うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

保護して、60日。

2023年05月19日 | チャー坊のこと

前回の記事に、

コメントくださった皆様、

お返事できず、申し訳ありません。

 

おはようございます。

あれ以来、チャー坊の体調が急変してしまい、

アワアワしていたので、お返事を書く時間が取れませんでした。

しかし、ご安心ください。

チャー坊は、復活しております!

 

ここ最近は、

週イチで、体調を崩しては病院へ走ることを繰り返している。

一気に悪化して、注射で一気に元気になるといった具合だ。

チャー坊は、点滴は嫌がらないが、尻の注射は苦手なようだ。

けれど、体の苦しみが、その注射で24時間以内に解消されるのなら、

今は、注射を選択しようと思っている。

 

とはいえ、私の心は揺れる。

何度も復活させ、何度も苦しい思いをさせている。

私が保護さえしなければ、チャー坊は、とっくに、この世にはいないだろうに。

 

「せっかく保護したのに、嫌がることばっかりしてる。

せっかく飼い猫になったのに、こんなんじゃ、チャー坊に申し訳ない。」

私は思わず、看護師に吐露してしまった。

すると、看護師は間髪入れず、きっぱり言った。

「せっかく飼い猫になったから。だからこそ、苦しみは取ってやる。

最期まで、少しでも苦しまないよう緩和してやる。

せっかく飼い猫になったからできることですよ、おかっぱさん!」

その言葉を聞いて、私は半べそで

「はい、がんばりましゅ」

と嚙み気味に言ったのだった。

 

※猫エイズ・猫白血病は、どちらも免疫機能が不全する病気です。

どうってことない細菌にも感染し、一気に重症化してしまいます。

それを防ぐべく、免疫をあげるための処置をするのが主な治療法です。

 

当のチャー坊は、ケロッと元気でご機嫌さんだ。

それが何よりの救いだ。

実家の環境にも着々と慣れていく。

そもそも、初日から何のトラブルも起こさない。

トイレは完璧、観葉植物を傷付けないどころか、猫草さえ齧らない。

夜鳴きする訳でもなく、

「チャー坊」と呼ぶと、ささやかな声で返事をする。

そのささやかな声が、実にいじらしい。

 

チャー坊、何してるの?

チャー「ばぁちゃんのバンシャクというものを観察してるんだよ。」

ご苦労様です。

 

 

 

 

 

 


これは、のろけか?

2023年05月16日 | 日記

乗ってきちゃったもんな~。

仕方ないじゃん、乗ってきちゃったんだから。

 

おはようございます。

昨夜、チャー坊が私の膝に乗ってきた。

乗ってきちゃった。

乗っかって来ちゃってしまっちゃったんだもん。

しかもその前に、私の太ももをモミモミしてしまっちゃった。

モミモミしてしまっちゃってから、

控え目に上半身を私の足上に預けて来てしまっちゃって来たんだ。

ほんとは全身を乗りたかったみたいだけれど、ずるっと落ちちゃったから

上半身だけに留めたらしいが、

初めて、私の膝に乗って来ちゃって来てしまっちゃって来ちゃった。

うふふふふふふうっふうっふうふっふうふっふうふ

 

頑張って、後ろ足も乗せてしまっちゃって来ちゃった。

うふふふふふふふふふふっふふうっふふうふうふふふ

 

うふふを連打すると、こうなるんですね。

 

もういっちょ、行ってしまっちゃって行っちゃおうか。

安定の、のん太

 

のん太も、最初は抱っこされたいと乗ってきては、

ずるっと落ちていたっけな。

 

今じゃ、上手に乗ってくる。

こんな変則的抱っこも、なんのそこだ。

 

のん太「おい、なに見てりゅら?!」

 

のん太「見りゅな!」

うっふっふふふふうふふふふふふふふふう


チャー坊の近況

2023年05月14日 | チャー坊のこと

しばらく、

ご無沙汰いたしました。

 

おはようございます。

パソコンもスマホもほとんど触らず、

猫ばっかり触っていて、すみませんです。

 

幸せか?!

