雲行きは怪しいが、雨でも全く困らない二日目。
予定通り、元気に宿を出る。
「ツインブリッジのと」を渡ると、対岸は能登島。
パラパラと降り出した雨が次第に強さを増し、『のとじま水族館』到着時は、風雨になっていた。
日傘を盾に駐車場から入館口まで移動する。
入場券を購入すると、釣銭のほかに何やら付いてきた。
えっ!!「特別割引券」!!それも400円引き!!
でも、このタイミングで貰ってもねぇ。
遠方からの客にとっては、無用の長物。
紙片は邪魔ではないが、精神的には邪魔~全くもって面白くない。
「回遊水槽改修工事につき、大変ご迷惑をおかけしております。」とも書かれている。
だったら、期間中は入館者全員に割引料金を適用すればいいのではないか。
スッキリしないなぁ。
気分を取り直し入館♪
入ってすぐに、ジンベエザメの迫力あるお出迎え。
小さなエイがニッコリ笑顔(に見える)で愛嬌を振りまく。
カメラの前で、暫くポーズ(?)をとってくれた。
イルカショーは、どこの水族館でも大人気。
5頭のイルカの息もピッタリ。
空を飛んでいるみたいでしょ。
前回の鳥羽水族館から半年もたたずして、ペンギンと合えるなんて嬉しすぎる♪(^^♪♪
しかもお散歩だよ。
時速50kmで泳ぐ彼らの、違った一面を間近で見られるとあって、すごい人垣。
マゼランペンギンのよちよち歩く姿がたまらなく可愛い。
ペンギンプールからペンギン広場までのコースを、わき目も振らず歩く速度は思った以上に速い。
飼育員さん曰く、
「ペンギンは可愛いと思っていたが、飼育員になってからは全く可愛くない。」
何でなんで?
「くちばしの縁は剃刀状で噛まれると切れてしまう。」
と話す彼の腕に無数の切傷が痛々しく残る。
「腕力があって、力いっぱいたたかれるとあざになるほど痛い。」
そんなこんなで、今は可愛くないらしい。
可愛い部分しか知らなくてよかったなぁ~だからペンギンは永遠に可愛いままだ♪
館内を一巡りし気分が和んだところで、水族館をあとにした。
能登島のあと半分をドライブし、もう一つの橋「能登島大橋」を渡り帰路についた。