夏、再稼動させずにやってみせるのが、あなたの政治家になった役割だとたきつけてください!過酷事故対策に万全という措置などあるわけない。 それでも言うこと聞かないなら、あなたが率先してお子さんと、福島に引っ越したらいかがでしょう。

政治家のおくさまがた、あなたたちの影響力は大きい。みんなで、福島に移住してください。きっと、今の政治界は変わっていくと思います。がんばれ!

 


エコ頭

2011年06月18日 | Weblog

髪をベリーベリーベリーショートにした。これで、ドライヤー使わないですむ。刈り上げ一歩手前なので、頭が軽いこと。 家族はニヤニヤジロジロ、そんなに見ないでよ!

印象が変わったので、メイクと服も変えることにした。

毎日の雨と、乳酸菌水まきのせいか、ゴーヤくんはぐいぐい伸びて、わたしの身長を超えた。きうりくんも、たくさん花をつけて、その付け根が大きくふくらみ、きっと、これが実になるのだろう。


右見て左見てもの言わぬトップ

2011年06月17日 | 情報

我が家のご近所の放射線量を測定してくださった方がいる。公園は地上0mでだいたい1時間0,15マイクロシーベルト。年間1ミリシーベルトは越えるようだ。

こくぶんじガイガー手帳 国立市と国分寺市の公園などhttp://kokubunjigeiger.wordpress.com/

 

現代ビジネスで、企業トップ100人と有識者50人へのアンケート、原発やめますか、続けますか

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/8068

残念なことに、社長自ら回答しコメントも寄せたのは、たった22社。堂々と自社の方針を表明できないのは、しがらみのせいか。22社中6社が条件付で稼動支持。あとは答えられないそう。ソフトバンク、孫さんはどうして「アンケートを辞退したい」なのか。

同じように、16日の朝日新聞の各知事へのアンケートでも、歯切れの悪い回答が。

http://www.asahi.com/politics/update/0615/OSK201106150211.html

47都道府県中、態度を明示しなかったのは、なんと31人。脱原発をはっきり宣言したのは、吉村美栄子・山形県知事と、嘉田由紀子・滋賀県知事の2人だけだった。拍手! 

 


菅首相の話 書き起し

2011年06月16日 | Weblog

きのうのエネルギーシフトの会の報道が各社でされた。まともだったのは、フジテレビ「トクだね!」、小倉智明さんのコメントだけ。あとは全部、おちゃらけで、一部では、菅首相が何の法案を通したいかさえ伝えていなかった。本当にテレビは恐ろしい。あれだけ見たら、菅首相と孫さんがお笑いをやっているみたいだ。

それで、菅首相のお話を書き起こしてみた。(だいたい) テレビも新聞も政治家も、コメンテーターも、菅首相は何もメッセージを発していないと大騒ぎしているが、先日紹介したブログといい、ちゃんと発言なさっていて、ただ、メディアが隠蔽(?)しているだけだ。きのうのブログの動画はぜひ、国民全部に見てほしい。

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「地球は私達子孫からの借り物だ」と、アメリカンインディアンの言葉を岡田監督がおっしゃったのが印象的でした。

「地球を救うのは植物だ、いろんな政党を作ったが、最後は植物党を作ろう」というのが私の思いです

四十六億年前地球が出来た時の大気は何で出来ていたか、実は95%がCO2だったのです 今は、0,04%です。なぜこんなに少なくなったか。海の中に育った藻がCO2をCとO2に分けて、O2が大気中にでて、オゾン層を作って紫外線を防いで、そして、植物が陸上に上がって、そして(???)時代を作って、そしてCは石炭とかいろんな形で固形化させ、O2がだんだん比率として増えてきました。

そこで現れたのが、動物です。動植物と書くな、植動物と書けと言いたい。つまり、動物は植物がいなくては、生きていけない。けれど、植物は動物なしで生きていけるのだから。

地球上のエネルギーの中で、太陽に関わらないエネルギーは、2つしかありません。ひとつは、原子力、ひとつは地熱。風力、水力も太陽あってのもの。そして、地球上で、太陽の力をもっとも受けてきたのは、間違いなく、植物。

