小さな日記

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喉風邪

2010年11月30日 | 食べ物
朝起きたら、猛烈に喉が痛い。起き上がろうとすると、背骨やら首やら体中の関節がギシギシいって、痛い。やられた!

昨日、歯科医のロビーで隙間風を感じて席を移った。寒気がしてたんだよね。なのに、歯科医の後、あちこちぶらついてしまった。体、ごめんなさい。サインを出しててくれたのに。

一日、お休み。土鍋でおかゆ一合炊いて、家族とは別仕様のご飯。ペパーミントティーに生姜とマヌカハニー。コーヒーは止め。甘酒も作った。一緒に酒かすと全粒粉のクラッカーも。(画像我が家は、てんさい糖なので、色が白くない。茶色っぽいのが素朴でしょ?普通の小麦粉や白砂糖だと両方白いです)これ、美味しい! レシピは↓
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/recipe/recipe.cgi?r_id=R20101124_04

喉と胸と関節の痛みと咳だけで、熱はないので、入浴したら、これが気持ちいい。ずいぶん、すっきりした。その後また一眠り。
寝たり起きたり、食べたりの一日。体中、痛かったりだるかったりには辟易した。

縞模様のパジャマの少年

2010年11月29日 | 映画
映画 『縞模様のパジャマの少年』 予告編


2008年英米合作

第二次大戦下のベルリンに住む8歳の少年ブルーノは、軍人の父の転勤で田舎に移り住む。友達が欲しいブルーノは、禁止されている裏口から抜け出し、子どもがいる「農場」を目指す。ブルーノが農場と思っていたのは、ナチの絶滅収容所で、父はそこの所長だった。けれど、おとなは戦争のことも収容所のことも説明してくれないから、ブルーノには何もわからない。そして、鉄条網の向こう側の少年と友達になったブルーノは、、、、

特典映像によると、ナチの収容所長や職員の妻は、絶滅収容所のことを知らなかったひとがほとんどだったそうだ。絶滅収容所で何が行われているかは、守秘義務があって、家族にも漏らさなかったそうだ。だから、この映画のお話は、ありえないことではない。

監督や原作者は、この映画を親が子どもたちに見せて欲しいと望んでいる。子どもにもわかりやすい戦争の映画だから。戦争の意味がよくわかっていない子どもたちが主人公の映画なのだ。わかっていなくても、勝手に戦争はひとを巻き込み傷つける。

朝鮮半島では、わかっているつもりの人たちが居丈高に強さを見せるためにかけがえのない地球の資源と、若い人たちのエネルギーを、消費している。もったいないことだ。

http://www.movies.co.jp/pyjamas/

57歳

2010年11月28日 | Weblog
誕生日だ。
娘と彼氏が料理とケーキを作って持ってきてくれるというので、掃除をするだけ。
ところが、つれもわたしも夢中になって掃除が大々的になり、大掃除のようになってしまって、時間に間に合わせるのがやっと。でも、おかげで年末はずいぶん楽だろう。




娘たちの手作り料理は全部とても美味しくて、綺麗。自分の誕生日にご馳走を作ってもらうのは、子どもの頃以来で感激した。やはり手作りのケーキは、豆腐入りクリームチーズケーキで、これまたなかなかのもの。彼氏は鯛のあらで鯛めしむすびを。だしが効いて美味い。画像はケーキではなく人参で彩ったベーコンポテトサラダ。



息子は、「暖かいマフラー」をテーマに探し回ったそうで、薄くて大きいストールが流行りなので、これをみつけるのに苦労したそう。編みこみで二重になっているから、本当に暖かい。つれは、お洒落な街、代官山で、お洒落な店をみつけて、お洒落な手袋を用意してくれた。これで、冬の寒さもなんのその!

