小さな日記

ワンクリック募金 毎日クリック!
http://clickbokin.ekokoro.jp/

あんず干し

2009年06月30日 | Weblog
梅干があまりにおいしそうになってきたので、ちょっと自信をつけたので、生協でみつけたあんずも漬けてみることにした。わたしはあんず干しは食べたことがない。

母がわたしの子どもの頃から100回も嬉しそうに話す祖母の思い出。7人兄弟、しかも、下4人はやんちゃな弟だった母にとって、母親(祖母)が自分に目を向けてくれたのがよほど嬉しかったのだろう。

母が育った家庭は、使用人が30人もいて子ども一人に一人の乳母がついていた。だから、祖母は家事の指揮をとるだけだったらしい。そんな祖母が「みこちゃん(母)が好きだから」と、毎年庭のあんずを梅干様に漬けてくれて、毎日お弁当に入れてくれたそうだ。7人兄弟姉妹で、それを食べる子は一人もいなかったそうだ。

母の兄弟姉妹は、既に故人となって、母一人が残った。
2度の癌を乗り切った母は、85歳の今も一人暮らしをして、手仕事や読書で日々を楽しんでいる。その理由を、母は子ども時代の食べ物の嗜好と信じて疑わない。「あんず干し」は中でも重要。

わたしの作るあんず干しが、祖母のと似て、美味しくありますように。みんなを元気にしてくれますように。

梅干2 紫蘇の下ごしらえ

2009年06月29日 | Weblog
予報では雨だったけれど、朝はすがすがしく晴れたので、梅干用の紫蘇を水でよく洗って日干しした。午後には小雨が降ってきたので大正解。カラカラに乾いた紫蘇の葉を普通なら塩もみするのだが、今回は減塩なので、たくさん染み出てきた梅酢でもんで灰汁だしをする。梅はふっくらやわらかになってとってもいい感じ。

すいか

2009年06月28日 | Weblog
黄色の小玉すいかを切った。今回は、無駄にしないよう、まず皮をむいて、果肉を小分けにして密閉容器に。次に緑の硬い皮をそいで、白い皮を浅漬けに。最後に残った緑の皮に、卵、全粒粉、白だしの衣をつけて、カリカリに揚げた。
種も乾燥させて煎れば食べられる。捨てるとこがないんだね。すいか!

皮なしスイカは母にパイナップルと間違えられたけど。。。

悲しい一日

2009年06月27日 | 音楽
マイケルのことが頭から離れず、さみしい気持ちで過ごした。

以前テレビで見た肉まんじゅうのレシピを取り出して作ってみたが、イマイチ。
ショウロンポーや肉まんを上手に作りたいな。春巻きやシューマイ、ギョーザはおいしくできるんだけど。

心が和らがないと、手仕事ができないことに気づいた。手仕事は、ハッピーだからできるんだな。

久しぶりに手仕事なしで、シェークスピア「オセロ」の現代版「O」(オー)を見た。これは、男の嫉妬の話で、ますます悲しくなった。マイケルの受けたさまざまな嫉妬。思えば、イエス・キリストも男の嫉妬に傷つけられ世を去った。

Michael Jackson - Earth Song

マイケル・ジャクソン訃報

2009年06月26日 | 音楽
michael jackson - billie jean


夕方、テレビでマイケルの死を知った。夜は悲しみに染まった。わたしの父はエド・サリバンショーに出演したマイケルのファンだった。子どもだったわたしは「上手いけどちょっと田舎くさい」と思っていた。

しかし、「ビリー・ジーン」で衝撃を受けて、手に入るビデオは全部買って毎日のように見ていた数年があった。わたしはマイケルが大好きだった。踊りや音楽だけでなく、人柄が好きだった。こんなに若くして逝ってしまうなんて。ムーン・ウォークもできず、ブヨブヨに太ってもいいから、幸福な老人になってほしかった。すごく悲しい。

廊下で見た濁った赤の三日月。鮮烈な印象。マイケルの唇のようだった。

2009年06月25日 | Weblog
母の補聴器体験に付き添った。いろいろ音を調整してくれるけれど、「いやな感じ」としか言わない。補聴器をつけない状態でもいつもエコーがかかっていて、突然の笑い声などに鼓膜が破けそうな不快感を訴えているのにそれよりもいやな感じとはどんなものだろうと、わたしも補聴器初体験。

