うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

続けよ、続く

2024年03月08日 | 日記

生きている限り、

人生は続く。

 

おはようございます。

時に、明日は希望に満たされ、

時に、明日は絶望が待っている。

楽しくも悲しき人生は、

時に、明日を諦めたいと願えど、明日は続く。

生きている限り。

 

そんな訳で、今日は「続き」の巻!

蕾と猫。

10年ぶりに花芽を出した胡蝶蘭の鉢は、ついに一つの蕾が咲いた。

しかし、こんな季節外れの時期、

残りの蕾は今、どうなってんの~?

じゃん!

続々と咲いております!!

 

「この部屋、暑くない?」

という問いかけに、脇汗を隠しつつ、

「寒いよ。すごく寒い。」

と、言い張り、暖房をかけ続けた甲斐があったわい。

引き続き、君のために汗を流そう。

 

そして、もうひとつの「続き」は

前回の続きだ。

あやの眼力によって石にされた、のん太に続き、

今回は、コイツだ、コイツしかいない。

 

若干長い攻防戦をご覧ください。

おたま「次はおらの番だぞ」

 

おたま「さっ、あや姉。おらを見るだ。おらだけを見るだ。」

ラブだね・・・。

 

おたま「そうそう、おらを死ぬまで見て欲しいだ」

粘着質なラブだね。

 

あや「あたし、見ない」

おたま「なっ?!」

 

あや「もう飽きたし」

おたま「あや姉、こっち見るだ。あや姉あや姉あや姉・・・」

病的だね。

 

のん太「おい、ちろいの!何ちてるんら?」

おたま「・・・・・」

無視をして、やり過ごし、

早くこの白いチビ、どっか行ってくれないかなって願っている、おたま。

 

一方、飼い主は

「3匹揃った写真が撮れたー」と喜んでいるが、

この3匹の思惑は、みな違う・・・

 

上から

のん太「ああ、ちゅまんない。早く、かかぁと寝たいなぁ」

おたま「あや姉ー、こっちを見るだーーー!」

あや 「あたし、絶対おたま見ない。一生見ないわ。」

ああ、楽しくも悲しき人生(猫生)よ。


昨日は徹夜明けで、きつかったー!

2024年03月06日 | カズコさんの事

徹夜明けの昨日は、

殊の外、きつかった。

 

おはようございます。

月曜の夜、かずこと救急車に乗った。

またまた、またの救急車だった。

2年前は心筋梗塞、去年はてんかん発作で救急搬送された。

そして3度目の今回は、

「この症状は・・・てんかん発作だ。」

認知症起因によるてんかん発作は、

そのほとんどが、15分以内程度でケロッと治まる。

とはいえ、激しめの症状の場合は、救急車を呼ぶべきだろう。

特に、かずこには心筋梗塞の既往歴があるから素人判断は危険だ。

大きなイビキ様の呼吸、呼びかけへの反応なし、

体の硬直(失禁、脱糞)を確認し救急要請をした。

 

そして、当のかずこは、

救急車での搬送途中、すでに症状がケロッと治まった。

「あれ?ここはどこや?」

救急隊員さんは、

「ここねぇ、救急車の中ですよ。意識が戻って来たようですね。」

私は思わず、前のめりになり、

「良かったね、かずこさん」

と言ってしまい、慌てて、

「あっ、すみません」

と頭を下げた。

毎度、救急要請は迷う。

大したこと無かったら、ご迷惑になっちゃうのじゃないかと。

けれど、かずこに付き添う救急隊員は、

「いえいえ、良かったんですよ。」

と、私を見た後、

「良かったねぇ。でも病院で診てもらわないと、分からないですからね、

もうすぐ着くからね。」

と、母を安心させるよう声掛けを続ける。

咄嗟の対応が、神だ!

こんな時に、不謹慎にも惚れた。

私は、上着も着ずにボロボロの小汚いスウェットで、どすっぴんであることに、

その時ようやく、恥かしいと気付いた。

 

ということで、

かずこは病院で一応の検査をして、

「深刻な異常は見られませんでした。

ただ乳酸が高くなっていることから、けいれん発作と考えられます。

てんかんのお薬が掛かりつけ医から処方されていらっしゃるので、

今後は、掛かりつけ医にご相談してください。

お薬の種類や量などを替えた方がいいかもしれませんので

お早めに相談してくださいね。」

ということで、かずこと共に病院を後にした。

迎えに来た父の車内で時計を見たら、午前4時だった。

かずこは、遠くに光る高架の照明を見て、

「うわ~、なんだあれ?きれいやな~」

と、子供みたいにはしゃいでいた。

まるで、夜中から出発した家族旅行の最中みたいだ。

私は、そんなことを思いながら、うつらうつらしていた。

 

あやさんも、うつらうつらしているのかな?

