喫茶 R ・ｃｏｃｏ ♪

舞鶴情報には、ついつい素直になびいてしまう。
生まれ育った地だもの、贔屓目になるのは仕方ない。

我が家３名に母も誘って、噂の『喫茶 R・coco』へランチに訪れた。
市内を流れる伊佐津川沿いの、一際目を惹く淡い黄色の２階建てだ。
通りに馴染みがなくとも、すぐに分かる。

禁煙席で予約していたので、上階へ上がった。
全席が伊佐津川に望む窓際のカウンター席に先客が一人。

私達には、部屋の中央テーブル席が用意されていた。
しかも唯一のテーブル席とあって、贅沢なまでにゆったり。

手作りの陶器や手芸品、絵画などのギャラリースペースが部屋を飾っている。

数量限定のランチが人気らしい。
とあらば、それを試したくなるのが私のありのまま。

主菜・豆皿３種・茶碗蒸し・ご飯・汁物・香物、デザートまでついて９８０円。
プラス２００円で、お得なドリンク付きセットにできる。

検索段階の写真で、近ごろ少食の母でも食べきれるだろうとの思いがあった。
ところが、私でさえも満足な量で、献立も味付けも配慮され美味しい。
それを皆と同じく完食した母は、かなり満腹のようだった。

コーヒーのスプーンに一欠けらの・・・何かしら？
変わった砂糖やね。
その心の声のはずが、止める間もなく口からこぼれ出てしまった。
即座にラスクと教えられ、皆がこらえきれず大笑いの一幕も。
店の方も、砂糖に見えなくもない、と一緒になって笑って下さったのが印象的だった。
カリッカリの歯ごたえは、ラスク以外の何物でもないよなぁ、と苦笑い。

窓越しの街並みが懐かしい。
小学校の級友達の家があり、よく遊んだ。
私達の頃は、習い事といっても、そろばん、書道くらい。
チョットええとこの子は、ピアノなんぞを習ってたりもしてたけど。
とにかく遊べや遊べ、大いに遊べって時代だった。
もちろん、遊ぶ前に宿題は済ませていた、かどうかは覚えてはいないが。