掃除はしたものの、あとは上げ膳据え膳で、家族内でこんなことは初めてのことで、なーんだか、ホントに年を取ったんだなぁと、実感してしまった。来年の誕生日までまた日々体を大事にして元気でいよう。自分の心を大切にしよう。

夢のような一日だった。ありがとうございます。

折り紙のようなパッチワーク

2010年11月27日 | ハンドメイド
本屋の立ち読みで覚えた折り紙のようなパッチワーク。
5cm四方を2重にして、折り紙のように折りながら、要所要所をちょっと糸で綴じ付けていくと出来上がる。小さいから(1個の出来上がりは1辺約2cmの正方形)難儀だけれど、折り紙のように正確でなくてもなんとなく繋げることもできるのが、布の良いところ。
厚さは8mmほどになり、しっかりしている。本では、つなぎ合わせてバッグだったけれど、わたしはカードケースにしようと思う。

お気に入りサラダ

2010年11月26日 | 食べ物
はっぱのサラダも好きだが、ボリボリ歯ごたえのあるサラダも好き。
大根8cm、ヤーコン芋1本、キウリ1本を千切りにして、オリーブオイルでトス。
柚子1個皮を剥いて細かく千切り、中身はしぼって、塩と好みでスパイス、混ぜ合わせて出来上がり。ヤーコン芋の梨のような甘みと柚子の香りで、ずーっとボリボリしていたくなる。

ヤーコン芋(画像)は、オリゴ糖が多く、しかも、腸まで届くタイプなので、便秘解消、糖尿病予防、など、健康効果の高い食材なので、常備野菜のひとつ。

ルイ・レーリンクさんのピアノコンサート

2010年11月25日 | 音楽
母とつれと、くにたち街角コンサートにでかけた。
国立駅からすぐ近くなので、母を連れて行くのに本当にありがたい。つれも、ここでコンサートをしたことがある。

ルイさんは、1969年オランダ生まれの山梨県人。195cmの長身で猫大好きなピアニスト。日本語は14年日本在住なので、達者です。おしゃべり名曲コンサートと銘打つだけあって、作曲者のおもしろいエピソードやご自身のこと、ヨーロッパのことなど話題も色々で、とても楽しい気さくなコンサートでした。
http://www.pianonet.jp/
、、、が、母は、柔らかい声でちょっと早口なルイさんのおしゃべりが、全く聞き取れなかったそうで、残念。演奏は、とっても楽しんだようですが。

ドビュッシーの月の光から始まり、ショパンのノクターンまで、素晴らしかった。アンコールには亜麻色の髪の乙女。つれが大好きな曲で、喜んでいました。

プレシャス

2010年11月24日 | 映画
'Precious' Trailer HD


2009年アメリカ映画

これは、、、始まってから終わるまで、目が炎症を起したのかと心配になるくらい、ずっと涙がこぼれ続けた。感動ではなく、勝手に体が反応して、涙が出てきた。
1987年当時のアメリカは、アメリカ史上、黒人の所得格差が一番大きかった時代だそうだ。
母親の男性や子どもに対する思い、レズの黒人教師の思い、白人福祉士の思い、そして、もちろん、ヒロイン、プレシャスの思いが、まるで、ドキュメンタリーのように見事にリアリティーをもって迫ってくる。

少々関わった南アフリカの現状にも重なって、とてもわかりやすくわたしの中に入ってきた作品。
プレシャスは、16歳だが、心が無垢で現実をあるがままに受け入れていく様は、とても静かで、たった数年を描いた作品なのだけれど、ひとの人生の越し方の全てを教唆されたような気がした。道を歩いていくひと。

識字教育によって、自身の思いを認識すること、現実を判断し考える技術を得るプレシャスだが、わたしは逆に、16歳までそれを学ばずに、ひとがかくも「真摯に道を歩くひと」になりえたことに感動する。

母親役のモニークは、実際、兄弟に近親相姦されても両親に無視されたような環境で育ち、また、プレシャス役のガボレイ・シディベは幼い頃両親が離婚し、ブロンクスからハーレムに移ったという。それぞれの俳優が、ひりひりと自身の家族の歴史を投影しながらの迫真の演技を見せる。マライア・キャリーの福祉士も絶妙だった。

きょうは、裁判員裁判で死刑判決が二件あった。わたしは死刑には反対だ。自分が、違う環境、違う出会いで、今の自分ではありえないと思うから。

http://www.precious-movie.net/

復活!

