うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

今日は、病院へ引きずってでも連れていく!

2024年03月18日 | 日記

なんだかもう、訳わからん・・・

 

おはようございます。

実家でのことだ。

先週から風邪を引き、金曜日の夜まで乗り切ったので、

そろそろ、

「今夜はしんどいから、早めに帰るね。」

と、言おうかなっと思ったところで、

父さんが椅子に座り損ねて、右肩を強打した。

強打した、ちょうどその時、

ご近所さんである、鬼ババーが玄関を開けるなり、

「だから、お父さんにちゃんと言ったじゃなーい」

と叫びながら、入ってきた。

鬼ババーとは、あの人は、たぶん、妖怪の類だ。

だって、私が子供の頃から何も変わらないのだから。

私が物心ついた頃に見た姿から、今の今まで鬼ババーは皺の数さえ変わっていない。

年齢という時間軸では鬼ババーも高齢者だが、細胞レベルでは時間を重ねていない。

もしかすると、年齢の時間軸も真実は503歳かもしれない・・・。

とても美しい女性だが、とにかく怖い!

非常に頭の回転のいい人だから、何を言っても論破される。

一度、自治会の会合でエリートおじさんと激しい論争をして、

エリートを言い負かした時なんて、

周囲のお婆ちゃんたちが、鬼ババーが放つ怒りのオーラの余波に当たり、

へなへな~っと倒れたという逸話が残っている。

鬼ババーとは、そういう人だ。

とはいえ、決して悪い人じゃない。

言う事やる事は、おおかた正義なのだ。やり方がえげつないだけだ。

ハッキリ言って、私は好きだ。

愛と敬意を持って、鬼ババーと密かに呼んでいる。

 

今季4月から、実家は自治会の役員の順番が回ってきた。

高齢者ばかりになってしまった自治会の運営は困難を極めている。

父も高齢だが、他の役員候補も負けず劣らぬ高齢者だ。

それを危惧していた鬼ババーが、何やら画策をしていたらしい。

それを先日、父や他の役員候補と有志を集めて説明会をしたというのだ。

『自治会は存続しつつ、会長などの役は無くし、

事務局を設けて、そこが主に運営をする。』というものらしい。

父はそんなことはすっかり忘れて、

金曜日の夜、鬼ババーに相談の電話をしたのだ。

右肩を強打する寸前に。

「おらぁ、やっぱり会長は無理だわ。降りさせてもらう」と。

それを聞いた鬼ババーがすっ飛んで来たという訳だ。

 

「あら、おかっぱちゃんもいるのね?

ちょうど良かったわ。

あのね、あたし、ちゃんと説明したじゃないの。

なのに、お父さんったら、コロッと忘れてんだもん。

ちょっと聞いてよ、おかっぱちゃん?」

と、鬼ババーは息継ぎ無しで話し続けることができる。

延々しゃべり倒している中、その横で父さんが、

「あかん、肩がいかれた」と騒ぎ、かずこは爆笑していた。

何が起こっているのか、もう訳分かんない。

私は、そう心の中で呟きながら、

このカオスな騒動の中、呆然と立ち尽くしていた。

でも、安心してください。

鬼ババーが、ちゃんと、まくし立てながら、

父さんの肩への湿布まで貼って帰ってくれたから。

ああ、結局、面白かった。

 

そんな訳で、しばらくは、

右肩が動かない父の世話も加わり、あたしゃ、ちょっと忙しいです。

 

のんちゃん?

かかぁ、ちょっと忙しくなるから、よい子しててね?

 

のん太「また、のんをちゃびちくさせるのか?鬼ばばめ!」

いや、真の鬼ババーは、私みたいなヘッポコじゃないかんな!

 

※コメント欄は開けておきますが、

しばらくはお返事ができないかもしれませんが、

申し訳ありません。