。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

香川県へ=前編=♪

2014-01-16 | 国内旅行

香川県を踏むのは2度めだが、瀬戸大橋を渡るのは初めてのこと。

金刀比羅宮の階段を上がったのは、30年前の雨の日。
その時はフェリーで移動したから。

新車への乗り換えを機に、家族で1泊2日の遠出をこころみた。
天気は上々、ドライブ日和だ。

瀬戸内海の島々が浮かぶように点在するさまに、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」を、つい口ずさんでしまった。
誰の歌なん、と娘に突っ込まれつつ。

昼前に香川入りし、まずは坂出でランチタイム。
地元人が絶賛する「びんび三昧」へ向かう。

看板は回転寿司だが、定食も豊富にあり新鮮な刺身や天ぷらがいただけるらしい。
入店すると、回転ずしか定食かを尋ねられ、すかさず「定食」と答えた。
店の半分ほどが定食コーナーで、そのテーブル席へ。



海鮮定食が、昼時は曜日を問わず超破格値の1050円。
刺身と天ぷらの合体定食とでも言おうか。
ネタは、さっきまで泳いでたんとちゃうか~くらいの鮮度抜群。
初っ端から、こんなにいい思いをしてええんかなぁ。

ほっこりしたところで、次なるは・・・ニューレオマワールド初来園にテンションアップの面々。



子供連ればかりで浮くかと思ったが、そうでもなく安堵する。
笑って、はしゃいで、飛び跳ねたって、大人気ないなどとは微塵も感じさせない。
童心地に返れるのが、遊園地の魅力のひとつでもある。

「スペースシップ2056」を体験しようと、ドーム型の建物に入場した。
屋内を乗り物で巡るみたいだ。
コースターの座席に着くと、係員が安全バーをおろしつつ注意をする。
『暗闇がダメな方は?
カバンは下に置いて、足でしっかりと挟んでください。
帽子は飛んでしまうので取ってください。』
・・・帽子が飛ぶって・・・?・・・不安がよぎった。
帽子を取ってカバンに入れて・・・そうこうしているうちにスタート。
もう、後戻りはできない。

星空みたいな空間に入り込んだ。
どんな光景が続くのかなぁ~その余裕は束の間。
急加速し暗闇に吸い込まれた。
急カーブの連続で、その度に激しく横揺れするものだから、身体が左右にぶつかる。
痛いのなんのって、強打の数だけ悲鳴をあげたはずだ。
帽子どころか、身体ごと振り落とされそうな恐怖に耐えるのみ。

死のロードのやっと終点。
身体が強張り、すんなり立ち上がることもできず、「恐怖のドーム」としてインプットされてしまった。

覚束ない足取りで館をあとにし、パンフレットを確認すると、
 
 暗闇の中を疾走し、スリリングな宇宙旅行が楽しめる屋内型ジェットコースター

などと記されている。
これを読んでいたなら、絶対に拒否もんだ


だが、終わってしまえば、吐き出すようなそれぞれの事後報告に、みなで大爆笑。
打撲の大腿をさすりながらも止まらぬ笑いに、涙までこぼれる始末。

エネルギーを消耗したあとは、観覧車でのんびり。
娘は若さゆえ有り余ったパワーで4回もジェットコースターに乗り、超ご機嫌。
私は、眺めているだけでもハラハラドキドキなのに。


遊園地なんて何年ぶりだろうか。
楽しく羽目をはずして、気持ちが若返った。

「レオマ」の名前の由来がおもしろい。
当時の社長が大西さんで、
「レジャーは大西にまかせろ」の頭文字をとったものだとか。
有名な話らしいが、まったく知らなかった。


さぁて、夕刻までに、ひと山越えて宿にチェックインだ~。 


                                         =つづく=

  

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