2010年11月23日 | Weblog
青空眩しく暖かい朝! 掃除に洗濯とはりきって、母の部屋も。すると、母が出かけたいと言うので、南口につきあった。南口はちょっと行っていない間に、銀杏が黄色くなっていた。買い物と母のマッサージに付き添い、仕事帰りのつれと合流。荷物を持ってもらってありがたい。
帰宅して、野菜ときのこの豆乳ソースかけを作る元気もあった。復活!コーヒーも解禁。

と、楽しかった気分が夜のニュースで吹っ飛んだ。朝鮮半島。国境、、、
平和にのんびり母と銀杏を愛でていた頃、家が焼け逃げ惑っていたひとたちがいたのだ。
挑発、牽制、威嚇、脅迫はなくして、外交ができないものなのか。
北側の犠牲者は報道されていない。迫撃砲20発(?)対80発なら、北の被害も相当なものだろう。犠牲になるのは、いつも市井の人々。

シャドウズメーカー

2010年11月22日 | 映画
Trailer Fat Man and Little Boy -1989- (El Proyecto Manhattan)


1989年 アメリカ映画 ポール・ニューマン
日本では劇場未公開。地味だけれど、日本人は見るとよいのに。
1942年にアメリカは原爆開発に着手し、マンハッタン計画として、ニューメキシコ州ロス・アラモス研究所に秘密裏にロバート・オッペンハイマー博士など科学者を集めた。
超タカ派のグローブス将軍(ポール・ニューマン)は科学者の逡巡をよそに7月下旬目指して実験にこぎつけさせる。そして、8月、ファットマンとリトルボーイは、広島と長崎に落とされる。
その間、何度もとどまることが出来た様子が描かれ、胸が痛い。
ポール・ニューマンさんがこの映画に出演したことが、わたしは嬉しい。


ビフォア・サンライズ・・・・ビフォア・サンセット

2010年11月21日 | 映画
Before Sunrise Trailer


1995年アメリカ映画。イーサン・ホークとジュリー・デルピー主演。ヨーロッパ横断列車に乗り合わせたアメリカ青年とパリのソルボンヌ大学生が意気投合して、ウィーンで途中下車、翌朝まで共に過ごすラブロマンス。二人の会話がとてもリアルで面白い。息もつけない勢いで二人の関係の距離が近づいたり離れたりするのが見る者に伝わってくる。興味、警戒、好意、疑惑、、、わたしたちは、誰でもこういうふうに、見知らぬ相手と会話しながら、どこまで近づくかを探っているのだろう。

そして、続編が9年後の「ビフォア・サンセット」
これがまた、味わい深い作品で、二人はパリで再会する。住所も電話も、名字さえも聞かずに恋心の頂点で離れた二人だったが、それぞれ、パートナーも仕事もある生活を送っている。9年の空白が嘘のように二人の会話はますますエスカレート。ただし、二人ともおとなになって小賢しくもなっている。終わり方がなかなか粋。

これだけ忌憚なく話ができる相手は、双方ともまずいないだろうと思える会話の相性の良さだ。会話の相性は、恋の相性とは違うし、共同生活の相性とも違うとわたしは思う。
会話友達ではないですか?  ま、恋は盲目とはこういうことなのでしょう。

2本ともギャオで無料で見れますよ。この演技、この演出、すごいです。

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00597/v09995/v0991500000000542003/?list_id=68308


Before Sunset Movie Trailer


大きなエコバッグ

2010年11月20日 | ハンドメイド
きょうは、おとなしく過ごした。前に本屋で立ち読みして作ってみたかったエコバッグに挑戦。本屋で型紙のサイズを一生懸命覚えて、本屋から出ると書き留めてくる。1冊の中、作りたいものが一つ位なのでそうしている。

これは、簡単。130cm×40cmの長方形を輪にして、下から29cmまで袋に縫う。上部が持ち手になるが、最上部12cmの手持ちの部分の巾を18cm位にして持ちやすいようにするだけ。
冬の玄関の隙間風防止用カーテンの残り布で作った。

