皆さんは「七輪」ってご存知でしょうか
今では、ガスコンロ、IHヒーターなど便利なものは当たり前の時代になりましたが
秋刀魚など、七輪に入れた炭火で焼けば美味しくいただけますね
ガスが普及するまではどこの家庭でも薪でお風呂を沸かしたり
ご飯を炊いていたりしていました
その時に出来る炭を「消壷」というものに入れ蓋をすると酸素が入らないので
炭は燃え尽きずに形を留めて残すことができます
母が土間に七輪を置きました
消し炭が熾されてその上にはちょっと底の厚いお鍋が載っていたように記憶しています
母は別のお鍋の中に卵を割って、お箸を5,6本握ってシャカシャカ音を立てていました
今では、ボールに卵を割ってハンドミキサーで卵をまったりクリーム状にする
そして、そこに篩った小麦粉をいれてざっくり混ぜればスポンジケーキの生地が出来上がる
お菓子作りの道具が揃っていない時代?
まして、我が家にはそんな道具などあるはずもなく
そこそこに卵が混ざる程度のものだったのでしょう
5、6本のお箸は今でいうところの泡だて器の代用ですね、考えたものだと思います
その音が聞こえると私はワクワクするのでした
今日は香ばしくて美味しいお菓子が食べられると判るからです^^♪
既に、七輪の上に掛けられたお鍋は暖められていて
その中に卵と小麦粉の生地が流し込まれます
そして蓋をすれば消し炭の火が程好く生地を焼き上げるのです
途中で蓋を開けて様子を観てからその生地をひっくり返すのですが
別に暖めておいたお鍋を上から被せてひっくり返すのです
そしてそのお鍋をまた七輪にのせて再び焼き上げるのです
お鍋をひっくり返す母の鮮やかな手つきに子供ながら見とれていました
私と弟はもう七輪の側から離れられません^^
弟が触らないように見張り番をするのも私の役目でしたけどね
香ばしい香りがただよってきます
今で言うところの「大判焼き」っていう感じでしょうか
餡も何も入っていないものですが
外は程好いキツネ色、中はふんわり卵色、程好い甘さ
それを作った母はまるで魔法を使っているように見えました
幸せな一こまがそこにありました
程なくして母は他界してしまいました
月日は流れ
私はハンドミキサーとオーブンを使って毎日のように
子供たちの為にケーキを焼きました
やがて、一番得意なものは、アップルパイになりました^^v
これはお店に売っているものより美味しいと言われましたね
友を訪ねるときはお土産に持参したものです
パイは、11月頃から3月までくらいと季節限定です
何故なら温度が上がると、生地がダラケて上手く何層にも織り上げられないからです
大理石の板があればいいんですが、そんなの無いですから
テーブルの上を片付けてそこで生地を織り上げていました
結構、力が要ります
パテシエに男性が多いのもうなずけますね
そうして折あげた生地が焼きあがると何層にも膨らむのです
思わず歓声をあげてしまいました^^v
娘が笑っていました
そして、今や、その娘も子供たちの為に時々はケーキ作りを楽しんでいるようです
母が七輪で焼き上げたケーキは幸せの味♪
私のケーキも、娘のケーキも幸せの味♪
私のケーキ作りの原点
それは母の「七輪ケーキ」にあったのです
画像は引き続き梅林公園です
梅香るマシュマロね。( ^)o(^ )
お茶請けに合いそうです。
卓上の適当な七輪を物色中です。
あ!判りました!焼肉用ですか?
秋刀魚もいいですね~煙も味のうちでしょうか
一家団欒ですね、団子③ちゃんたちの景が見えてきました♪
様子が見えそうな文章楽しく読ませて頂きました。
笑われそうですが、昨日「お気に入り」の機能を見つけ
「足とも」から移動させていただきます。
何事にも「ドンくさい」おっさんですが、これからも
よろしくお願いします。
拙い文でも楽しい情景として浮かんでいただければ
幸いです
俳句も同じです
悲しい、楽しい、嬉しい、は直接言わない
その代わりとしてそれらの思いが伝わってくるように書きます
観察して自然のそのままの情景を書く
そうすれば、文章に奥ゆかしさが出ますよね^^v
悲しい思い出はそっと胸にしまって楽しい思い出に換える
それがmakoの文章作法です、なんちゃって~^^v
こんなことが、蘇って来ました・・・
子どもの頃、たまぁ~に母がってくれた
ドーナツが、好きでした^^
今のように キッチンペーパーなどは、無かったのでドーナツが揚がると
新聞紙の上に 包装紙を重ねて
そこへ 揚げたてを 並べていました
私は、お砂糖をまぶす・・・お手伝い係りでした
そう、母の温もりそのものだったと言っても過言ではないですね^^
小学生の頃、同級生のお姉さんがドーナツをやはり七輪で作っているのを見かけたことがあります
その頃は既にガスが普及していて
私は父に教わってかりんとうを作っていましたね
強力粉をじっくり弱火で揚げて黒砂糖の煮詰まった中に絡めるのです
お菓子作りって楽しいですね
また、野菜の天ぷらなどは新聞紙の上で油を切っていましたね
nonさんのドーナツに砂糖をまぶす役目も楽しい思い出ですね~♪
七輪は既に他界した田舎の祖母が使ってました。
それ以外では観たことないです。
確かにケーキ作りは
体力が必要です
僕的にはケーキ作りは
「根気と体力」です。
私も七輪時代の人間です。
私は七輪できんつばを随分焼きました
ね。
これだけ進んだ文明の時代に七輪の
良さが見直されてこちらでも店頭に
並ぶようになりました。
七輪は安いのですが炭が高価で
もったいないと思ってしまいます。
焼き魚は絶対七輪ですよね。
おばあちゃまの時代には随分と活躍した道具だったのでしょうね
ケーキ作り
やはり、体力が必要ですよね~^^v
今はアントニオで買うことが多いですが^^;
今日も孫のバースディーケーキを買いました
shinさんのケーキを拝見していると、プラスα
それは、美術的センスだったり、音楽的センスだったり
します
舞台裏はやはり「根気と体力」ですね^^v
いつか、山高帽を被ったshinさんパテシエのケーキをいただきたいと夢みているのです^^♪
きんつばが焼けるのですか?知らなかったです
きんつば、大好きですよ^^
炭は確かに高いようですね
夏になればバーベキュー用の炭が売られているのを見かけますが
炭にもブランドがあるようですね
話は変わりますが、乙姫さんが書いてらしたSea'sのチョコですが (バレンタイン)
キャンディーもありますか?
妹から送ってきた荷物の中にそれらしき物が入っていました
また、後ほどUPしますね