瀬戸内海クルーズとショッピングを終え、『茶寮拓膳』を目指す。
見知らぬ地で、ナビ君がしっかりと働いてくれたため予約時間よりも早く到着してしまった。
店先の縁台を借りて時間待ちするところへ、タクシーでやってきたのは6人の女性グループ。
何となく言葉が関西っぽいなって思っていたら、大阪方面の方々だった。
こじんまりとした店の座敷を関西組が占領してしまったため、後から来られた方達は全てお断り。
予約しといて良かったぁ。
検索時から惹かれた「ちらし御膳」を頂いた。
前菜と小鉢は、どれもが手の込んだ美さを競い全てが美味ゆえ、食むごとに皆が褒めたたえる。
京都あたりの店だと、この値段じゃ食べられないよねぇ~と隣席から聞こえくる大阪女子たちの言葉にうなづいた。
ちらし寿司は、ネタがごろごろと盛られて豪快。
入店して目に留まったのが、カウンターに置かれたでっか~い卵焼き。
出番を待っているようだが、前菜にでも並ぶのかな・・・と思っていたら。。。
何と!ちらし寿司の具だった。
味加減が抜群の酢飯に、たっぷりの新鮮な具、贅沢な一品だった。
満腹でゆっくりしたいところだが、染物体験の予約時間が近づいている。
ナビ任せに車を走らせると、もう少しのところで案内放棄されてしまった。
仕方なく体験教室に電話を入れ事情を説明したところ、予約をすっかり忘れられていた様子に愕然とする。
自宅で寛いでいらしたようだが、立ち往生した場所で合流し工房まで案内してもらった。
涼しい屋内作業かと思いきや、外と変わらぬ暑さの作業場と、エアコンがまだ効かぬ室内とを行ったり来たり。
当然ながら、体験用の準備もなされていなくて、染色液を作るための手伝いをした。
粉末を量ったり、混ぜ合わせたり、お湯を加えたり、、、たくさんの工程を言われるがままに真剣にこなしたけれど、使用材料の名前は何も覚えていない。
準備も整い、さあ、無地のスカーフ生地を染めてみよう♪
忘れられていたからこその普段じゃできない体験までさせて頂き、それはそれで良かったのかも。
しかし、粉末の軽量は小数点以下にも拘ったのに、その後が全てアバウト。
加える湯量はバケツのこのあたりかな、薄い色合いの液もこれくらいかな、って感じだ。
それだって熟練の勘なのかと疑いもせずに従ったのに。。。
ところが、とんでもない仕上がりになっちゃって、ガックリ。
ちょっと濃かったねぇ、染色液の薄め方が足りなかったようだ、と今さら言われたって。。。
濃淡の染め分けをしたかったのに、テンションだだ落ち!!
全くのイメージ違いに、全員が使う気にもなれず、見たくもなく、どうでもいいや~。
何か別の使い道を思案中。
「ひまわり畑」よりも大量の汗を流した体験を終え、家路に向かた。
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