地球温暖化のグラフを見ると、一年の中で北半球が春夏の季節は植物が育つから、CO2が減る(CとO2に分解)、秋冬は植物がバクテリアに食われてCO2は増える、この植物が作るエネルギーを全部集めたら、理論上、地球上の六十億人が使うエネルギーの8倍ものエネルギーを作ることができるそうです。だから、わたしは最後は植物党なのです。

30年前、一年生議員の時に、アメリカのウインドテストセンターに行きました。風力発電がたくさんあって、作った電気はどうするのか聞いたら、電送線に流し、売るとのこと。さっそく日本に帰って、そういう方法ができないかと聞いたら、「電気事業法」というのがあって、大きいのならともかく、家庭などで作る小さな電力など相手にできない、と言われました。

ここに「昭和55年11月、風とぴあ計画調査結果の概要」という書類があります。科学経済技術庁によるもの。当時三宅島に東電が買った半径20m大型の風車が2基廻っていました。17mの風が吹かないと廻らない、25m以上吹くと危なくて回せない!という大きなもの。その2基の調査結果で、採算が合わなくて駄目だという書類です。


今私も少し人が悪くなりましたから、素直に科学技術庁が調べたからダメだったのか、東電が調べたからダメだったのか、実はそう思っておりません
つまりは、そういう自然エネルギーのいろんな案が出てくると「こっちでちゃんと調べますよ」と言って「じゃぁ調べて下さい」とやってみたら「やっぱりだめでした」「やっぱりだめでした」
簡単に言えば、科学技術庁というのは、原子力を推進するためにできた役所なのです。
ここに私の証拠文献と言うほどでもないですけど29年前の議事録がある風とぴあ計画についての議事録の最後の所を読ませていただきます。

私が色々と風の事を言ったら
「ただ、ここでお願いしておきたいのは サンシャインがあるから原子力がいらないのではないかと言う事の口実に使う、利用する、ノリすぎ悪乗り、こういう事が無い様に一つ是非ご理解いただきたい」
こういうふうに当時の大臣が答えているんです。


わたしはそれに対して、「終わりにしようと思ったんですが私の質問に無い事まで言っていただきましたので
こういう科学技術と言うのは2ウェイ3ウェイでいいと思うのです」と言う事で反論しました。
この時の科学技術庁長官・・・・中川と書いてありますから中川一郎さんだったと思います。


つまり科学技術庁は風とぴあ計画をおおいにやってくれたと思って私は誉めようと思って発言したのですが「いやぁ、風とぴあ計画とか当時のサンシャイン計画とかそういう事はやっぱりそっちが良くて原子力はダメだという事は言わないでください」
私はこの議事の中で一言も言っていないんですよそんな事は。


結局それから30年たってしまいました。いろんな事がありますけれども、基本的に日本は30年遅れたんです。
30年前から風力だってやっていたんです。太陽ももちろんやっていたんです。

しかし結局のところ、残念ながら私も含めて政治や行政はそれ本格的エネルギー源という形でして政治としても、経済としても取り組もうとしなかった、そこに意図があったということだけは私ははっきり反省も含めて申し上げておかなければならないと思って、ちょっと古い資料を1982年3月23日の議事録ですが持ってきました。


これ以上長くなってもいけないので今の事を申し上げます。
今回の事故が起きた後エネルギー省が出しておりますエネルギー基本計画、これは3年おきに白紙からの見直しと言う事でこれが今政府の方針となっております。
また先日G8に行った時にこれまでのエネルギー基本計画では2030年に電力の総電力の中で原子力53%自然エネルギーを20%となっています。
それに対して私は当然白紙から見直そうと。自然エネルギーについては2030年20%ではなくて10年前倒しをして2020年初頭に20%にしたい。この事を国際的にも言ってきました。
基本的にはそこまではひとつの政府の方針として決める事が出来ました。


そこで、今日のまさに本題です。
再生可能エネルギー促進法案、全量買い取り制の法案は私以上に皆さん方が詳しいと思います。


つまりこの法案が通らないと、これまで補助金が付いていた物も、この法案が通ることを前提に補助金などをカットしていますから、単に前進がゼロじゃなくて後処に下がってしまうんです。


