Cafe Eucharistia

実存論的神学の実践の場・ユーカリスティア教会によるWeb上カフェ、open

スターウォーズ、再び

2010-07-20 02:54:25 | 遥かなる銀幕の世界
今、NHK(BS hi)で、「スターウォーズ」エピソード1から6を公開順ではなく、物語の時系列順に、つまりエピソード順にしたがって毎日放映中である。とはいえ時間の都合上、それら全てを観られるわけがなく、NHKの宣伝文句にいう「フォースにまみれる7月」をコンプリートできないのが残念。

周知のとおり、オビ=ワン・ケノービ役はエピソード4以降はアレック・ギネスが、1から3ではユアン・マクレガーが演じている。とくにマクレガーにとっては、オビ=ワンをスムーズに前出のギネスに繋げるための役作りは相当大変だったに違いない。その努力の甲斐あって、それは見事に成功している。

その、オビ=ワン役移行に関して今回新たに気づいたこと、それは、声。マクレガーの普段の声がどんなものだかは知らないが、こ、これは、と時折ハッとさせられるのは……マクレガーの声までもが、ギネスに似ていることだ。いや、しゃべり方を似せているのは、それは役作りの一部としては、まあ当然かなとも思える。でも声まで真似るというのは、どういう芸当なのか。

芸なのか、それとも素からして似ているのか。とにかくすごいなあ、ユアン。さすがに顔まではあまり似ていないけど。

明日のエピソード4はたぶん観られるだろう。いよいよギネスのオビ=ワン登場だ。オビ=ワンの、ダースベーダーとの闘いで最後に言うセリフが、シリーズをとおして一番しびれる。でも、オビ=ワンて、ダースベーダーに殺されるのではなく、その瞬間、消えるんだったよね。その後、もちろん霊として復活するのだけれど(ジェダイとして生きる以上、当然である)、そこのところ、「消える」の意味が、まだ分かっていない不勉強な私。何か、どこかの神話に比類できる場面なのかもしれないけれども、これ一体、どういう意味なんだか。

ちなみに、真面目な優等生ではあるものの不器用で要領の悪いキャラクターであるオビ=ワンが私のお気に入りである一方、夫のお気に入りはヨーダ。尖がった耳、緑色、小さいがとてつもなく強いマスターであるところのヨーダ。確かに何というかこう、ヨーダには突き抜けたところがあって、エピソード1から3で登場するジェダイ評議員としてのヨーダより、エピソード5で登場する、隠遁者に成り下がった、完全にユーモアの世界に生きるヨーダの方にその「突き抜け」を見出すことができる。彼がヨーダ好きなのが、うーん、よく分かる気がするなあ。ジェダイはほぼ絶滅し、宇宙全体が暗黒面に支配されかかり、もう世の中に何の希望も持てないような時代にあって、それでも飄々としたヨーダの突き抜けた生き様に、憧れちゃうのよね。

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