今朝、ちょっと早起きして近くの市場に行ってきた。
この市場の入口の近くには「ニワトリ」等の生きている鶏を、柵のある籠(かご)というか檻(オリ)に入れて売っている店があるのだが、いつもこの店の前を通る時に「サーズ」は大丈夫なのか?と思い、しばらく息を止めて通り過ぎることにしている。
その生きている鶏の店をなんとか通り過ぎると乾物の店が並び、そのまま真っすぐ進んで豆腐の店を通り過ぎると、奥は広場のようになっていて、そこにはたくさんの野菜の店が集中している。
そして一番奥が魚介類売り場だ。
今日は「マテ貝」の元気に潮を吹いているのを見掛けたので、1㎏程買ってアパートに持ち帰ってきた。
砂は噛んでいないようだが、直ぐに薄い塩水を作ってその中にマテ貝を入れておいた。
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写真のように砂は噛んでいないように見えるが、薄い塩水を作ってマテ貝を入れておく。
さて、今回はこのマテ貝をどうやって食べようか?いろいろ考えてみた。
生で食べるのはマテ貝は味が淡泊過ぎるので、「酒蒸し」、「ぬた」、それとも「辛子酢味噌」。
または、バター醤油?と考えたところで、いつものオリーブオイルとニンニクと一緒に炒めようと頭に浮かんだ。
スペイン料理のタパス(おつまみ)にもNavajas a la Planchaという(マテ貝の鉄板焼き)というオリーブオイルとニンニクと白ワインで蒸し焼きした料理があるが、今回は「ジェノバソース」を使ってみることにした。
このソースはスパゲッティーを炒めて「ジェノバソース」を加えるだけで簡単に「スパゲッティ ジェノべーゼ」になるので、いつも冷蔵庫に入れてあるが、生のバジルと松の実、オリーブオイルとチーズをミキサーに入れて混ぜるだけで簡単に自宅で作ることも可能だ。
ただし、日持ちがしないので一度作ると何日も「ジェノバソース」の料理が続くことになってしまう。
冷凍保存もできるが味が落ちるので市販品を買っておくのが便利だと思う。
それでは、早速、作るが「マテ貝の淡泊の味に、この「ジェノバソース」はピッタリの組み合わせだと思う。
◆「マテ貝の蒸し焼き ジェノバソース」の作り方。
1)用意する物。
写真手前の左から「マテ貝」「ニンニク」「鷹の爪」。写真奥の左から「オリーブオイル」「塩」「黒コショー」「白ワイン」「ジェノバソース」「パルメザンチーズ」。
2)作り方。
①ニンニクをみじん切りにする。
②フライパンを弱火に掛けオリーブオイルを大さじ1入れる。
③ニンニクのみじん切りを加えて炒める。
④鷹の爪を加える。
⑥マテ貝をフライパンに並べる。
⑦塩を振る。
⑧黒コショーを振る。
⑨白ワインを大さじ1加える。
⑩蓋をして蒸し焼きする。
⑪貝が開いたらフライパンの蓋を取る。
⑫貝の片側を取り除き皿に盛る。
⑬フライパンを再度火に掛けジェノバペーストを加えて煮つめる。
⑭フライパンで煮つめたソースの味を「塩」「黒コショー」で整え、皿の上に盛ったマテ貝に掛ける。
(ジェノバソースが足りなければ少量を加えよう)
⑮パルメザンチーズを振りかける。
⑯出来上がり。
⑰お好みでレモンを絞って食べる。
日本料理店で仕事をしていることもあってか、また、人生の半分以上を海外で生活しているせいか、自宅に帰ってまずはビールという時には、日本料理よりもこういう「タパス」を作ることが多い。
このブログでは料理の紹介の時に写真が多いので、難しそうに見えるかも知れないが、たいていは10分も掛らずに作っている。
簡単に美味しい「おつまみ」を作るポイントは、冷蔵庫にある残り物でも素材とソースの組み合わせだと思う。
今回の料理も「バジルペースト」を加えただけで、スペインのNavajas a la Planchaという(マテ貝の鉄板焼き)より、数段と美味しくなっている。
さて、先日、上海で同じく料理店の仕事をしいる友人が「サフラン」を見付けて持ってきてくれた。
南米のある料理を久しぶりに食べたくて「サフラン」を上海で探していたのだが見つからず、先日、その友人と食事をした時にサフランの話しをしたところ、上海の「City スーパー」で1個だけ売っていたとのことだった。
次回は、このサフランを使った南米料理の話をしよう。