これは本当にいやだろう。メガネやコンタクトで視力を矯正するのとは全く異なる。機械音。世界が変わる。ルノワールの絵が「花の応援団」(知ってるひとは少ないか?)に変わる。あ、「ガキデカ」でもいい。つまり、わたしには、「クェークェー」や「シケイ!」って音に聞こえた。

耳は言葉を介してひととのコミュニケーションに使う道具だけではないとつくづく思った。さまざまな生活音を意識せずに味わっていることに気づいた。それらは、「不快」と意識しない時には「快」なのだ。テレビの音量が、昼と夜ではとても違うのにいつも驚くのだが、それは昼間、特に聞いていないけれどもさまざまな雑音が邪魔してテレビの音を大きくしなくてはならないからだ。その聞いていない雑音が、「快」であることに気づいた経験だった。

ひとの体の精巧さ、緻密さ。エコーがかかっていても、母が聞く世界は、補聴器越しより優しい世界だろう。ということで、今回も補聴器は見送り。通じない会話を、笑いの種にして暮らすのもまた楽しいものだ。

夜は、思い立って梅干作りを始めた。ジッパー付のビニール袋に梅を入れて、洗濯たらいに水入りペットボトルの重し。焼酎がなかったので、日本酒で代用したのだけれど、かびませんように!

新生姜 らっきょう

2009年06月24日 | Weblog
遅ればせながら、らっきょうと新生姜を漬け込んだ。らっきょうは、黒酢と米酢を混ぜて、甘く。新生姜は、てんさい糖と黒酢のと、しそ梅酢の2種類。
切って下処理している時、らっきょうも新生姜も強く香って、血が綺麗になるような気がする。らっきょうは二週間、新生姜は数日で食べられる。楽しみ!市販のものより、自分のベロで味付けたものは美味しい。

おっと、後ろから覗いてるのは、夏の木綿の帽子をかぶったサンタのおじいさんですよ。

雑巾じゃないもん!

2009年06月23日 | ハンドメイド
テーブルクロスにしていた布は、すぐにしみだらけになる。でも、プリントがかわいくて処分したくない。薄汚れ感を消せないかと二枚重ねてちくちく刺し子糸で刺してみた。そして一晩漂白剤に漬け込んだら、とっても綺麗! と思うのはわたしだけ? 部屋着のポケットにしようか、裏表にしてポシェットにしようか、ファスナーをつけてポーチにしようか、まだ迷っている。

蒸し暑い日だったけれど、桜通りのギャラリーにTシャツを届けたあと、スロージョギングしながら帰ってきた。いい汗!

赤ちゃん

2009年06月22日 | Weblog
ジムネットの佐藤真紀さんちに赤ちゃんが生まれました。おめでとう!

新しい命は、わたしたちにいろいろなことを教えてくれます。わたしたちがそのメッセージをちゃんと受け止めることができたら、不幸を嘆くひとが減ることでしょう。

社会のシステムと全てのおとなたちが赤ちゃんを大切にしていれば、「命教育」などしなくても、子どもたちは命の尊さを忘れはしないでしょう。


まさしくんのメッセージ



ひょうたん島ライブ

2009年06月21日 | Weblog
連れ合いのライブが国立大学通りの老舗珈琲ショップ「ひょうたん島」で。お客様がいらっしゃるころはどしゃぶりの雨も小雨に変わって安堵。遠方からも駆けつけてくださってありがたいこと。たおやかなママさんが丁寧におとす珈琲、草花が覆う玄関、歴史を感じさせる家具や額絵。「ひょうたん島」という場の力が、ライブを真摯でぬくもりのあるものにしてくれる。赤ちゃんも来てくれたので、見知らぬお客様同士も赤ちゃんを抱っこしながら会話がはずんだ。

帰りには雨もあがって、明るい笑顔のお客様たちを見送ってしあわせな気分。

感謝。

シェークスピア

2009年06月20日 | 映画
Merchant Of Venice -ヴェニスの商人


ちかごろ、シェークスピアの映画を見ている。「ベニスの商人」「からさわぎ」「真夏の夜の夢」、、、
子どものころ、ストーリーを追うだけの簡単なのを読んだだけだったが、これがなかなか面白い。時代背景、人種差別から、家父長制、宗教対立など、さまざまな観点から当時の大衆の常識がうかがえる。上記3作は喜劇だから、どんなことが笑いだったかも興味深い。
とうとう、「ベニスの商人」から、本をしっかり読み始めた。