鬼の霍乱

2010年11月19日 | Weblog
朝。目覚めたら、みぞおちが痛いような気がした。それで、起きて先日奈良の土産に買ってきてもらった「フジイ陀羅尼助丸」を息子のスポーツドリンクで流し込んだ。その途端激痛が走り、悶絶。

苦しんだ過程は割愛して、ともかく、娘が来てくれて、母のまかないもしてくれた頃には、回復した。下痢も嘔吐も発熱もない痛みで、息子に整体をしてもらって助かった。

思い当たる節はある。体に「働かせすぎてごめんなさい」と何度も謝った。
痛いのには弱い。でも、たまに痛いと、痛くないことのありがたみがひしひしと感じる。
痛くないだけで、世界一幸福なのだと、肝に銘じよう。

依頼人

2010年11月18日 | 映画
The Client Trailer


1994年アメリカ映画

丁々発止の会話、現実感のあるキャラクター、隙間を縫って善き方向に進むストーリー、エンターテインメントの極地とさえ思える作品で、きのうまでの反動でどうしても見たくなった。スーザン・サランドン、ブラッド・レンフロー、トミー・リー・ジョーンズ、それぞれが迫真の演技で、息つく暇もない。

少年役のブラッド・レンフローは演技なのか、適役なのか、ものすごいなぁ、と思っていたら、その後、アルコール、ドラッグ中毒の噂を聞き、2008年、25歳でオーバードーで亡くなってしまった。悲しい。

ジャパニーズアメリカン2

2010年11月17日 | テレビ
全部見た。松山ケンイチという俳優さんの演技が良かった。
けれども、演技が良いと思った松山さんやイモトさんは、セリフが少ないことに思い至った。他の大物俳優さんたちも、演技が変なのではなく、セリフがおかしいのだろうと思う。
話し方、言葉の使い方、また内容も、1人の人物の中で整合性がないのが、説得力がない因だった。

状況の演出も、突っ込みどころ満載で、たとえば、原爆投下後の広島の病院で大きな部屋で姉妹が会話する場面。学校の寮のように整然とベッドが並び、二人以外は全く動かず静かに眠っている様子。そんなこと、あるわけがない。ベッドは足りずに、地べたに寝かせられ、うめいている方たちが大勢だったろうと思う。そういうところが、漫画のように感じたのだ。

一週間続けて長い時間、しかも、アメリカで実際の収容所にロケをしたドラマというのに、情けないことだ。物語の論旨も、ステレオタイプの成功物で、なんだか悲しくなった。

日系人がアメリカ軍として戦場で活躍したことで「アメリカに認められた」ことが、後の日系人を社会的成功に導いたように描かれているのも疑問だった。



ジャパニーズアメリカン

2010年11月16日 | テレビ
大寝坊してしまった。というのは、先日5夜連続録っていた「ジャパニーズアメリカン」という日本のドラマを夜中に見たから。それでもまだ、2話しか見ていないけれど。

これが、、、ひどくわざとらしい会話で、戦前の日系移民についての解説を、登場人物の会話でさせる。また、俳優の演技もわざとらしくて、辟易した。なんといったらいいのだろう? 漫画をパラパラ見ているような気分にさせられるのだ。げっそりしながらも、たまには日本のドラマを見ようと、全編見るつもりでいる。つれは、途中でギブアップ。草薙さん、仲間さんが18歳には全く見えない!とか、展開の不自然さにケラケラ笑い出す始末。わたしも同感ですけどね。

リアリティーがない演技の中、唯一、不自然でなかったのが、イモトちゃん。役者の中に1人、ド素人のはずなのに、なぜなのだろう。正直、わたしはそう感じた。イモトちゃんが「仕事好きですから!」と言ったら涙出ちゃったもんね。

大戦前後の日系移民を描いて印象的だったのは、工藤夕貴、イーサン・ホーク主演の1999年アメリカ映画「ヒマラヤ杉に降る雪」工藤夕貴さんの家族は、中国人が演じていて残念だったが、誠実に作られた心に残る良い映画だった。まだの方はぜひ!

Snow Falling On Cedars Trailer