うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

不向きな、性(さが)

2021年09月05日 | 日記

昨日のこと、

探偵事務所から出てきた、

ジャージ姿の眠そうな男を見て、私は思った。

 

おはようございます。

探偵って、いいな。

「あの男は、徹夜で張り込みをしてたから、眠そうにしているのだろうか?」

探偵って、なんか、いいな。

「近所の者ですという風に、ジャージで張り込んでいたのだろうか?」

探偵って、凄いな。

「ペン型のキャメラで、不倫現場を撮ってきたのかな?」

探偵って、なんか、ワクワクするな。

 

そんなことを勝手に想像しながら、車中からコソッと見ていたら、

助手席に座る、我が家のおじさんは、

「おかっぱちゃん、想像力豊かだもんね。」と言う。

「あたし、昔から探偵という仕事、憧れちゃう。でも・・・でもな~」

 

私は探偵には向かない。

口は堅い方だっと思っているのだが、案外そうでもない気がする。

「こ・・・これは!」と思う事は、

続けて「誰かに話さなければ!」と必ず考えるタイプだ。

そして、それは少なくとも3人に話さないと、気が済まないという入念さだ。

 

例えば、

スーパーの駐車場で知らないお爺さんに、なぜか怒鳴られた事がある。

その時も私はまず、母さんに話し、隣の熟女に話し、家でおじさんに話した。

やっぱり、3回、話たわけだが、

母さんには、

「なんかさ、昨日の夕方ね、知らんお爺さんが、

何を言ったか聞き取れなかったけど、すごい怒鳴られたんだよね~」

と、素直に話したのに、

会社の熟女さんには、

「昨日、お爺さんが、すごい剣幕で怒鳴りつけてきたんだけど、

たぶんね、この馬鹿野郎って怒鳴ってるんですよぉ。

どうして怒鳴られたかは、分からないけど、

八つ当たりしてんじゃないかなって感じで、怖かったんですよ~。」

ということになり、

おじさんに話すころには、

「男って、知らない女性に平気で怒鳴るよね?

あれは、何の権限で怒鳴るわけ?

男尊女卑の思考よね?そういうことよね?

だってさ、駐車場に停車しただけで、

このアマ、馬鹿野郎って感じで怒鳴られたんだよ。

それでピンときたわけ。

ははぁん、これはあれだなって。

八つ当たりしてんだよなって。

家でかあちゃん(奥さん)と喧嘩してたかなんかの腹いせで、怒鳴ってんだなって。

そういうことで、女を怒鳴る男って、いるよね~。信じられない!」

という、もはや社会問題も盛り込んで、

盛りに盛った、事件になってしまった。

 

向かない。

探偵にっという以前に、

私は、伝言ゲームに向かないのだわ。

 

あれ?

たれ蔵がめずらしく、恐ろしいあやに、ちょっかいかけてるぞ?

たれちゃん、あやと遊んでるの?

うふふ、たれちゃん、がんば~!

 

たれ蔵「なに、かあちゃん?」

いや、なんでもないから。

違う・・・違うから

 

たれ蔵「ぼくを呼んだの、かあちゃん?」

あぁ~来ちゃった。

ごめん、呼んだわけじゃないないんだ(来るの早すぎてピンボケた~)

たれ蔵は、気ままな猫には向かないね。