円山

地図読み講習が終わり、札幌駅前の「紀伊国屋書店」に行く。
樹皮の種類について知りたかったので、ハンドブックを探す。
山の花や鳥などの本があるコーナー。そこで目に付いたのは「スミレの魅力」
山に行ったらスミレをたくさん見つける。
でも見分けがつかない。
思い切って購入する。そうしたら先日茂岩山で見た花は「アカネスミレ」ということがわかった。

樹皮の本を見たら、急に森に行きたくなった。
午後3時。こんなに遅くに森林に出かけることはない。
中央区円山だったら一時間もあれば一周できるので、ドニチカ切符を利用して、地下鉄で出かけた。

地下鉄の中でガイドブックを読み、しっかり予習する。
でも、実際に見ると？？？？全然分からない、森の木々。
ガイドブックを見ながら歩くと時間が掛かるので、思い当たる木の名前を浮かべながらただただ歩く。

夕方、陸上競技場や、野球場からにぎやかな声が聞こえる。
少し薄暗くなった登山コースを歩くと巨木が次々と現れる。
なんだかすごいね。樹齢何年？何百年？

27分で山頂に到着する。
山頂にくるとやっぱり気持ちがいいね。

春早い花たちはすでに終わっていた。
今はニリンソウ、クルマバソウなどの白い花が咲いている。
オドリコソウを見つけた。

昨年見たのは7月の平山。円山で見たのはもちろん初めて。
そして、ユキザサ。ヒトリシズカ。

円山は面白い。巨木もそうだが、北海道では道南から道央でしか見られない「杉」の木がある。道東出身のわたしは、杉は本州に旅行へ行ったときにしか見たことがなかった。
すくっとまっすぐに伸びているのが気持ちよい。

あっという間に一周してしまったので、北海道神宮に寄って見た。
正門は閉まっていていたが、「これからの人生が希望通り進みますように」、「世の中の人たちが幸せでありますように」お願いしてきた。

ストロボを使うと八重桜も違って見える。白い八重桜もあるんだね。
朝から散歩→講習→山歩きと一日いっぱい動き回っていたが、なんだかいい日だったと思う。わたしにはGWは関係ないけれど、世の中が普通のサイクルで動き出したほうが、なんだか落ち着くなーと思う。

富良野へ５月３日

水戸から甥が、23時間かけてJRを乗り継ぎやってきた。
両親と甥とどこかに遊びに行く計画（日帰り）を立てる。
札幌から富良野は良く行くが、両親と一緒に行くのは4年ぶりだと思う。
十勝川温泉から農道を通り、サホロ湖の近くからサホロスキー場手前で、国道38号にでる。狩勝峠を経由して三の山峠を経て山部の桜並木にたどり着いた。
終わりかけだが、なかなか見ごたえのある風景。
芦別岳は少し霞んでいた。

やっぱり桜はいいねぇ。心が和みます。

山部から太陽の里方向に左折して、次は「朝日ヶ丘公園」に行く。
富良野スキー場前の山全部が桜で覆われる大好きな場所。
ところが・・・・・桜はすっかり終わっていました
せっかく両親に山全部の桜を見せてあげたかったのに・・・・。
でも新緑の中を散策するのもおつなもの。
春紅葉の美しい森でゆっくり寛いだのでした。

淡い色合いが、なかなか良いでしょ？
そして見つけたホウバの新芽。でっかい！緑色の花みたい！

長距離の運転でちょっと疲れたけれど、いつも通過して終わっている「鳥沼公園」に行ってみた。湧き水が流れ込んでとても綺麗な沼だった。
予想以上に良い公園でした。こういう場所でゆっくり寛ぐのもいいなあ。
鳥沼公園の向かい側に「市民農園」があり、入り口付近にチューリップがたくさん植えられていた。たくさんあるチューリップ、綺麗です。

帰る方向から麓郷にも行けるのだが、「遠くなるからいやだ」という意見を受け、国道38号経由で家に帰った。
新得では漬物も買った。ここはほぼ全部の漬物が試食できるのでうれしい。お茶まで出してくれる。
両親は高齢だが、ドライブが大好き。
わたしが帰省すると必ずロングドライブに行きたがる。
日帰りドライブは300km以上。運転は好きだが、ちょっぴり疲れる。
いつまで両親と一緒にドライブにいけるかな？
長生きしてもらって、しょっちゅうドライブに行きたいものだ。