行きたくない!
行きたくない!
行くくらいなら、死んでやるー!!
おはようございます。
今回の大型連休明けは、あっさり叫んでみました。
とはいえ、この連休は予想通り、休んだ感は一切ない。
おじさんと、ごっそり丸被りの9日間、身も心も休まる時は訪れなかった。
独りで何にも囚われないパンツ一丁タイムもなく、
常にパンツを履き、何がしかの衣服を身に纏い、
おじさんの、朝・昼・晩のご飯のことばかりに囚われた9日間だった。
もう、どうにも独りになるたくなって、煮詰まった土曜日、
私は、カメラを手に、ちょっと離れた公園へ行った。
父さんから譲り受けたカメラは、
今まで使っていたデジカメより、ズーム倍率が高いことに気が付いて、
めちゃくちゃ嬉しくなっちゃったのだった。
何かお探しですか?
あら、美味しいの見つけたね。
ウフフ、目を瞑って食べるのね、ウフフ
スズメを夢中で撮っていたら、
脳裏には、なぜかチャー坊の姿が過った。
外で暮らしていた時のチャー坊だ。
ひっそりと、懸命に生きていた。
ボロボロで、よれよれと歩くチャー坊は、
今より、うんと頼もしかった気がする。
それを思うと、私は「これで良かったのだろうか」と、ちょっと考える。
あの日、会社の車庫で動けなくなったまま、そっとしておいたら、
きっと、チャー坊は死んでいた。
そしたら、結局今、「あれで良かったのだろうか」と考えているだろう。
そして、そんなことは、どっちでもいいことなんだ。
私の後悔なんて、どうでもいいことだ。
一匹の猫が、今、幸せかどうか、それが唯一大事なことなのだから。
チャー坊は今、また絶不調に戻っている。
保護した時と同じくらいの絶不調。
辛そうだ。
それでも、チャー坊は、私が実家へ行くと、
待ってましたと言わんばかりに出迎える。
「チャー坊」と呼べば、ささやかに「にゃー」と答える。
彼は、ボロボロでヨレヨレだった外暮らしの時と何も変わらない。
私とチャー坊の挨拶は、相変わらず毎度、感動の再会なのだ。
チャー坊、私達はまだまだ何度だって、
感動の再会を繰り返そう。
そうしようね。
さて、仕事も再開しましょうかね。
行きたくねーけどもがーーー!!