幸せに惚けていたのかよ!!

 

という訳でもないので、お許しください。

2割は惚けていた程度ではあった。

8割は、チャー坊だ。必死で触っていた。

特に、先週後半のチャー坊は、めっぽう苦しそうだった。

 

外暮らしが長かったろうチャー坊は、

保護して以来、次から次へとあらゆる症状が出てくる。

今日で、56日目になる。

投薬の種類は6~7種を渡り、注射は合計で24本に及んでいる。

注射の度、点滴も受けており、日々の塗り薬と点眼薬も欠かせない。

チャー坊の体は、針で穴ぼこだらけの薬漬け状態だ。

それをしなければ、維持が出来ない体だ。

注射と点滴をすれば、次の日からはご機嫌になり、

3日目の朝、まだ元気だなっと安心して仕事へ出かけるが、

夕方帰った頃には、体がミイラみたいに硬くなる。

フワフワだった被毛が、死んだ猫を撫ぜた時を彷彿させる状態に転じている。

そうなる前に先手を打ちたいのだが、追い付かない。

それは、私が愚図だからというのもあるのだけれど、

いかんせん、チャー坊の元気だった頃と比較して判断することが出来ない。

私は、元気だった頃のチャー坊を、ほとんど知らないんだ。

それに加え、ダブルキャリアの猫と暮らした経験がない。

 

自分なりに調べたりしても、これーっという言葉は見つからないし、

獣医にも看護師にも、食い込みがちで何かと質問するが、

どうも、はっきりした意見は出て来ない。

「そこが難しいところなのよ、ダブルキャリアの厄介なとこは、そこ。

とにかく、出てくる症状に対処するほか、無いんです。」

看護師がそう言った通り、結局そうなんだ。

苦しくなる手前の先手が難しい。

 

せっかく飼い猫になったのに。

チャー坊は、飼い猫にさせられたことで、

病院へ行っては穴ぼこだらけになって、生かされている。

この有様だ。

それでも、調子のいい時のチャー坊は、実に愛嬌のある猫だ。

相変わらず、両親に懐いてもいないのに、父さんは、

「こいつは、可愛い猫だな。行儀もいいし、偉いもんだ。」

と言う。

かずこさんも、さすがミラクルなことに、

私がいぬ間に、チャー坊にお刺身の味を教えるという偉業を、

さらっと成し遂げている。

チャー坊とかずこには、2人にしかないコミュニケーションツールが

存在しているみたいに見える。

 

病院でも、22本目の注射までは、素晴らしく大人しかった。

しかし、ついに23本目で、チャー坊はシャーっと怒った。

「もう、やめて!」

そう叫んだ。

けれど、私はまだ止めない。

チャー坊には申し訳ないが、まだ止められない。

チャー坊が本当に死んでしまうまで、私は諦めない。

出来ることは、変わって行くかも知れない。

病院へ行くこと自体は諦めるかも知れないが、チャー坊のことは決して諦めない。

全て諦めるのは、チャー坊が死んだ後だ。

後悔も懺悔も、全部、その後にする。

 

病院でシャーした日の帰宅直後。

なんという顔をしてるんだい?

むすっとしちゃって。

 

チャーちゃん、君の強さは伊達じゃないはずだ。

長年、未去勢だった猫は、戦いを繰り返し生き抜いてきたはずだ。

ましてや、チャー坊は、体のハンディも抱えて生きて来た。

ここまで生きて来たのだから、私は諦めない。

それが、君への最大の敬意と誠意だと、私は信じている。

「ああ~、しあわせ~」

私は、君に出会えて幸せなんだから、君にも幸せを贈りたい。

それだけは、諦めないんだ。


黒い靴下と黒猫

2023年05月10日 | 日記

なんだか、

黒い靴下が増えている・・・。

 

おはようございます。

自分で洗濯の機を見極められなくなった母かずこは、

何日も続けて、同じ靴下を履く。

下着も衣服もだ。

だから、私はタイミングを見計らって、かずこさんの衣服を持ち帰って

洗濯するように心がけている訳だが、

いかんせん、靴下は基本、黒いじゃん?