私の学生時代の友人が3年ほど前に「オレのうちは電力自給率は97%だ」といってましたが、つまり、そういうみなさんも若干の補助金をもらっているわけです。
そういう制度が今度の新しい制度が生まれることを前提でだいぶカットされている。
ですから今回この法案が通らないとそれこそプラスどころかマイナスになる。


私は経済界も賛成してくれると思ったんです。
つまりはこの分野、自然エネルギー 省エネルギーを進める事は日本のまさにイノベーションにつながります。
先日のエネルギー会議に経団連の会長は欠席されましたけれども文書を送ってもらいました。
書いてあったのは
「この全量買い取り制度を導入すると電力の価格が上昇する可能性があるからそれは慎重に、導入には基本的に反対だ」
というのが残念ながら経団連の現在の姿勢であります。


しかしその時のコスト計算は原子力発電7円・・・本当に7円ですかね。ゼロがもうひとつ付くんじゃないですか?
つまり、原子力は安いんだだけど風力は高いんだ、何とかは高いんだ、技術的にも揺らぎがあってダメなんだと
ダメな理由はですね、付ける気になったらいくらでもつけられる。
そうじゃなくて、どうやってそれを育てるかじゃないですか。


私はこの自然エネルギーともう一つの省エネルギーがある意味で一番民主主義とマッチしていると思うんです。
つまり、今の民主主義、投票と言うのが一つの行動です。単にエネルギー政策をAにするかBにするかと投票するというだけでは、残念ながらこの省エネとか自然エネルギーは広がりません。


あの小宮山先生のように。私も家に行きました。ソーラーパネルがあってヒートポンプがあって家の作り方もなるべくクーラーを使わなくていいような家を作っておられた。つまりはみんなが参加をしてエネルギーを作ったりあるいは省エネ


先日これは孫さんが言われたんですね
省エネと言うのはネガエネというんだそうですね最近は。
つまりネガティブエネルギー、メガじゃなくてネガですね・・
省エネと自然エネルギー。これは国民が自ら参加をしてそれを作ったり逆にマイナスのエネルギーを生み出したり、これによってプラスが増えるのですけれどもそういう事が出来るエネルギー。


そして私はやはりエネルギーというものは社会の在り方そのものを決める。
おじいさんが山で芝刈りにおばあさんは川に洗濯に。
そこまではいかないけれどもそういう事をベースにする社会を選ぶのか。それとも一見便利だがものすごく怖い様な事を思い描くような社会を選ぶのか。


それは冒頭申し上げましたように 私達がこの地球を貸してもらっている
未来の子どもたちや孫たちの気持ちも含めて、最終的には国民が選択する、国民が決める事だと思います
そしてその時に専門家や政治家はこの選択を「いやもう化石しかないんだ。原子力しかないんだ」という選択ではなくて、「化石もだんだんCO2が増えるよ。原子力もちょっとヤバイかもしれないよ。しかし、使わない訳にはいかないじゃない」「いや、ここにも選択肢があるんだ。省エネと自然エネルギーと言うものがあるんだ」そういう選択肢を育てていって、そしてこれから5年先か10年先、こっちでも十分やれるこれでもやれるという段階の時に「じゃぁどっちを選びますか」という選択肢を作ることが専門家や政治家の仕事ではないか。


その選択肢(自然エネルギー)を育てる第一歩が「再生可能エネルギー促進法」


何としてもこの法律は3月11日に閣議決定をして すでに国会に提出されて何カ月か経っています。
私も毎日のように経産大臣や党の関係者に何とかしてくれと要請をしていますが。非常な力学があるのかなかなかすいすいといっていません今日お集まりの皆さん自発的に参加されているみなさんと一緒になって、少なくとも未来を選択するための自然エネルギーを育てるという、まさに今回の事故を逆にこれを止めるとか止めないとか言う前にまずは選択肢を育てるその一歩にならなければ。

私も何としても通したい。
それを通さなければ政治家としてのしての責任を果した事になりません
がんばります!
みなさんありがとうございました。