友人が持って来てくれた「サフラン」の写真。
この市場の入口の近くには「ニワトリ」等の生きている鶏を、柵のある籠(かご)というか檻(オリ)に入れて売っている店があるのだが、いつもこの店の前を通る時に「サーズ」は大丈夫なのか?と思い、しばらく息を止めて通り過ぎることにしている。
その生きている鶏の店をなんとか通り過ぎると乾物の店が並び、そのまま真っすぐ進んで豆腐の店を通り過ぎると、奥は広場のようになっていて、そこにはたくさんの野菜の店が集中している。
そして一番奥が魚介類売り場だ。
今日は「マテ貝」の元気に潮を吹いているのを見掛けたので、1㎏程買ってアパートに持ち帰ってきた。
砂は噛んでいないようだが、直ぐに薄い塩水を作ってその中にマテ貝を入れておいた。
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写真のように砂は噛んでいないように見えるが、薄い塩水を作ってマテ貝を入れておく。
さて、今回はこのマテ貝をどうやって食べようか?いろいろ考えてみた。
生で食べるのはマテ貝は味が淡泊過ぎるので、「酒蒸し」、「ぬた」、それとも「辛子酢味噌」。
または、バター醤油?と考えたところで、いつものオリーブオイルとニンニクと一緒に炒めようと頭に浮かんだ。
スペイン料理のタパス(おつまみ)にもNavajas a la Planchaという(マテ貝の鉄板焼き)というオリーブオイルとニンニクと白ワインで蒸し焼きした料理があるが、今回は「ジェノバソース」を使ってみることにした。
このソースはスパゲッティーを炒めて「ジェノバソース」を加えるだけで簡単に「スパゲッティ ジェノべーゼ」になるので、いつも冷蔵庫に入れてあるが、生のバジルと松の実、オリーブオイルとチーズをミキサーに入れて混ぜるだけで簡単に自宅で作ることも可能だ。
ただし、日持ちがしないので一度作ると何日も「ジェノバソース」の料理が続くことになってしまう。
冷凍保存もできるが味が落ちるので市販品を買っておくのが便利だと思う。
それでは、早速、作るが「マテ貝の淡泊の味に、この「ジェノバソース」はピッタリの組み合わせだと思う。
◆「マテ貝の蒸し焼き ジェノバソース」の作り方。
1)用意する物。
写真手前の左から「マテ貝」「ニンニク」「鷹の爪」。写真奥の左から「オリーブオイル」「塩」「黒コショー」「白ワイン」「ジェノバソース」「パルメザンチーズ」。
2)作り方。
①ニンニクをみじん切りにする。
②フライパンを弱火に掛けオリーブオイルを大さじ1入れる。
③ニンニクのみじん切りを加えて炒める。
④鷹の爪を加える。
⑥マテ貝をフライパンに並べる。
⑦塩を振る。
⑧黒コショーを振る。
⑨白ワインを大さじ1加える。
⑩蓋をして蒸し焼きする。
⑪貝が開いたらフライパンの蓋を取る。
⑫貝の片側を取り除き皿に盛る。
⑬フライパンを再度火に掛けジェノバペーストを加えて煮つめる。
⑭フライパンで煮つめたソースの味を「塩」「黒コショー」で整え、皿の上に盛ったマテ貝に掛ける。
(ジェノバソースが足りなければ少量を加えよう)
⑮パルメザンチーズを振りかける。
⑯出来上がり。
⑰お好みでレモンを絞って食べる。
日本料理店で仕事をしていることもあってか、また、人生の半分以上を海外で生活しているせいか、自宅に帰ってまずはビールという時には、日本料理よりもこういう「タパス」を作ることが多い。
このブログでは料理の紹介の時に写真が多いので、難しそうに見えるかも知れないが、たいていは10分も掛らずに作っている。
簡単に美味しい「おつまみ」を作るポイントは、冷蔵庫にある残り物でも素材とソースの組み合わせだと思う。
今回の料理も「バジルペースト」を加えただけで、スペインのNavajas a la Planchaという(マテ貝の鉄板焼き)より、数段と美味しくなっている。
さて、先日、上海で同じく料理店の仕事をしいる友人が「サフラン」を見付けて持ってきてくれた。
南米のある料理を久しぶりに食べたくて「サフラン」を上海で探していたのだが見つからず、先日、その友人と食事をした時にサフランの話しをしたところ、上海の「City スーパー」で1個だけ売っていたとのことだった。
次回は、このサフランを使った南米料理の話をしよう。
友人が持って来てくれた「サフラン」の写真。