私もかずこさんも、基本、靴下は黒い。

 

そのせいで、私の靴下だったか、かずこのだったか、

分からない靴下を、実は今朝も履いている。

 

相変わらず、かずこさんは明るい。

そして、元気だ。

父さんに指図をされると劇的に怒るが、そんな時も活きがいい。

そう。

かずこさんは、長年、父の上からの指図を我慢して来たのだなっと

改めて考えさせられる。

アルツハイマーは、それを許さないのだ。

長く燻っていたマグマは、反射的に激しく吹き出す。

何の疑問も持たず、偉そうに指図する父さんは、劇的に怒る母のことが理解できない。

ずっと通用していた、『そんな時は怒鳴って黙らせる』も、

今のかずこさんには通用しない。

 

父さんは、まだ気付かない。

そんな時やってきた、野良猫の意味にも気が付かないでいる。

「俺がバアさんを怒鳴った声で怯えちまって、チャー坊が(ソファ下から)出て来ん。

ちょっと馴れてきたと思ったら、また振出しに戻っちまった。」

と嘆いている。

怒鳴っちゃダメなんだよ。

猫も人も、誰にだって、貴方に怒鳴られる筋合いなんてないんだからね。

苦しめ、父さん。

大いに苦しんで、気付くチャンスだよ。

頑張れ、頑固ジジィめ!

 

そんな我が家の黒猫は、撫ぜられると鼻の穴が膨らむ。

ほれ、鼻の穴、まん丸だもんね。

 

うふふふ

 


毎日、再会

2023年05月08日 | チャー坊のこと

行きたくない!

行きたくない!

行くくらいなら、死んでやるー!!

 

おはようございます。

今回の大型連休明けは、あっさり叫んでみました。

とはいえ、この連休は予想通り、休んだ感は一切ない。

おじさんと、ごっそり丸被りの9日間、身も心も休まる時は訪れなかった。

独りで何にも囚われないパンツ一丁タイムもなく、

常にパンツを履き、何がしかの衣服を身に纏い、

おじさんの、朝・昼・晩のご飯のことばかりに囚われた9日間だった。

 

もう、どうにも独りになるたくなって、煮詰まった土曜日、

私は、カメラを手に、ちょっと離れた公園へ行った。

 

父さんから譲り受けたカメラは、

今まで使っていたデジカメより、ズーム倍率が高いことに気が付いて、

めちゃくちゃ嬉しくなっちゃったのだった。

何かお探しですか?

 

あら、美味しいの見つけたね。

 

ウフフ、目を瞑って食べるのね、ウフフ

 

スズメを夢中で撮っていたら、

脳裏には、なぜかチャー坊の姿が過った。

外で暮らしていた時のチャー坊だ。

ひっそりと、懸命に生きていた。

ボロボロで、よれよれと歩くチャー坊は、

今より、うんと頼もしかった気がする。

それを思うと、私は「これで良かったのだろうか」と、ちょっと考える。

 

あの日、会社の車庫で動けなくなったまま、そっとしておいたら、

きっと、チャー坊は死んでいた。

そしたら、結局今、「あれで良かったのだろうか」と考えているだろう。

 

そして、そんなことは、どっちでもいいことなんだ。

私の後悔なんて、どうでもいいことだ。

一匹の猫が、今、幸せかどうか、それが唯一大事なことなのだから。

 

チャー坊は今、また絶不調に戻っている。

保護した時と同じくらいの絶不調。

辛そうだ。

それでも、チャー坊は、私が実家へ行くと、

待ってましたと言わんばかりに出迎える。

「チャー坊」と呼べば、ささやかに「にゃー」と答える。

彼は、ボロボロでヨレヨレだった外暮らしの時と何も変わらない。

私とチャー坊の挨拶は、相変わらず毎度、感動の再会なのだ。

 

チャー坊、私達はまだまだ何度だって、

感動の再会を繰り返そう。

そうしようね。

さて、仕事も再開しましょうかね。

行きたくねーけどもがーーー!!