うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

毎日、再会

2023年05月08日 | チャー坊のこと

行きたくない!

行きたくない!

行くくらいなら、死んでやるー!!

 

おはようございます。

今回の大型連休明けは、あっさり叫んでみました。

とはいえ、この連休は予想通り、休んだ感は一切ない。

おじさんと、ごっそり丸被りの9日間、身も心も休まる時は訪れなかった。

独りで何にも囚われないパンツ一丁タイムもなく、

常にパンツを履き、何がしかの衣服を身に纏い、

おじさんの、朝・昼・晩のご飯のことばかりに囚われた9日間だった。

 

もう、どうにも独りになるたくなって、煮詰まった土曜日、

私は、カメラを手に、ちょっと離れた公園へ行った。

 

父さんから譲り受けたカメラは、

今まで使っていたデジカメより、ズーム倍率が高いことに気が付いて、

めちゃくちゃ嬉しくなっちゃったのだった。

何かお探しですか?

 

あら、美味しいの見つけたね。

 

ウフフ、目を瞑って食べるのね、ウフフ

 

スズメを夢中で撮っていたら、

脳裏には、なぜかチャー坊の姿が過った。

外で暮らしていた時のチャー坊だ。

ひっそりと、懸命に生きていた。

ボロボロで、よれよれと歩くチャー坊は、

今より、うんと頼もしかった気がする。

それを思うと、私は「これで良かったのだろうか」と、ちょっと考える。

 

あの日、会社の車庫で動けなくなったまま、そっとしておいたら、

きっと、チャー坊は死んでいた。

そしたら、結局今、「あれで良かったのだろうか」と考えているだろう。

 

そして、そんなことは、どっちでもいいことなんだ。

私の後悔なんて、どうでもいいことだ。

一匹の猫が、今、幸せかどうか、それが唯一大事なことなのだから。

 

チャー坊は今、また絶不調に戻っている。

保護した時と同じくらいの絶不調。

辛そうだ。

それでも、チャー坊は、私が実家へ行くと、

待ってましたと言わんばかりに出迎える。

「チャー坊」と呼べば、ささやかに「にゃー」と答える。

彼は、ボロボロでヨレヨレだった外暮らしの時と何も変わらない。

私とチャー坊の挨拶は、相変わらず毎度、感動の再会なのだ。

 

チャー坊、私達はまだまだ何度だって、

感動の再会を繰り返そう。

そうしようね。

さて、仕事も再開しましょうかね。

行きたくねーけどもがーーー!!