Cafe Eucharistia

実存論的神学の実践の場・ユーカリスティア教会によるWeb上カフェ、open

神田万世橋でのひととき

2014-06-12 19:51:15 | 豆大福/トロウ日記
一昨日の火曜は久しぶりの休日。午前中に予約を入れてあった病院の診察を終え、かねがね寄りたいと思っていた「マーチエキュート神田万世橋」へ。神田川に架かる万世橋から昌平橋にかけてのJR高架下に去年新しくオープンした商業施設である。かつてのホームが再現公開されている旧万世橋駅も見たかったし、山形料理の「フクモリ」にも行ってみたかった。


フクモリでは、山形牛ハンバーグのランチが思ったより安かったので、赤ワイン300円を追加する。昼ワインだからか、ボディはかなり軽く、甘め。出汁の効いたきのこの味噌汁と、山形名物「だし」のかかった揚げ豆腐付きの定食で1000円。最近、めっきり肉を食べなくなった私でも、この山形牛ハンバーグは美味しかった。ハンバーグというより、粗挽きされたミディアムレアのステーキと言った方がよい。さっぱりしていて、胃もたれしない。


ランチタイムのピークをとうに外れていたこともあって、店内はゆったりとしていた。先日の大雨のせいだろうか、神田川はどんよりと濁っていたが、それでもテラスに一番近いソファ席ではまったりとできて気持ちがよい。

万世橋駅の跡地に、山形の食材カフェか…お祖父ちゃん、びっくりして喜んだだろうな。今日はとくに、お祖父ちゃんに、献杯。お祖父ちゃんが昭和の初めに山形から東京に出てきた時に初めて住んだのが、ここよりもうちょっと北にある団子坂だった。その後苦学して、再びこの地で電機無線の会社を興した。秋葉原が「電気街」なんて呼ばれるようになる、ずっと前の時代のことだ。

昔の万世橋駅周辺、いわゆる神田須田町は、私が想像していた以上にかつて賑わっていたらしいことが、展示されているジオラマなどから分かった。自分のムスメ(私のハハ)にも神田界隈の学校への進学を強く推したりと、お祖父ちゃんの神田好きな一面も今では分かるような気がする。

もうちょっとここら辺でゆっくりしたかったけど、そのあとは川口の倉庫に向かいたかったので足早に秋葉原駅へと向かった。久しぶりに、つかの間ののんびりとした休日を楽しむことができた。