豆鯵と茄子の南蛮漬け

日曜日のもうひとつの出来事です。
うちの主人は釣りが好きで
土・日曜日になると、釣り仲間と一緒に釣りに出かけます。


和歌山や日本海の方まで遠出したりもしますが
たいていは、岸和田や堺の港、また神戸の方で釣っています。


チヌ（黒鯛）ばかり狙っているので、なかなか釣れません。
けれど時には大漁の日もあって、その喜びは天にも昇るほど。
だから釣りは、楽しいのでしょうね。




日曜日は、豆鯵を釣って来ました。
大物（チヌ）を狙うより、小さいの（豆鯵）を手堅く釣って
家に持って帰ろうと思ったのでしょう。


人差し指くらいの大きさの豆鯵が５０匹くらいありました。


チヌ（黒鯛）は、いつもお造りにしますが
豆鯵の料理と言えば、南蛮漬けでしょう。



内臓を出して、普通はお頭（かしら）付きなのですが
私は、食べやすいように頭とシッポを取ると
人差し指くらいの豆鯵が、親指くらいの大きさになりました。




豆鯵に小麦粉をまぶして、中火で揚げていきます。
ボリュームがないので、冷蔵庫にあった茄子も一緒に油で揚げて
漬け込みました。




彩り野菜は、玉葱と人参とピーマン。
あれ？　冷蔵庫にはピーマンがありません。
代わりに、胡瓜を千切りにしましょう。

こんなの千切りとは言えないような包丁さばき。
私のお料理はいつもダイナミックで荒削り。




漬け汁は、酢、砂糖、みりん、薄口醤油。
食べる３~４時間前に作って漬け汁に漬けておくのがいいのですが
私はいつもドタバタ、時間ギリギリ。


翌日になると、もっと美味しくなります。
それから豆鯵は、２度揚げすると、カラッと揚がりますよ。


揚がった豆鯵を熱いまま、ジュジュッと漬け汁の中に漬けこむと
味がしみ込みやすいです。




夏野菜の茄子をプラスすると、凄くボリュームあるでしょ？
お試しください。


アッ・・・それから天ぷら鍋を見せちゃって、恥ずかしいです。
毎日のように、揚げ物（フライや天ぷら）をしているので
天ぷら鍋が真っ黒なんです。


でもこのお鍋、使い勝手がよくて、なかなか新調できません。
分厚くて、深さがあって、フライや天ぷらに最適。
厨房の裏方は、まあ、こんなものです。（笑）