世の中には知りたいことがたくさんあって、それなのに、知りたくもないたくさんのこと知って人生が終わってしまうのは避けたいものだ。
知りたいことがあって、調べたり知ったりできる環境にあることに感謝。
目も耳も理解力も好奇心も、続くとは限らない。

デコ・クロ

2009年06月19日 | Weblog
ここ数年ユニクロの販売実績が伸びているという。わたしも、去年の冬からユニクロづいている。それまでは、ジーンズと息子のスポーツウエアくらいしか買うものがなかったが、インナータートルのカッティングや素材のよさに驚いて以来、家族のTシャツや自分の部屋着など、ネット注文している。色にはいささか不満があって、ベネトンやシビラといったヨーロッパもののように、個性が出てくればいいのにと思う。

縫製がしっかりしているので、長持ちするのもユニクロの美徳。リメイクの労が報われるから、デコ・クロが流行っているそうだ。ユニクロ製品にデコレーションしたり、リメイクしたりで、オリジナルを作る。ネットで500人もの会員がいるそうだ。
http://oc-i.jp/community/682

すごくいいいこと!
ユニクロは、自社製品を全部、1年に2回回収しているけれど、本当のエコは、自分が買ったものは、雑巾になるまで自分で使い込むことだと思う。

画像のワンピなど、デコ意欲をそそられますねぇ。

期日前投票

2009年06月18日 | Weblog
国分寺市長選と市議会議員補欠選。投票日が連れ合いのコンサートなので、家族全員で期日前投票。午後7時くらいには、けっこう混み合っていた。若いひとがたくさんいた。住所や理由など、前にはなかった書類を書き込んでから、投票用紙をもらった。わたしとしては、今回は駅前の整備に関する意見で選んだ。優先順位でどんな街づくりをしたいかがわかる。

スロージョギングで市役所に向かう道すがら、「こけこっこ花」をみつけた。この花は、幼いころ、鼻の頭や額につけて「コケコッコ~!」と鳴いてよく遊んだものだ。その話をしても、共感してくれるひとはいまだ出会っていないので、北海道の田舎の遊びだったのかとも思う。花びらの根元を裏表に裂くと、ねばねばして、皮膚にくっつく。
画像は、額にくっつけてとさかになっている。

筋肉痛

2009年06月17日 | Weblog
スロージョギング、きょうは、昼間長いこと走った。疲れを感じないスロージョギングだが、きょうは、小学校の遠足から帰宅したときのようなクタクタ感。ふくらはぎがはって痛い。お日様にあたる疲労というのもあるように思う。また、昼間はひとと会うから、挨拶したり、気を遣う疲労もあるかもしれない。

夜、息子に、仲良くしている20歳の子の親御さんから、突然脳死のメールが届いた。つらい。ホ・オポノポノ。

フォグ オブ ウォー

2009年06月16日 | 映画



最年少でハーバード大学助教授に就任し第二次大戦では司令官カーティス・ルメイの統計将校で、戦後はフォード自動車の社長を経て、ケネディ・ジョンソン両政権の国防長官を務めた後、世界銀行総裁になったロバート・ストレンジ・マクナマラへの長編インタビュー映画。2004年製作

82歳の彼が戦争、実業、政治の経験から得た11の教訓を語る。

教訓 1: 敵の身になって考えよ
教訓 2: 理性は助けにならない
教訓 3: 自己を越えた何かのために
教訓 4: 効率を最大限に高めよ
教訓 5: 戦争にも釣り合いが必要だ
教訓 6: データを集めろ
教訓 7: 目に見えた事実が正しいとは限らない
教訓 8: 理由付けを再検証せよ
教訓 9: 人は善をなさんとして悪をなす
教訓10: “決して”とは決して言うな
教訓11: 人間の本質は変えられない

東京大空襲、キューバ危機、ベトナム戦争、、興味深いエピソードもたくさん出て、特に、大統領や軍司令官とのやりとりなど、何十万人ものひとが殺される戦争が、こういうひとたちの会話から決定されていくことの理不尽を感じた。

マクナマラさんは、聡明、明晰なひとだから、語る言葉も内容も吟味されていて、彼が伝えたいことはわかりやすかったし、共感もした。けれど、語られていること全てが真実かどうかは、わからないと思った。それでも、これは、歴史の一こまとして、見る価値のあるドキュメンタリーだ。

丸谷才一さんの感想
http://www.shgshmz.gn.to/shgmax/public_html/review/asahi20040601_maruya.html