のん太「あや姉、寝てるら?寝ている?」

 

のん太「!」

のん太、どうした?

 

のん太「!!」

なにビビっているの?

 

うっわ、寝てると見せかけて、目で殺している!

 

そんな訳で、のん太はしばらく

このまま、石になっていた。

 

 

 

 


白の静と白黒の動

2024年03月04日 | 日記

昨日は、桃の節句だった。

 

おはようございます。

最近、我が家の「ジャラシの時間」が再開された。

ジャラシの時間とは、猫のためにオモチャを振って遊んでやる時間のことだ。

これはほぼ、毎晩行われていた。

あやを拾って以来、あの元気過ぎるド転婆娘を少しでも大人しくさせるためだ。

あやの歳から考えれば10年以上続けていた訳だが、

チャー坊を実家に保護して以来、ジャラシの時間は無くなった。

チャー坊亡き後も、私は毎晩、実家で夕飯の支度などをするようになり

あまり時間が無くなってしまった。

 

しかし、

あれから約1年が経ち、実家通いにも慣れてきたので、

ジャラシの時間も再開だ。

「待たせたな、主にあやさん。」

そう、主にあやなんだ。

いやもはや、「待たせたな、あやさん!」だけだ。

あや以外の白族は、そんなに命がけで遊んだりはしない。

むしろ、振られるジャラシをおっとりと眺め、

それが続くと、疎ましそうに避けるレベルだ。

 

半面、あやの嬉しそうな、活き活きした、

ハイテンション高速回転も1年振りとは思えないほど絶好調だ。

その模様を激写はしていません。

出来ないんです。ごめんなさい。

片手間でジャラシを振ってなどいられない訳で・・・。

 

昨夜、桃の節句だったから、

いつもより多めに振ってやりました。

今朝、私の右腕は、久しぶりにジャラス筋痛だ。

 

今日は、あやじゃない方(疎ましく避ける方)の

うっとり顔をお伝えします。

おたまが、久しぶりに私の膝に来た。

 

おたま「おら、撫ぜられてやってもいいだよ?」

ジャラされるのは要らないけど、撫ぜられるのは欲しいのね?

 

おたま「ほんとはおじさんがいいけど、仕方ないからおばさんでいい」

そうかそうか、おたまめ!

 

そうかそうか

おたまめ!


タンポポを咲かせた猫

2024年03月01日 | チャー坊のこと

去年の今ごろは、

タンポポが咲いていたのに。

 

おはようございます。

今年はまだ、タンポポが咲かない。

それは、チャー坊がいないせいかもしれない。

去年の今頃は、今年より寒かった気がするが、

道端には、ちらほらとタンポポが咲いていた。

 

3月は、タンポポとチャー坊だ。

 

風が冷たすぎる日、

私とチャー坊は太陽の光が集まる場所を探し回った。

「ああ、ここならあったかいな、チャー坊?」

太陽の光が集まる場所には、いつだってタンポポが咲いていた。

野良暮らしが長いチャー坊は、そんなこと知っていたのだろう。

君は、数え切れないたくさんのことを知っていたのでしょう?

 

チャー坊には、

厳しさと苦しさと孤独を引き換えに得た、命を繋ぐ智慧が

ぱんぱんに詰まっていた。

体はボロボロだったくせに、智慧で生き抜いてきたチャー坊は、

私が出会った猫の中で、もっとも堂々と立っていた。

そして、それと同じだけ優しかった。

その強さと優しさは息を吐くたび広がり、辺りを清らかに癒した。

タンポポさえ、チャー坊が咲かせたのかもしれない。

そう思わせる猫だった。

 

そんな猫のくせに、チャー坊は私に何かを問うてきた。

まるで命がけの強い意志を感じた。

それが何かが、私には分からなくて、

だから私は、必死でそれを探していたんだ。

太陽が集まる場所がどこなのかさえ知らない私に、

君ほどの猫に、どんな答えを出せるのだろうか。

 

私は今でも、それを考えている。

私は、チャー坊の問いに答えられたのか分からない。

ただ、君の知らなかっただろうことを一つだけ、

伝えてやれたと思う。

チャー坊、抱っこする?